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「DIYには」十分すぎる性能。【DCM_18Vインパクトドライバ「ID-180D」レビュー】

今回ご紹介するのはDCMの18Vインパクトドライバ『ID-180D』。

DCM製18Vインパクトドライバ

最近よくTVCMで見かけるやつね。
でもマキタやHiKOKIに比べるとどうなのかしら?

おそらく、このページにたどり着いているということは、

「おっ。なんかDCMで電動工具売ってるっぽいけど、性能はどうなんだ?DIYに使えそうか?」

と、私も含めてTVCMを見て疑問を持った方も多いはず。

今回はそんな疑問を解消するために『ID-180D』についてレビューしていきます。

結論としては「DIYには十分すぎるぐらいの性能、コスパ良し」です。

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DCMの10.8Vインパクトはコチラ

こんな方にオススメ♪

  • DIYに使いたい
  • 丸一日ビスを打ち続けるような長時間の連続使用はほとんどない
  • 大手メーカの安心感よりも低価格が命

別の機種が良さそうな方

  • 過酷環境(屋外・塵埃)での使用が多い
    ⇒マキタ(TD173D)やHiKOKI(WH18DC)の防塵機種を
  • いろんな電動工具を集めたい。バッテリをキャンプとか災害への備えにも活用したい。
    ⇒マキタ、HiKOKIで集めましょう。

ID-180Dのラインナップ

ID-180D』のラインナップは、バッテリと充電器がセットになっており購入後すぐに使用できるスターターキット。

バッテリと充電器は既に持っている方のためのインパクト本体のみの2種類がラインナップされてます。

大半の人がスターターキットを選ばれるのかなと思います、

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ID-180Dスターターキット

本体色
バッテリー1.5Ah×1個
充電器付属
収納ケースハードケース
その他付属品No.2(+)ビット×2本、フック

ID-180Dドライバ本体のみ

本体色
バッテリー無し
充電器無し
収納ケース無し
その他付属品

ID-180Dの価格帯

ID-180Dの価格帯

ラインナップ定価Amazon価格
(2023年9月時点)
ID-180D
単体
9,878円9,878円
ID-180D
スターターキット
(1.5Ahバッテリ×1)
15,180円15,180円
MTD002DSX
(1.5Ahバッテリ×2)
30,600円19,000円

ID-180Dスターターキット』で約15,000円。

マキタのDIYシリーズ18VインパクトMTD002DSX(1.5Ahバッテリ×2)と比べると、Amazon価格で4,000円ほど価格は下がりますが、バッテリ個数の違いまで考慮すると『ID-180D』が特に安いというわけではないですね。

期間限定でセール商品になってることも☆

ID-180Dの外観とサイズ・重量

外観・基本スペック

DCM製ID-180Dの外箱

購入したのは『ID-180Dスターターキット』。

箱のデザインが何気にオシャレ♪

DCM製ID-180Dスターターキットのセット内容

スターターキットのセット内容

  • インパクト本体
  • バッテリ(1.5Ah)×1個
  • 充電器
  • No.2(+)ビット×2本
  • 取扱説明書
  • ハードケース
ID-180D_バッテリ取り付け時

1.5Ahバッテリー取り付け時。

工具本体とバッテリの色が全く同じ。

かつ接続箇所が滑らかになっているので一体感あり。

DCMさんはデザインにはこだわってる印象ですね♫

ID-180Dの重さ

バッテリ装着時の重さは大体1.3kg。

1.5Ahバッテリ搭載ということを考えると、マキタやHiKOKIと比べても特に重くもなく軽くもなく。

ID-180Dの手持ち感

DCMの10.8Vインパクト「T-ID108V」は差込式バッテリのためグリップが太めで、手が小さい女性の方などには少々持ちにくさを感じましたが、『ID-180D』ではそんなことはないですね。

私も手は小さい方で、ID-180Dの方がT-ID108Vより重さはあるもののグリップが細いので持ちやすいです。

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各種機能

機能内容
モード設定パワー設定
(弱/中/強)
ビットワンタッチ取り付け非対応
防水・防塵非対応
Bluetooth通信非対応
LED有り
(連続点灯は非対応)

搭載機能としてはモード(パワー)設定とLED。

防水や防塵機能は搭載していないため、屋外や塵埃の多い過酷な環境での使用は不向き。

この辺りはやはりプロ向けというよりDIY向けですね。

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モード設定

ID-180Dのモード設定

ID-180Dでは弱/中/強のパワー設定が可能。

正直この価格帯でパワー設定がついているのは驚き。

設定回転数打撃数
0~3200回転/分0~3800回/分
0~2000回転/分0~2800回/分
0~1000回転/分0~1300回/分

コーススレッドからミニビス等、パワーの必要なものから繊細な作業までパワー設定により快適に作業できるようになってます。

※このページの下の方に各パワーでの使用動画もUPしてますのでぜひご参考に。

LED

ID-180DのLED

LEDは足元に1灯を搭載、暗くなりがちな手元を明るく照らしてくれます。

トリガーに連動して点灯するようになっており、マキタ等のように連続点灯してライト代わりに使うまでの機能は流石に未搭載です。

他機種との比較

マキタDIYシリーズ「MTD002D」との比較

ID-180DとMTD002Dの比較

マキタのDIYシリーズ18Vインパクト「MTD002D」と比較してみます。

ID-180DMTD002D
モータブラシレスモータブラシモータ
最大トルク値190N・m155N・m
最大回転数3200回転/分2500回転/分
最大打撃数3800回/分3000回/分
モード切替弱/中/強無し
その他機能LEDLED
Amazon価格15,180円19,000円

