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マキタ10.8V新型バッテリー『BL1050B』登場!薄型大容量で使いやすいが、購入前に対応機種を確認すべし!!

今回は、2023年11月に新登場したマキタ10.8V用スライドバッテリ『BL1050B』をご紹介。

マキタ10.8VバッテリーBL1050B

10.8Vでの最大容量を更新する5.0Ahながら、薄型コンパクトを実現。

重さも4.0Ahバッテリ「BL1040B」よりもg軽くなり、軽量化しながら使用時間の延長ができてしまう技術の進歩に感謝なバッテリー。

ただ、従来バッテリより幅広になっているため、取付不可・フックへ干渉する機種もありなので注意が必要。

そんな、要注意人物『BL1050B』を購入したので本記事では、BL1050Bの特徴・従来バッテリーとの比較・対応機種についてまとめていきます。

BL1050Bの特徴

大容量で薄型・軽量でも幅広

マキタ10.8VバッテリーBL1050Bの外観

残量表示LEDの色が赤じゃなくて40Vmaxバッテリと同じ緑になってる。

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LEDの色はさておき、箱を開けてみての第一印象は、「5.0Ahにしては薄っ!」。

4.0Ahよりも薄くはなってるとは聞いてましたが、ここまでとは。。。

幅広については最初の印象ではそんなに気にならなかったです。(が、、、後ほど)

マキタ10.8Vバッテリーの比較写真

同じ10.8Vのスライドバッテリと並べてみると↑こんな感じ。

厚みはBL1015(1.5Ah)とほぼ変わらず、BL1040Bよりもだいぶ薄いですが、幅に関しては比較してみると結構膨らんでますね。

マキタ10.8Vバッテリーの各々の重さ

重さについては、容量が小さいBL1040B(4.0Ah)よりも65g軽くなっており、技術の進歩に感謝。

劇的にではないですが、軽いに越したことはないですからね♪

マキタ10.8VバッテリーBL1050BとHiKOKI10.8VバッテリーBSL1040Mの比較写真

HiKOKIの10.8Vも並行使いの人は「BSL1240M」(10.8V‐4.0Ah)とほとんど同じサイズと思っていただければよろしいかと。

掃除機(CL108)だと4.0Ahよりも17分長く使える

4.0Ahから5.0Ahと容量が25%UPしているので、連続使用時間も25%UP♪

コードレスクリーナCL108FDであれば標準モードでBL1040Bに比べて17分長く使えちゃいます。

CL108FDの連続使用時間表

モード BL1050B(5.0Ah) BL1040B(4.0Ah) BL1015(1.5Ah)
標準 約1時間22分 約1時間5分 約25分
約39分 約31分 約12分
パワフル 約33分 約26分 約10分

価格はお高め

わたくしが買った時の金額は13,700円。

だいたい、Amazonや楽天では4.0Ahは9,500円ぐらいが相場ということを考えると、コスパが良いとはちょっと言いにくい。。。

バッテリ実販売価格実販売価格/Ah
BL1050B13,700円2,740円
BL1040B約9,500円約2,375円
BL1015約5,000円約3,333円

欲しいバッテリと工具類のセット品があれば、セット価格で安く購入できたりしますが、今のところ、BL1050Bがセットになっているのはコードレス掃除機のCL108FDSTWだけです。

対応機種に注意

取付不可,フック外せばOKなど対応機種に注意が必要

マキタ10.8VバッテリーBL1050Bを装着した電動工具

BL1050Bで従来バッテリ(BL1015,BL1040B)より幅が広くなっている分、機種によっては取付不可、ドライバドリルやインパクトドライバではフックを付けたままではバッテリ取り付け不可などの弊害が出てます。

マキタ10.8VバッテリーBL1050BをインパクトドライバTD111Dに装着するも、フックが干渉して取り付けられない。

BL1050B取付不可モデル一覧(2023年11月時点)

工具種別 モデルNo. 取付不可理由
インパクトドライバ TD111D,TD110D フック干渉
アングルインパクトドライバ TL064D フック干渉
ドライバドリル DF033D,DF332D,DF333D フック干渉
振動ドライバドリル HP332D,HP333D フック干渉
アングルドリル DA332D フック干渉
マルチツール TM30D 集塵アタッチメント使用時干渉
インパクトレンチ TD161D フック干渉
ラチェットレンチ WR101D フック干渉
クリーナー CL121D 本機取付不可
ファン CF100D,CF101D 背面引っ掛けフック干渉
CF202D 本機取付不可
ピンタッカ PT354D フック干渉
タッカ ST113D,ST313D フック干渉
ボードカッタ SD100D 吊り下げ用フック使用時は取付不可
レーザー墨出し器 SK10GD,SK209GD,SK20GD,SK210GD,
SK211GD,SK312GD,SK313GD,SK314GD,
SK40GD,SK505GD,SK506GD,SK507GD,
本機取付不可
ラジオ MR113 カバー干渉
MR300 本機取付不可
スピーカ MR200,MR202,MR203 カバー干渉
コーヒーメーカ CM501D 本機取付不可

※「フック干渉」モデルはフックを外せば取付可能。

BL1050Bを購入する前に、自分の手持ちの工具に対応しているか、しっかりと確認しておきましょう。

充電は従来の充電器DC10SAで可能

マキタ10.8VバッテリーBL1050Bは充電器DC10SAで充電可能

BL1050Bの充電は従来充電器「DS10SA」で可能です。

フル充電が約75分と、なかなかお時間かかりますが、冷却システムがない以上ある程度は仕方がないのかなと、ここは我慢するしかないですね。

肝心の使い勝手は?

軽くはなって扱いやすくなったものの、劇的ではない

マキタ10.8VバッテリーBL1050BをTD111Dへ装着した状態

BL1040Bよりも65g軽くなったことで、BL1040BとBL1050Bを付け替えながら確認すると確かに軽くなった感じはしますし、厚みが減った分、振り回すときのバッテリに持っていかれる遠心力もやや抑えられているのかなと思います。

よって疲れにくくもなってるかなとは思いますが、劇的にというわけでは無く、あくまでも付け替えながら確認した結果。

あとは幅広になったことでインパクトドライバを立てて置く時に、安定感が増しているのは個人的にちょっと嬉しかったです。

立てて置いてる工具、手や物が当たって結構倒しちゃうんですよね。。。

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インパクトドライバTD111Dにマキタ10.8Vバッテリを取り付けた比較写真

ジャケット・ベスト使いの方は恩恵を受けるやも

特にメリットを感じやすいのはファンジャケットやヒータベストにBL1040Bを使っている方。

バッテリホルダをベルトにつけて使用しますが、バッテリに厚みがあると手に当たったりして地味に邪魔。

それが、薄型になることで、作業中のバッテリへの接触・ストレスが軽減され、作業効率が上がるやもです。

非常用に備えとくにも良き

マキタ10.8VバッテリーBL1050BをLEDワークライトML103に装着

災害による長時間の停電など、もしもの時のために備えておくには容量が大きいバッテリはありがたい。

当然ながら各種LEDワークライトやUSBアダプタにも使えるので非常用の備えとして持っておくのもありです。

まとめ

マキタ10.8VバッテリーBL1050B

ということで今回はマキタの新型10.8Vバッテリ『BL1050B』についてご紹介しました。

容量が上がっているのに薄型・軽量と時代の進歩を感じられる一品。

ただ、今現在4.0Ah「BL1040B」を所持している方がわざわざ乗り換えるほどのメリットは無し

10.8Vの高容量バッテリが欲しいんだよなぁ~という方は対応機種をしっかりと確認したうえで、BL1050Bをオススメします♪

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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