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【2026年】インパクトドライバーおすすめ11選|DIY・プロ用途別に実機で比較(ビス打ちの速さも実測)

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インパクトドライバーは、電動工具の中でも特に機種の多い工具です。電圧だけでも3.6Vから40Vmaxまであり、同じメーカーの中でもDIY向けとプロ向けで性能も価格も大きく違います。

この記事では、筆者が実際に買って使ったマキタ・HiKOKI・DCMのインパクトドライバーから、用途別に11機種を選びました。ペン型を除く9機種は、120mmのコーススレッドを木材に打ち込む時間を各レビューで測っています。

この記事を読むと、自分の作業と持っている電池から、11機種のどれを選ぶかが決められます。構成は、11機種の比較表と選び方の3つのポイント、そのあとに用途別のおすすめ。

おすすめのインパクトドライバー

おすすめインパクトドライバー11機種の比較表

価格はメーカーの標準小売価格(税別・2026年10月時点)で、販売店での実際の価格とは異なります。本体のみの設定が無い機種は、電池・充電器付きのセットの価格です。ビス打ちの時間は、各レビューで120mmのコーススレッドを木材に打ち込んだ1本あたりの時間で、筆者が動画から測った値です。

機種電圧最大トルク質量
(電池込み)
標準小売価格
(税別)
120mmビス
1本の時間
HiKOKI
FWH12DAL
10.8V110N・m1.1kg23,100円
(2.0Ah電池2個・充電器付)
約6.4秒
HiKOKI
FWH18DA
18V140N・m1.3kg24,900円
(2.0Ah電池1個・充電器付)
約7秒
マキタ
TD023D
7.2V25N・m0.57kg15,200円
(本体のみ)
-
HiKOKI
WH3DA
3.6V25N・m0.58kg13,400円
(本体のみ)
-
マキタ
TD156D
18V155N・m1.3kg-約3秒強
HiKOKI
WH12DCA
10.8V170N・m1.2kg27,000円
(本体のみ)
約3秒
マキタ
TD111D
10.8V135N・m1.1kg18,400円
(本体のみ)
約4秒
DCM
ID-180D
18V190N・m1.3kg-約2.6秒
マキタ
TD173D
18V180N・m1.5kg29,700円
(本体のみ)
約2.2秒
HiKOKI
WH36DD
36V200N・m1.6kg32,700円
(本体のみ)
約2.8秒
マキタ
TD002G
40Vmax220N・m1.6kg31,100円
(本体のみ)
約2.5秒

TD023DとWH3DAは小ねじ用のペン型なので、120mmのビスでは測っていません。TD156DとID-180Dは、メーカーの公式サイトで価格を確かめられなかったため「-」にしています。ビス打ちの時間は電池の残量や材料で多少変わるので、目安として見てください。

同じ120mmのビスでも、速い機種は約2.2秒、DIYモデルは約6〜7秒と、3倍ほどの差がありました。1日に数本打つだけなら気にならない差ですが、下地や棚を何十本も留める作業では、待ち時間の合計が変わってきます。

インパクトドライバーの選び方、3つのポイント

持っている電池のメーカー・電圧に合わせる

電池は同じメーカー・同じ電圧の工具どうしでしか使い回せません。すでにマキタやHiKOKIの電池を持っているなら、同じ電圧の本体のみを選ぶと電池と充電器のぶんを買わずに済みます。

電池をまだ持っていないなら、使える工具の種類が多い18Vから始めると、あとで丸ノコやクリーナーを足すときに電池を共用できます。マキタの電池の種類と互換性は、別の記事で詳しくまとめています。

作業の重さで電圧とクラスを決める

電圧向いている作業この記事の機種
3.6V・7.2V配電盤・家具の組み立てなど、小ねじの締め付けWH3DA/TD023D
10.8VDIY全般、プロの持ち歩き用の2台目FWH12DAL/WH12DCA/TD111D
18VDIYから現場まで。長いビスや下地の作業FWH18DA/TD156D/ID-180D/TD173D
36V・40Vmax現場のメイン機。太いビスやボルトを多く締める作業WH36DD/TD002G

同じ電圧でも、DIYモデル(FWH12DAL・FWH18DA)と上位機(WH12DCA・TD173Dなど)ではビス打ちの速さが2倍以上違います。打つ本数が多いなら、作業時間を左右するのは電圧よりクラスの差です。

モード切替と防じん・防水が要るか

上位機には、回転と打撃の強さを切り替えるモードや、ボルト・テクスねじ(薄い鋼板用のねじ)向けの自動モードが付きます。小ねじを締めすぎたくない、ボルトの緩めで共回りさせたくない、という作業があるなら、モード付きの機種のほうが使い分けられます。

