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【2026年最新版】マキタ・リチウムイオンバッテリーの種類と互換性を徹底解説

DIYerからプロの方まで幅広く使われているマキタの充電式電動工具。

その中でよく疑問を持たれているのがバッテリーについて。

「バッテリの種類いっぱいあるけど何が違うの」とか「容量が違うバッテリーは使えるの?」とか、「んで結局どれ買えばいいの?」とか。

しかも2025年には新たにLXTベーシックシリーズ(BLB182)が登場し、さらに選択肢が増えてわかりづらく。。。

本記事ではそんな方に向けて、マキタのリチウムイオンバッテリの種類・互換性・選び方を分かりやすく解説していきます。

リチウムイオンバッテリーとは?

そもそもリチウムイオンバッテリーとは、パソコンやスマートフォン、電気自動車などにも使用されている一般的なバッテリーで繰り返し充電して使える便利なバッテリー。

リチウムイオンバッテリーのメリット

  • コンパクトなのにパワフル
  • 自己放電しない(長期間放置しても電池が減りにくい)
  • 急速充電ができる
  • 充電や放電の繰り返し使用に強い(メモリー効果なし)

ひと昔前はニカド電池が使われていましたが、自己放電が多く使用前に充電が必要だったり、充電残量がある状態で充電をすると充電容量が減る(メモリー効果)、といったデメリットがありました。

そのため、今ではリチウムイオンバッテリーに置き換わっており、マキタの充電式工具用のバッテリーとしても活用されております。

マキタのリチウムイオンバッテリーの種類と互換性

電圧の種類

マキタのバッテリーは「40Vmax,18V,14.4V,10.8V,7.2V」と5種類の電圧に分かれてます

電圧が高いほど工具をパワフルに動かせるため、あまりパワーを必要としない軽作業用工具メインなら10.8V、解体作業などの重作業用工具メインなら40Vmaxといった形で使い分けるイメージです。

以前はマキタの電動工具と言えば14.4Vがメイン電圧でしたが、現在は18Vの工具が最もラインナップが多く、14.4Vについては2021年のTD162Dを最後に新機種は登場していません。

電圧特徴主なユーザ
40Vmax解体作業などのパワーが必要な作業にも対応。80Vmaxシリーズも展開中プロ
18V工具のラインナップが最も豊富で様々な作業に対応。LXTベーシックシリーズも新登場プロ
本格的DIYer
14.4V昔のメイン電圧。2021年以降新機種なし。今から新規購入は非推奨(DIYer)
10.8Vあまりパワーを必要としないDIY作業などに最適。
DIYブームもあり近年ラインナップ拡大中。
DIYer
プロ※サブ機
7.2V家具の組み立てや配線作業などの軽作業メイン一般家庭
組立工場

容量の種類

マキタのバッテリーには同じ電圧で容量違いのバッテリーが複数販売されており、今から工具を集めていこうとしている人にとって混乱しやすい箇所になってます。

容量(Ah)とは、バッテリーに蓄えられる電気の量のことで、容量が大きいほど1回の充電でより多く(長く)作業ができます

例えばDIYでよく使われる10.8Vでは1.5Ah、2.0Ah、4.0Ah、5.0Ahの4種類が販売されています

容量型名インパクトドライバ
TD110Dの作業量
小ねじM8×16mm
こんな人向け
1.5AhBL1015約820本軽さ重視・短時間作業
2.0AhBL1020B約1050本バランス重視
4.0AhBL1040B約2100本長時間作業
5.0AhBL1050B約2700本最大作業量重視
マキタ10.8V(スライド式)のバッテリー種類

容量が大きくなるとバッテリ自体が大きく重くなるため、作業量と取り回しのバランスを考えて選ぶことが大切です。

電圧が同じなら基本的に互換あり

マキタのリチウムイオンバッテリーについては、同じ電圧なら基本的に互換性あり。容量が違っても同じ電圧なら基本的に使えます。

例えば、10.8VのBL1015(1.5Ah)とBL1040B(4.0Ah)は容量は違いますが同じ電圧でバッテリーの装着箇所の構造も全く同じになっており、10.8V工具にBL1015とBL1040Bのどちらも装着可能です。

ただし、以下例外もあるので注意が必要。

①一部バッテリーの形状違い

同じ電圧の中でもバッテリ形状が違ったり、容量によっては使えない物もあります。マキタHPのカタログで★マークがついている工具は要注意です。

例えば10.8VのBL1050Bは従来のBL1015やBL1040Bよりも幅が広く、一部工具に取付不可となっています。

② Lightバッテリシリーズとの互換性なし

マキタにはLightバッテリシリーズ(ホームシリーズ)があり、14.4Vと18Vが存在しますが、プロ用の14.4V・18Vとは互換性がありません

ライトバッテリかプロ用かはバッテリの色で見分けることができます。
普通のバッテリ:黒
Lightバッテリ:取付箇所が白

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③ LXTベーシックバッテリ(BLB182)の充電器制限

