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【MDF347D_レビュー記事】14.4Vライトバッテリ用ドライバドリル

今回ご紹介するのはマキタのドライバドリル『MDF347D』。

ホーム用工具シリーズの14.4Vドライバドリルで、マキタブルーではなく緑色。

DIY用ドライバドリルとして必要十分な性能ではあるものの、Lightバッテリー機種となっており、普通(プロ用)の電動工具とはバッテリー電圧が同じでも互換無しなのが難点。

今回はそんなHiKOKIじゃないよね?な『MDF347D』についてレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • DIY用途
  • ドライバドリル以外の電動工具は揃える予定はない
  • パワー/機能よりも静かさを重視する。

別の機種が良さそうな方

  • ドライバドリル以外の電動工具も集める予定
    ⇒マキタ10.8V「DF333DSHS
  • 静かさよりもパワーを重視する
    ⇒HiKOKI14.4V「FDS14DF

MDF347Dのラインナップ

MDF347Dのラインナップはバッテリー容量違いの2種類。

・MDS347DS→付属バッテリが1.5Ah品(BL1415G)

・MDS347DSA→付属バッテリが2.0Ah品(BL1420G)

ドライバドリル本体のみの正式ラインナップは無しですが、最近はショップ独自でドライバドリルのみで販売していたりします。

MDF347DS:バッテリー1.5Ah×1個

本体色
バッテリー1.5Ah×1個
充電器付属
収納ケースハードケース
その他付属品No.2(+)ビット

MDF347DSA:バッテリー2.0Ah×1個

本体色
バッテリー1.5Ah×1個
充電器付属
収納ケースハードケース
その他付属品No.2(+)ビット

MDF347Dの価格帯

上のグラフは、『MDF347D』だけバッテリ1個セットの値段になってるので参考まで

定価通販価格
(2023年10月時点)
MDF347DS(マキタ)
(1.5Ah×1個)
18,810円12,550円
MDF347DSA(マキタ)
(2.0Ah×1個)
19,910円13,800円
(楽天)
FDS14DF(HiKOKI)
(1.5Ah×1個)
19,000円11,575円
DF333DSHS(マキタ)
(1.5Ah×1個)
???14,800円

MDF347DS(1.5Ahバッテリ)の通販価格は大体12,500円前後。

HiKOKIのライバル機「FDS14DF」と比べると、1,000円ほどお高くなってます。

またスペック的に近い10.8Vの「DF333DSHS」(14,800円)と比べると、2,000円ほどお安くなります。

期間限定でセール商品になってることも☆

MDF347Dの外観とサイズ・重量

外観・基本スペック

今回購入したのは『MDF347D』。

ホーム用工具とはいえ、ケースの作りが結構しっかりしてて頑丈です。

セットの中身はこんな感じ。

MDF347DSのセット内容

  • ドライバドリル本体
  • バッテリ(BL1415G)×1個
  • 充電器
  • No.2 (+)ドライバビット
  • 取扱説明書(PDF版はコチラ※マキタ公式HP)