屋外の現場や粉じんの多い場所で使うなら、防じん・防水の規格も確認しておきたいところです。この記事の11機種では、WH12DCA・WH36DD・TD002Gが防じん・防水の規格IP56に対応し、TD173Dはマキタ独自の防じん・防水技術(APT)を備えています。

DIYの入門・小ねじ用のおすすめ

HiKOKI FWH12DAL(10.8V):これからDIYを始める場合

HiKOKI 10.8VインパクトドライバーFWH12DAL

HiKOKIのDIYモデルで、2.0Ahの電池2個・充電器・ケース付きのFWH12DAL(2BS)が標準小売価格23,100円(税別)。質量1.1kgと軽く、電池付きのセットで始められるので、初めての1台の候補になります。

最大トルクは110N・m。120mmのコーススレッドは1本約6.4秒で、上位の10.8V機WH12DCA(約3秒)の倍ほどかかります。棚の組み立てや木工で数本ずつ打つ使い方なら、この差で困る場面は多くありません。付属の電池はHiKOKIのプロ用10.8V工具とも共用できます。

HiKOKI FWH18DA(18V):DIYでも18Vの工具を増やしていく場合

HiKOKI 18VインパクトドライバーFWH18DA

同じHiKOKIのDIYモデルの18V版です。標準小売価格(税別)は、2.0Ahの電池1個・充電器付きのFWH18DA(BG)が24,900円、電池2個付きの(2BG)が34,100円。最大トルクは140N・mで、FWH12DALより30N・m高い値です。

120mmのビスは1本約7秒で、FWH12DALと大きな差はありませんでした。違いは電池のほうで、18Vの電池はHiKOKIのプロ用18V工具とも共用できるため、DIYでも丸ノコやクリーナーを増やしていくつもりなら、10.8VよりFWH18DAのほうが後で工具を選びやすくなります。

マキタ TD023D(7.2V):小ねじの締め付けが中心の場合

TD023Dをピストル形にして持ったところ

配電盤のねじ締めや家具の組み立てのように、小ねじが中心ならペン型のTD023Dが候補になります。2026年2月に発売された、旧型TD022Dから約10年ぶりの新型です。

最大トルクは25N・mで旧型と同じですが、ワンタッチでビットを付け外しできるようになりました。ストレート形とピストル形に曲げて使えるので、狭い場所でも取り回せます。本体のみのTD023DZは15,200円、7.2Vの電池2個・充電器付きのTD023DSHXは27,700円(税別)で、色は青・黒・オリーブのほかに限定色が2色あります。

HiKOKI WH3DA(3.6V):小ねじを低速で丁寧に締めたい場合

WH3DAをピストル形にして持ったところ

TD023Dと同じ2026年2月に出たHiKOKIのペン型です。最大トルクは同じ25N・mで、ジョイスティック式のスイッチと、600・1,000・1,300回転の3段階のスローモードが付くのが違いです。薄板や化粧材のように、締めすぎると傷めやすい材料を低速で丁寧に締められます。

電池は3.6Vですが5.0Ahの大容量で、1充電でM5の機械ねじ約2,400本が目安です。ジョイスティックは本体の左側だけにあるので、左手で持つ人は操作のしかたが変わる点に注意が必要です。本体のみのWH3DA(NN)は13,400円(税別)です。TD023Dとは、スローモードが要るかどうかで比べると選びやすくなります。

DIYの中級者・プロの2台目のおすすめ

マキタ TD156D(18V):マキタ18Vの電池をDIYでも使いたい場合

マキタ18VインパクトドライバーTD156D

2025年5月に発売された、マキタ18VのDIY寄りのモデルです。最大トルク155N・m、付属の電池BLB182を付けて1.3kg。BLB182はマキタの18V(LXT)の電池と互換があり、プロ用の18V工具にもそのまま使えます。

120mmのビスは1本約3秒強で、HiKOKIのDIYモデルFWH18DA(約7秒)の半分ほどの時間でした。モード切替と防じん・防水の機能はありません。これからマキタ18Vで工具をそろえていくつもりなら、入口の1台として候補になります。

HiKOKI WH12DCA(10.8V):10.8Vで速さとモードがほしい場合

HiKOKI 10.8VインパクトドライバーWH12DCA

HiKOKIの10.8Vの上位機で、最大トルクは170N・m。120mmのビスを約3秒で打ち込み、これまで測った10.8Vのインパクトドライバーの中ではいちばん短い時間でした。18Vの上位機と近い速さです。

ソフト・パワー・ボルト・テクスのモードを切り替えられ、防じん・防水にも対応しています。本体のみのWH12DCA(NN)は27,000円(税別)で、10.8Vとしては高めの価格です。DIYモデルでは物足りなくなった場合や、現場で持ち歩く軽い2台目として候補になります。