2025年5月に新登場したLXTベーシックシリーズのバッテリー「BLB182」は、18V工具に使えるが充電には専用充電器DCB18WAが必要という特殊な仕様です。

BLB182は従来の18V充電器(DC18RFなど)では充電できませんし、DCB18WAでは従来のBL18xxシリーズは充電できません。ここは要注意ポイントです。

LXTベーシック(BLB182)は安いのが魅力ですが、充電器の互換性がないので既存ユーザーは注意!

ode

マキタバッテリーの各種ラインナップ

40Vmaxシリーズ

 

タイプ 容量 型式 残量
表示
定価 充電時間
実用充電/フル充電
(DC40RA使用)
ノーマル 2.0Ah BL4020 20,400円 15分/22分
2.5Ah BL4025 24,400円 19分/28分
4.0Ah BL4040 28,700円 31分/45分
高出力 4.0Ah BL4040F 38,200円 31分/45分
5.0Ah BL4050F 39,200円 38分/50分
8.0Ah

BL4080F 62,500円 60分/76分
BL4080H 79,200円

現在のマキタバッテリの中で最高峰の出力を発揮する40Vmax

40Vmaxバッテリは大きくノーマルタイプと高出力タイプの2種類に分類され、高出力タイプは型式の末尾に「F」「H」がついております。

高出力タイプでは高負荷作業でも粘り強い作業ができるため、ハードな作業が求められる工具で推奨されるバッテリ。

特にチェーンソーやパワーカッタ―などのパワー工具では高出力タイプが推奨されているため、使用する工具の推奨バッテリをカタログなどで参照の上、選ばれることをオススメします。

ノーマルタイプ

高出力タイプ

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18Vシリーズ

容量 型式 残量
表示
定価 充電時間
実用充電/フル充電
(DC18RF使用)
1.5Ah BL1815N 13,700円 ーー/15分
2.0Ah

BL1820B 14,700円 15分/22分
BLB182 12,000円 ーー/90分
(DCB18WAのみ対応)

3.0Ah
BL1830 19,000円 17分/24分
BL1830B 19,000円 17分/22分
4.0Ah BL1840 20,400円 ーー/29分

5.0Ah
BL1850 23,000円 ーー/40分
BL1850B 23,000円 ーー/40分
6.0Ah BL1860B 24,400円 27分/40分
9.0Ah BL1890B 31,900円 35分/59分
12.0Ah BL18120 42,500円 48分/70分

マキタ充電式工具の中で最も工具数が充実している18V。398モデルの工具が使えるのは圧倒的です。

18Vは工具だけではなくバッテリーの種類も豊富で1.5Ah~12.0Ahで全11種類をラインナップ。

取り回し・価格重視であれば低容量のBL1815NやBL1820B、長時間作業がメインであればBL1860B以上というように、使い方によってバッテリを選択できるのも18Vのメリット。

なお、表のグレーアウトしている分は在庫僅少品(ほとんど生産されていない)となっており、残量表示非対応、価格も残量表示有り「末尾がB」と変わらないので、今から新たに購入するなら「B」付きですね。

【2025年新登場】LXTベーシックシリーズについて
2025年5月に新たに登場したLXTベーシックシリーズ。バッテリー「BLB182」は定価12,000円と低価格ながら、既存の18V工具すべてに使用可能です。

ただし、充電には専用充電器「DCB18WA」が必要で、通常の18V用充電器(DC18RFなど)では充電できません。

既にDC18RFなどの充電器を持っている方は、従来のBL18xxシリーズを選んだ方が使い勝手は良いでしょう。

 

14.4Vシリーズ

容量 型式 残量
表示
定価 充電時間
実用充電/フル充電
(DC18RF使用)
1.5Ah BL1415N 11,700円 ーー/15分
3.0Ah BL1430B 16,900円 17分/22分
4.0Ah BL1440 18,400円 ーー/29分
5.0Ah BL1450 21,000円 ーー/40分
6.0Ah BL1460B 22,400円 27分/40分

ひと昔前までは電動工具の主流だった14.4Vですが、今はラインナップ豊富でパワフルな18Vとコンパクトで経済的な10.8Vの間に位置し、中途半端な立ち位置となってしまってます。

そのため、マキタの14.4V工具は2021年以降は新たな工具は登場しておらず、14.4Vとしては終焉に向かう流れとなってます。

※おそらくインパクトドライバTD162D(TD172Dの14.4V版)の登場が最後。その後のTD173D(18V)登場時には14.4VのTD163D(仮)なるものは投入されておらず、主力であるインパクトドライバで新規投入されていないのであればそういうことで間違いないでしょう。。。

既に14.4V使いなのであればこのまま使い続けること自体は否定しませんが、新たに工具を集めるようであればマキタの14.4Vは避けた方がいいかと思います。

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10.8Vシリーズ(スライド式/差込式)

形状 容量 型式 残量
表示
定価 充電時間
(DC10SA使用)
スライド式
1.5Ah BL1015 7,700円 22分
2.0Ah BL1020B 8,700円 30分
4.0Ah BL1040B 13,200円 60分
5.0Ah BL1050B 17,900円 75分
差込式 1.3Ah BL1013 7,400円 50分