バッテリは1個しかつかないのでご注意を。

ode

バッテリー取り付けた時のお姿。

この白フチのバッテリ、Lightバッテリと呼ばれるもので、ホーム(DIY)用工具専用。

使える電動工具のラインナップが14.4VLightバッテリで10機種(2023年10月時点)と少なく、汎用性は高くないです。

Lightバッテリについて詳しく見る

重さは約1.4kg。

10.8Vの「DF333D」が1.5Ahバッテリを取り付けて約1.1kgなので、重ため。

最近のドライバドリルと比べるとだいぶ頭でっかちになっているので、取り回しいいとは言えない。

DIY向けで低価格品なのでモード設定は無し。

LEDぐらいは当然ついてるもんだと思ってましたが、どこを探しても見つからず。

暗いところでの作業には別でライトが必要。

暗くなりがちな手元を照らしてくれないので、作業性はやや落ちちゃいうかと。

動作音は静か

空転時の騒音値は77dB程度。※当ブログ調べ

10.8V機種のコンパクトタイプ「DF030D」やHiKOKIの「FDS12DAL」とほぼ変わらないぐらいの音の大きさで。

電動ドライバドリル全体でみると、かなり静かな部類に入ります。

集合住宅などで特に騒音が気になる人にとってはありがたい。

ode

実際に使ってみた感想

コーススレッド (木材:SPF材)
Φ4.2×65mm ◎(余裕)
Φ4.8×90mm ○(可能だけど下穴有った方が良い)
コーチスクリュー (木材:杉材)
Φ6×75mm ○(可能)
Φ9×75mm ○(可能)
ドリル穴あけ (木材:SPF材)
Φ10mm ◎(余裕)
Φ21mm ◎(余裕)
Φ36mm △(可能ではあるが・・・)
ホールソー穴あけ (木材:コンパネ)
Φ65mm ○(可能)

トルク値は10.8V機種レベル

MDF347D』のカタログ上のトルク値は30N・m。

スペック上は10.8V機種レベルであり、実際に使ってみても、Φ36mmの穴あけでは非力さを感じました。

ただ、DIY用途でそこまで大きい穴あけ、太いネジ締めをすることは多くないと思うので、正直気にしなくてもいいのかなと思います。

やはり取り回しにくさは感じる

ヘッド長が198mmと長め。

最近の機種では150N・mのパワーを誇るフラグシップモデルでも180mm以下のヘッド長となっており、このパワーでこの取り回しやちょっとなぁ。との印象。

価格が安い分、我慢というところではありますが、正直10.8V機種(「DF333D」とか)でいいんやないかなと。

他機種との比較

ライバル機種HiKOKI:FDS14DFとの比較

HiKOKIのDIYシリーズで14.4V電動ドライバドリル「FDS14DF」とスペック比較してみます。

MDS347DFDS14DF
モータブラシモータブラシモータ
最大トルク値30N・m47N・m
穴あけ径(木材)Φ25Φ30
穴あけ径(鉄鋼)Φ10Φ13
機能LED
定価18,810円19,000円

HiKOKIのDIYシリーズ「FDS14DF」と比較。

パワーは「FDS14DF」(47N・m)の方があるが、ヘッド長は『MDF347D』の方が15mmほど短く、取り回しは『MDF347D』に軍配。

価格(どちらもバッテリー1個のセットの値段)はほぼ同じであり、この2機種で見ると、パワーを取るか、取り回しやすさを取るか。といったところ。

ただ、1点。

マキタのLigtバッテリはプロ用工具に使い回しNG。

対してHiKOKIのDIYシリーズに付属しているバッテリはプロ用工具にも使い回し可能。

その点を考慮すると、後々のことも考えるとHiKOKIの方を選ぶ方が良い。

比較対象機種のレビュー記事

MDF347Dのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

価格が安い
パワーは10.8V機種と変わらない
動作音が静か ヘッドが長くやや取り回しずらい
DIY用途には十分な性能 バッテリがプロ用工具と共用できない

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『MDF347D』をオススメできる人と他機種の方が良さような人はというと。

こんな方にオススメ♪

  • DIY用途
  • ドライバドリル以外の電動工具は揃える予定はない
  • パワー/機能よりも静かさを重視する。

別の機種が良さそうな方

  • ドライバドリル以外の電動工具も集める予定
    ⇒マキタ10.8V「DF333DSHS
  • 静かさよりもパワーを重視する
    ⇒HiKOKI14.4V「FDS14DF

まとめ

ということで今回は『MDF347D』をレビューしました。

バッテリと充電器もついて1万円ちょっとと価格も安く、音も静か

DIY用途であればパワーも十分なのでいいドライバドリルです。

ただ、やはりバッテリの汎用性が低いのが難点

趣味で使えるドライバドリルだけでいいのだ!という方に合う工具と思います。

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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