マキタのホーム用コードレス電動工具に登場するLightバッテリですが、

普通の電動工具用バッテリと何が違うの?どの工具に使えるの?
といった疑問をお持ちの方も多いかと思います。
ですので、今回はこのマキタLightバッテリについて、サラッとまとめておきたいと思います。
Lightバッテリーはプロ用工具には使えない

おそらく、本記事にたどり着いた方の多くがプロ用の工具に使えるかどうか、が気になっておられるかと思います。
結論から言うと、、、(もう見出しに出てますが)
Lightバッテリはプロ用工具には使えない
です。
プロ用は一般的に青色の工具、ホーム用(DIY向け)は薄緑の工具となっており、この薄緑の方の工具にしか装着できないようになってます。
普通のバッテリ(プロ用)と同じ電圧だとしても、互換性は無し。
LightバッテリはLightバッテリ工具(ホーム向け)にしか、普通のバッテリは普通の工具にしか使えません。
なぜLightバッテリと普通のバッテリを分けてるのかが謎。。。



Lightバッテリの種類と対応機種
Lightバッテリの種類

Lightバッテリは14.4Vと18V、同じ電圧の中でも容量が異なるバッテリがラインナップされております。
電圧 | バッテリ型名(容量) |
---|---|
14.4V | BL1413G(1.3Ah) BL1415G(1.5Ah) BL1420G(2.0Ah) |
18V | BL1813G(1.3Ah) BL1815G(1.5Ah) BL1820G(2.0Ah) |
プロ用バッテリであれば最大6.0Ahまであるので、その1/3の容量しかないです。
「MTD001D」とBL1420G(2.0Ah)の組み合わせだと、フル充電で長さ65mmのコーススレッドをだいたい160本打ち込み可能。
ウッドデッキ作るとかでえげつない量を打ち込まない限りはDIYには十分な作業量です。

職人さんなど1日中、工具を使い続ける方にはかなり物足りないので、長時間使用するなら都度充電するストレスを感じるよりかは初めからプロ用バッテリ・工具の方が良いですね。
対応機種:14.4V→10モデル、18V→4モデルとかなり少ない

Lightバッテリに対応している機種は上の表の通りで、14.4Vは10モデル、18Vは4モデルとプロ用工具に比べてかなり少なく、新たな工具が必要になっても、「あれ?手持ちのバッテリだと対応工具ないやん」ってことも多くなるかと。
14.4VLight対応工具
種類 | 型名 | レビュー記事 |
インパクトドライバ | MTD001D | MTD001Dレビュー記事 |
M695D | M695Dレビュー記事 | |
ドライバドリル | MDF347D | MDF347Dレビュー記事 |
振動ドライバドリル | M850D | ー |
ミニ生垣バリカン | MUH265D(MUH261D) | ー |
生垣バリカン | MUH355D | ー |
芝生バリカン | MUM601(MUM165D) | ー |
草刈機 | MUR140D | ー |
クリーナ | MCL143D | ー |
フラッシュライト | M050D | ー |
18VLight対応工具
種類 | 型名 | レビュー記事 |
インパクトドライバ | MTD002D | MTD002Dレビュー記事 |
ドライバドリル | MDF003D | MDF003Dレビュー記事 |
振動ドライバドリル | MHP003D | ー |
インパクトレンチ | MTW001D | ー |
14.4Vも18Vも工具の中でのラインナップも少ない上、そもそもの工具の種類も少なく選択肢が少ない。
プロ用の対応モデル100以上には到底及ばないが、この中で満足できる方にとってはお財布に優しくありがたくはありますが。。。
充電器もLightバッテリ専用

Lightバッテリには専用の充電器が必要です。
Lighバッテリの充電にプロ用の充電器は使えませんし、反対にプロ用のバッテリにLight専用の充電器も使用できません。
なので、Lightバッテリに物足りなくなってプロ用に移行する際にはバッテリだけでなく充電器も新しく揃えていかないといけません。
まとめ

今回はLightバッテリについてまとめました。
やはり将来的なことを考えるとプロ用バッテリとの互換性が無い、対応工具が少ないのは大きなデメリット。
自分はライトバッテリだけで十分だ!と割り切れる方にとってはお安く購入できるので選択肢としては有りだとは思いますが。
もし一旦はDIYシリーズで行きたいんだけど、、、将来的なことも考えておきたいという方はHiKOKIのDIYシリーズも考えてみても良いかと思います。
HiKOKIのDIYシリーズならプロ用工具とバッテリが共通になっているのでプロ用工具への移行もスムーズです。