近年、工具のラインナップを大幅に拡大しているのが10.8V

DIYユーザーやプロ向けのサブ機として人気があり、マキタとしても力を入れているシリーズで、BL1050Bは2023年11月に新しく投入された高容量バッテリー。

新バッテリーが登場していることからも、今後も工具ラインナップの拡大が期待されるシリーズになります。

BL1050Bは従来のBL1015やBL1040Bよりも幅が広くなっており、一部工具に取付不可、もしくはフック装着状態での取り付けは不可となっております。(詳しくはBL1050Bのレビュー記事にて。)

なお、10.8Vにはスライド式バッテリーと差込式バッテリーの2種類があり、近年マキタが力を入れているのはスライド式の方。

また、スライド式バッテリーと差込式バッテリーで互換性は無いので注意が必要です。

スライド式と差込式の違いはコチラ

スライド式

 

差込式

7.2Vシリーズ

容量 型式 残量
表示
定価 充電時間
(DC07SB使用)
1.5Ah BL0715 5,200円 30分

ペン型のドリルドライバーやインパクトドライバがメイン機種となる7.2V

対応機種数は非常に少ないないですが、バッテリがかなりコンパクトでパワーは無いですが、家具の組み立て作業や配電盤などの配線作業などに多く利用されています。

【重要】非純正(互換)バッテリーに注意

Amazonや楽天で「マキタ バッテリー」と検索すると、純正品よりも大幅に安い非純正(互換)バッテリーが多数表示されます。

しかし、非純正バッテリーは発火・発煙などの重大事故のリスクがあります

マキタ自身も公式に「非純正リチウムイオンバッテリの事故急増」について注意喚起を行っており、非純正バッテリーの使用で工具が故障した場合、メーカー保証の対象外となります。

安全性と長い目でのコストを考えると、純正バッテリーの使用を強くオススメします。

非純正バッテリーの事故は本当に増えてます。
値段だけで飛びつくと痛い目を見る可能性があるので、純正品の購入をオススメします。

ode

結局どれを選べばいい?電圧別おすすめの選び方

ここまで読んで「で、結局どれを買えばいいの?」という方のために、用途別のオススメをまとめます。

あなたの状況おすすめ電圧おすすめバッテリー
プロで重作業メイン40VmaxBL4050F(高出力5.0Ah)が万能。コスパ重視ならBL4025
プロで幅広い作業18VBL1860B(6.0Ah)が鉄板。軽さ重視のサブにBL1820B
DIY愛好家18V or 10.8V幅広くやるなら18V/BL1860B、軽作業中心なら10.8V/BL1040B
DIY初心者10.8VBL1020B(残量表示付き2.0Ah)がバランス良し
家具組立・軽作業のみ7.2VBL0715(1.3Ah)。ペンインパクトTD023Dとセットで
とにかく安く始めたい18V(ベーシック)BLB182+DCB18WA。ただし充電器の互換性に注意

よくある質問(FAQ)

Q. 18Vのバッテリーは40Vmaxの工具に使える?

A. 使えません。電圧が異なるバッテリーは互換性がありません。物理的に装着できない構造になっています。

Q. 容量の大きいバッテリーを使うとパワーは上がる?

A. パワー(出力)は変わりません。容量が大きいバッテリーは「1回の充電で長く使える」というメリットがありますが、トルクや回転数には影響しません。

Q. BL1050B(10.8V 5.0Ah)は全ての10.8Vスライド式工具に使える?

A. 基本的には使えますが、BL1050Bは従来バッテリーよりも幅が広いため、一部の工具で取り付けできないケースがあります。詳しくはBL1050Bのレビュー記事をご確認ください。

Q. LXTベーシックバッテリ(BLB182)は従来の充電器で充電できる?

A. できません。BLB182は専用充電器DCB18WAでのみ充電可能です。逆に、DCB18WAで従来のBL18xxシリーズを充電することもできません。

Q. 非純正(互換)バッテリーは使っても大丈夫?

A. 推奨しません。発火・発煙などの事故リスクがあり、工具の故障時にメーカー保証も受けられなくなります。

まとめ

ということで本記事ではマキタのリチウムイオンバッテリーについて解説しました。

この記事のポイント

  • マキタのバッテリーは5電圧(40Vmax / 18V / 14.4V / 10.8V / 7.2V)。
    同じ電圧なら基本的に互換性あり
  • 電圧が高いほどパワフルだが、バッテリーは大きく重くなる
  • 今から集めるなら18Vか10.8Vが圧倒的にオススメ。14.4Vは新規購入を避けるべし
  • 2025年に登場したLXTベーシック(BLB182)は低価格だが充電器の互換性に注意
  • Lightバッテリーとプロ用バッテリーは互換性なし
  • 非純正バッテリーは安全面のリスクがあるため純正品推奨

電圧だったり容量だったり、なかなか馴染みのない方にとっては混乱しやすいところですが、皆さんの疑問を解決できれば幸いです。

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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