写真で見比べていただいたら分かる通り、『ID-180D』の方がブラシレスモータを搭載していることもありヘッドもコンパクト。

重さはどちらも1.3kgと変わりませんが、取り回しは『ID-180D』の方が良し。

性能面でも『ID-180D』の方が最大トルク値が高く、パワー設定機能あり。

価格に関しては同等かなと。

※『ID-180D』はバッテリ1個、MTD002Dはバッテリ2個での値段なので、バッテリ分を差し引くと大体同じ値段ぐらい。

マキタのLightバッテリ18Vは互換性は皆無に等しいことも考えるとID-180Dを選ぶ方が断然いいと考える。

DCM10.8Vインパクト「T-ID108V」との比較

次に、同じDCMのインパクトドライバで10.8Vの「T-ID108V」と比較。

ID-180DとT-ID108Vの比較
ID-180DT-ID108V
モータブラシレスモータブラシモータ
最大トルク値190N・m90N・m
最大回転数3200回転/分2200回転/分
最大打撃数3800回/分2700回/分
モード切替弱/中/強無し
その他機能LEDLED

10.8Vの「T-ID108V」はそのデザイン性から愛用するDIY女子も多いかと思います。

ただ、「T-ID108V」のレビュー記事でも書いたように差し込み式バッテリであるがゆえ、グリップが太いことが難点。

ID-180D』ではスライドバッテリを採用しているため、握りやすいグリップ形状・太さとなっており、手が小さめのかたが長時間使用しても疲れにくいと思います。

性能に関しては、『ID-180D』の圧勝。

価格はスターターキットで10.8Vの「T-ID108V」の方が4,000円ほど安い。

デザインが気に入った・そんなにDIYやらないという方はT-ID108Vでも良いかと思いますが、そうでない方は『ID-180D』を選ぶ方がストレスなくDIYライフを楽しめると思います。

実際に使ってみる

コーススレッドやらピアスビスやら試し打ち

使い勝手はDIYには十分すぎるぐらい。

スリムビス、コーススレッド、コーチボルト、ピアスビスを打ち込んでみましたが、結構快適。

マキタやHiKOKIのDIYモデルでもパワー設定を搭載した機種はない中、

やはりパワー設定ができるのは『ID-180D』の大きな強みですね。

手慣れた人であれば、パワー設定がなくともトリガー操作で無段変速を上手に扱うわけですが、これがなかなか私みたいな素人には難しい。

ID-180D』の価格帯でのパワー設定機能搭載はかなり嬉しいですね♫

コーススレッド120mmのビス打ち速さ

当ブログでは120mmのコーススレッドのビス打ち速さで各機種を比較。

※木材硬さの違いや、トリガーの引き方の微妙な違い等の条件で誤差は多少あるかと思いますが、参考までに。

ID-180Dのビス打ち速さ

コーススレッド120mm(材:SPF)を1本打ち込むのに2.6秒。。。

まさかのマキタ・HiKOKIのフラグシップ級!!

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確かにマキタのTD173DやHiKOKIのWH18DCらの18Vフラグシップを上回る最大トルク値(190N•m)を持っているので、ある程度は作業スピードも速いだろうなと思ってましたが、まさかここまでとはあまり予想してませんでした。

ID-180Dのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

マキタ・HiKOKIフラグシップなみの最大トルク値
バッテリ容量が多くても2.5Ahなので長時間の連続作業は不向き。
作業に合ったパワー設定で快適作業 バッテリの汎用性が低い。(DCM18Vシリーズ工具は7ラインナップのみ)
マキタHiKOKIフラグシップの半分以下の価格 防水・防塵機能は無し。

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『ID-180D』をオススメできる人は

こんな方にオススメ♪

  • DIYに使いたい
  • 丸一日ビスを打ち続けるような長時間の連続使用はほとんどない
  • 大手メーカの安心感よりも低価格が命

別の機種が良さそうな方

  • 過酷環境(屋外・塵埃)での使用が多い。長時間使用する。
    ⇒マキタ(TD173D)やHiKOKI(WH18DC)の防塵機種を
  • いろんな電動工具を集めたい。バッテリをキャンプとか災害への備えにも活用したい。
    ⇒マキタ、HiKOKIで集めましょう。

まとめ

ということで今回は『ID-180D』をレビューしました。

マキタやHiKOKIのフラグシップと同じぐらいのトルク値をお持ちかつパワー設定もあり、かなり扱いやすいインパクトになっていると思います。

気になるのはバッテリや防塵・防水機能面。

DIYとして扱うにはあまり気にならないでしょうが、長時間の連続使用や過酷環境下での使用には気を付けたいところ。

総じて、「DIYには」十分すぎる性能をお持ちのインパクトで、1万5000円でバッテリ・充電器付きはかなりコスパ良しですね。

では。みなさんが自分に合った電動工具に出会えることを願って。

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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