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マキタお手軽空気入れ【MP100D(10.8V),MP180D(18V)レビュー】

今回ご紹介するのはマキタより発売されている空気入れ『MP100D』と『MP180D』。

コードレスで携帯性に優れ、愛車や自転車のタイヤ、ボールや浮き輪などへの空気入れなどなど、日常生活からレジャーまで幅広く活用できます。

MP100D』と『MP180D』の違いは使用電圧値。(『MP100D』が10.8V、『MP180D』が18V)

ただ電圧は違うものの、性能はほとんど同じになってますので、2機種を一緒に見ていきたいと思います。

MP100D,MP180Dのラインナップ

MP100D』と『MP180D』はそれぞれ、空気入れ本体のみのMP100DZ・MP180DZ、バッテリ付属のMP100DSH・MP180DRGの2種類ずつをラインナップ。

MP100DZ:空気入れ本体のみ

本体色
バッテリ無し
充電器無し
ケース無し
その他付属品各種バルブ用アダプタ

MP100DSH:フルセット

本体色
バッテリBL1015(1.5Ah)×1個
充電器付属(DC10DA)
ケースプラスチックケース
その他付属品各種バルブ用アダプタ

MP180DZ:空気入れ本体のみ

本体色
バッテリ無し
充電器無し
ケース無し
その他付属品各種バルブ用アダプタ

MP180DRG:フルセット

本体色
バッテリBL1860(6.0Ah)×1個
充電器付属(DC18RF)
ケースプラスチックケース
その他付属品各種バルブ用アダプタ

MP100D,MP180Dの価格

型名定価Amazon価格
(2023年9月時点)
MP100DZ
(本体のみ)
10,700円7,800円
MP180DZ
(本体のみ)
11,500円8,300円
MP100DSH
(バッテリ1個・充電器付)
22,000円16,300円
MP180DRG
(バッテリ1個・充電器付)
49,600円37,500円

MP100D』(10.8V)と『MP180D』(18V)で本体価格はほとんど変わりなし。※500円ほど『MP180D』の方がお高くはありますが。

後から記述しますが性能的には両者ほとんど違いは無いので、どっちにしようか悩んでいる方は自分のバッテリ環境に合わせて購入していいですね。

既に10.8Vバッテリを持っているなら『MP100D』、18Vバッテリを持っているなら『MP180D

18Vのバッテリと充電器は単体でも中々のお値段がするので、セット品になると『MP180D』の方が価格がグンと上がってしまいます。

MP180DRGは付属のバッテリが6.0Ah、MP100DSHは1.5Ahなので連続で作業する方にとっては『MP180D』の方が都度充電のストレスは無いです。

期間限定でセール商品になってることも☆

MP100DとMP180Dの基本スペック

外観

今回購入したのは、『MP100DZ』『MP180DZ』のどちらも空気入れ本体のみの商品。

パッケージのデザインは両方ともは全く一緒。
若干箱がMP180Dの方が横長ではあるけども。

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MP100DZの箱の中身と

MP180DZの箱の中身。

MP100DZ/MP180DZの中身

  • 空気入れ本体
  • アダプタ3種
  • 取説

MP100D』にはBL1040B(4.0Ah)、『MP180D』にはBL1860B(6.0Ah)を装着。

MP180D』の方がバッテリが大きいこともあり重くはなってますが、それぞれ大体1.5ℓのペットボトル前後。

これぐらいの重さなら私でも持ち運べる♪

バルブは米式バルブを標準として、各種アダプタが付属されており、接続先に合ったアダプタを付け替えながら使用します。

基本スペック

  MP100D(10.8V) MP180D(18V)
最高圧力 830kPa
吐出量 10L/min 12L/min
ホース長 650mm
質量 1.3kg
(BL1040B装着時)
1.7kg
(BL1860B装着時)
バルブ対応 米式チャック、英式バルブ、仏式バルブ
ボール、浮き輪
モード切替 無し
減圧機能 無し
ATP・防塵/防水 非対応

空気入れに直結するスペックに関しては、『MP100D』と『MP180D』で違いが出ているのは吐出量[L/min]。

MP180D』の方が20%ほど1分当たりの吐出量が多く、若干ではありますが、早く空気を充填できます。(『MP100D』で1分かかるのが『MP180D』では50秒弱ぐらいで充填できる)

MP181DやMP001Gにあるモード切替や減圧機能は無し

防塵・防水構造でもないので、屋外や粉塵等が多い過酷環境下での作業には不向きです。

画面仕様

表示画面が見づらくてすみません。。。

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表示画面は7segの3桁表示のみ。

表示単位はPSI/bar/kPaのお好みの表示で切替可能なので、わざわざ換算する手間が省けます。

「+」「-」ボタンを操作で充填空気圧を設定し、ボタン操作時は充填空気圧の設定値、それ以外は現在空気圧が表示される仕組みです。

充填時の性能

フル充電時の作業量目安

充填物
フル充電時作業量
MP100D
(1.5Ahバッテリ)
MP180D
(6.0Ahバッテリ)
自動車タイヤ(215/60R16) 約2回 約11回
一般自転車(26インチ) 約46回 約200回
ロードバイク(700×23c) 約20回 約110回
サッカーボール(5号) 約63回 約170回
ビーチボール(直径30cm) 約54回 約145回

空気が入っていない状態から空気を入れた回数の参考値

上表は全く空気が入っていない状態からの充填回数。

タイヤや自転車にに関してはある程度充填された状態からの継ぎ足しで使うことが多いでしょうから、その点も踏まえて参考にしてください。

また、『MP100D』については1.5Ahバッテリ(BL1015)時の値であり、4.0Ahバッテリ(BL1040B)であれば上の表の2.5倍ぐらいの回数を充填可能。

MP180D』は6.0Ahバッテリ(BL1860B)使用時の値です。

充填速度

充填物
充填速度
MP100D
MP180D
自動車タイヤ(215/60R16) データ無し 約5分40秒
一般自転車(26インチ) 約16秒
ロードバイク(700×23c) 約30秒
サッカーボール(5号) 約30秒
ビーチボール(直径30cm) 約40秒

空気が入っていない状態から空気を入れた回数の参考値

各充填物について全く空気が入っていない状態から

MP100D』についてはマキタ公式サイトでもデータ表示無しですが、充填量(『MP100D』:10L/min、『MP180D』:12L/min)から勝手に判断すると、大体『MP180D』の1.2倍の作業時間(サッカーボールなら約36秒)になってくるかと思います。

充填時の動作音

MP100D』も『MP180D』も大体90dB強。

日中ならあまり気にしなくていいと思いますが、夜間使うにはだいぶ音は大きいですね。

実際に使ってみた

MP100D』と『MP180D』で軽自動車用タイヤ(155/65R14)で150kPa→230kPaに充填してる動画です。

MP100D』が充填にかかった時間が50.21秒

MP180D』が充填にかかった時間は47.74秒

わずかに『MP180D』の方が早く充填できてます。

ホントわずかね。

使ってみて改めて思いましたが動作音は結構大きいです。

昼間だったので何も気にせず使ってますが、夜間は使わない方が無難です。

まとめ

ということで今回はマキタの空気入れ『MP100D』(10.8V)と『MP180D』(18V)をご紹介しました。

自分で車のタイヤの空気の継ぎ足しをしたいという方には手軽に使えて便利だと思います。

ただ、自転車や浮き輪・ボールメインで考えている方にとってはここまでは要らないかなとも思います。
※もっと格安の電動の空気入れもしくは手動でもいけなくはない。

MP100D』か『MP180D』かについてはほとんど同スペックですのでご自身のバッテリ環境とご相談を。

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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