マキタ TD111D(10.8V):マキタの10.8Vの電池を持っている場合

マキタ10.8VインパクトドライバーTD111D

マキタの10.8V(スライド式)の上位機で、最大トルク135N・m、ブラシレスモーターを積んでいます。強・弱と楽らくモードを切り替えられ、120mmのビスは1本約4秒でした。

本体のみのTD111DZは18,400円(税別)で、WH12DCA(NN)より8,600円安い価格です。防じん・防水の機能は無いので、屋外や粉じんの多い現場で使うなら注意が必要です。マキタの10.8Vの電池をすでに持っているなら、本体のみで足せます。

DCM ID-180D(18V):マキタ・HiKOKIにこだわらない場合

DCM 18VインパクトドライバーID-180D

ホームセンターのDCMが出している18Vのインパクトドライバーです。ブラシレスモーターを積み、最大トルクは190N・m。弱・中・強の3段階で強さを切り替えられます。

120mmのビスは1本約2.6秒で、マキタ・HiKOKIの上位機と近い時間でした。電池はDCMの18Vシリーズの丸ノコ・ディスクグラインダー・ブロワなどと共用できますが、マキタやHiKOKIと比べると使える工具の種類は少なく、防じん・防水の機能もありません。

プロのメイン機のおすすめ

マキタ TD173D(18V):マキタ18Vでビス打ちの速さを優先する場合

マキタ18VインパクトドライバーTD173D

マキタ18Vの上位機です。120mmのビスを1本約2.2秒で打ち込み、この記事で測った9機種の中ではいちばん短い時間でした。最大トルクは180N・mで、40Vmaxや36Vの機種より低い値ですが、ビス打ちの速さでは上回っています。

ヘッドの長さは111mm。強さの4段階と楽らくモード4種類の合わせて8つのモードがあり、ビットの周りを囲むリング状のLEDライトと、マキタ独自の防じん・防水技術(APT)を備えています。本体のみのTD173DZは29,700円(税別)で、色は青・黒・オリーブの3色です。

HiKOKI WH36DD(36V):HiKOKIのマルチボルトの電池を持っている場合

HiKOKI 36VインパクトドライバーWH36DD

HiKOKIの36V(マルチボルト)の上位機で、2024年2月に発売されました。最大トルクは200N・m、120mmのビスは1本約2.8秒。防じん・防水はIP56に対応しています。

Bluetooth付きの電池を付けるとスマホのアプリとつながり、スイッチの遊びや回転数を自分好みに変えられるうえ、低速で細いビスを締める「細ビスモード」もアプリから設定できます。本体のみのWH36DD(NN)は32,700円(税別)です。

マキタ TD002G(40Vmax):マキタ40Vmaxで細かく設定したい場合

マキタ40VmaxインパクトドライバーTD002G

マキタ40Vmaxのインパクトドライバーで、最大トルクは220N・m。楽らくモードは6種類あり、防じん・防水はIP56に対応しています。120mmのビスは1本約2.5秒でした。

別売のBluetoothアダプタADP11を付けると、スマホのアプリで各モードの回転数やソフトスタート、打撃の時間を設定できます。アプリで設定を変えるつもりが無いなら、18VのTD173Dとの違いはトルクと電池の電圧が中心になるので、持っている電池で選んでかまいません。本体のみのTD002GZは31,100円(税別)です。

マキタ40Vmaxには、2026年7月に同じ220N・mで質量1.5kgのTD005Gも加わっています(本体のみのTD005GZは37,400円・税別)。

迷ったときの早見表

こんな場合機種
電池付きのセットで、これからDIYを始めるHiKOKI FWH12DAL
DIYでも18Vの工具を増やしていくHiKOKI FWH18DA
小ねじが中心。シンプルに使いたいマキタ TD023D
小ねじを低速で丁寧に締めたいHiKOKI WH3DA
マキタ18Vの電池をDIYから使い始めたいマキタ TD156D
10.8Vで速さとモードがほしいHiKOKI WH12DCA
マキタの10.8Vの電池を持っているマキタ TD111D
マキタ・HiKOKIにこだわらないDCM ID-180D
マキタ18Vでビス打ちの速さを優先マキタ TD173D
HiKOKIのマルチボルトの電池を持っているHiKOKI WH36DD
マキタ40Vmaxで、アプリで細かく設定したいマキタ TD002G

電動工具なびの見解

インパクトドライバー選びは、持っている電池と、打つビスの本数で決まります。電池をすでに持っているなら同じメーカー・電圧の本体のみ、まだ持っていなくてDIYで始めるならHiKOKIのFWH12DALかFWH18DAが候補になります。

注意したいのは、同じ電圧でもDIYモデルと上位機でビス打ちの時間が2倍以上違うこと。下地や棚で何十本も打つなら、電圧より上位機かどうかで比べてください。

迷ったら、すでに持っている電池のメーカーと電圧を基準に選ぶのが、いちばん無駄の少ない選び方です。
ode

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