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現インパクト最高峰機種!TD002G_マキタ40Vmaxインパクトドライバ

今回ご紹介するのはマキタの40Vmaxインパクトドライバ『TD002G』。

40Vのフラグシップモデルで、現インパクトの最高峰に位置する機種。

マキタ製品としては唯一スマホアプリとの連携機能を搭載しており、使い心地を自分好みにカスタマイズ可能。

今回はそんな『TD002G』についてレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • とにかく最高峰インパクト機種が欲しい!
  • 回転数や打撃数など自分の好きにカスタマイズしたい!
  • そのためなら多少の出費は許せる

別の機種が良さそうな方

  • 最高峰機種が欲しいけどカスタマイズ機能はいらない
    ⇒マキタ18V「TD173D
  • マキタじゃなくてHiKOKIでの最高峰機種がいい
    ⇒HiKOKI36V「WH36DD

TD002Gのラインナップ

TD002G』のセット内容によるラインナップは全部で2種類。

  • TD002GZ:本体のみ
  • TD002GRDX:フルセット

本体色は全部で5色をラインナップしており、自分好みの色を選択可能です♪

  • オリーブ (O)
  • 黒 (B)
  • オーセンティックパープル (OP)
  • フレッシュイエロー (FY)

TD002GZ:本体のみ

本体色青/オリーブ/黒/紫/黄
バッテリー無し
充電器無し
収納ケース無し
その他付属品No.2(+)ビット、フック

TD002GRDX:バッテリー2個(ハードケース)

本体色青/オリーブ/黒/紫/黄
バッテリー2.5A×2個
充電器付属
収納ケースハードケース
その他付属品No.2(+)ビット、フック

オーセンティックパープル(紫)とフレッシュイエロー(黄)のときは型名途中の「R」がなくなるので、検索時にはお気をつけを♪

紫:TD002GDXAP

黄:TD002GDXFY

何か社内ルールとかで文字制限があったりするのかな?

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TD002Gの価格帯

ラインナップ定価Amazon価格
(2024年3月時点)
TD002GZ
(本体のみ)
31,100円21,574円
TD002GRDX
(フルセット)
90,500円55,500円
TD173DZ
(本体のみ)
29,700円19,950円
WH36DC(NN)
(本体のみ)
28,200円17,623円
WH36DD(NN)
(本体のみ)
31,100円25,080円

実販売価格は本体のみのTD002GZで約2万円ちょっと。

インパクトとしてはかなり高価な部類になります。

他機種と比べると18Vの最新フラグシップ「TD173D」(カスタマイズ機能無し)で2万弱。

ハイコーキだと、36Vフラグシップ「WH36DC」で17,500円、超最新機種「WH36DD」(本体のみはまだ発売されてない)が楽天市場ショップの予約価格で25,000円となってます。

 

TD002Gの外観とサイズ・重量

外観・基本スペック

購入したのは『TD002GRDXB』。

電動工具のケースもだいぶ、オシャレになってきてますよね

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バッテリ×2と充電器がセットになったフルセットの商品です。

TD002GRDXのセット内容

  • インパクトドライバ本体 TD002G
  • バッテリ BL4025 ×2個
  • 充電器 DC40RA
  • No.2(+)ドライバビット
  • 取扱説明書 (マキタ公式HP:PDF)

BL4025バッテリー取り付け時。

ヘッドの迷彩シボデザインは本機種でのみ採用されており、最近2024年2月に発売された同じ40Vmaxの「TD003G」に搭載されておらず、唯一無二の機種となってます。

重さは約1.7kg。

ずっしりはありますが、ヘッドが短い上に、重心の位置も手元に近いので取り回しはしやすいです。

各種機能

機能内容
モード設定全10モード
ビットワンタッチ取り付け対応
ライトモード対応
防水・防塵IP56
Bluetooth通信対応

全10モードの設定が可能

モード設定はまずパワー設定で4モード(弱,中,強.最速)。

そして楽らくモード(木材、ボルト1/2/3、テクス薄、テクス厚)が6種類。

全10モードの中から作業内容に合わせて設定することで、作業失敗の低減や効率UPが図れます。

参考までに、各モードの詳細をまとめておきます。

モード 最大打撃数 用途・動作内容
最速 4,600min-1 パワーやスピードを優先したい作業
【例】下地材,長ネジ,ボルトの締め付け
3,600min-1 最速ほど打撃力を必要としない一般作業
【例】造作作業時のネジ締め、ボルトの締め付け
2,600min-1 仕上がりを重視する必要がある作業
【例】仕上げ材、石膏ボードなどのネジ締め
1,400min-1 力を抑える必要がある作業
【例】サッシネジ、M6程度の小ネジ等
木材 4,600min-1 長いネジの締め付け作業
【動作内容】
打撃開始は低速で回転。打撃開始直後は最速になる。
ボルト1 打撃開始直後に停止 [正転]
打撃検知と同時に停止
[逆転]
打撃終了後に停止(打撃力:2)
ボルト2 4,600min-1 [正転]
打撃時間約0.3秒で停止
[逆転]
打撃終了後に停止(打撃力:4)
ボルト3 4,600min-1  [正転]
打撃時間約1.0秒で停止
[逆転]
打撃終了後に低速で回転
テクス(薄) 打撃開始直後に停止 薄い鋼板へのテクスネジ締め付け作業
【動作内容】
打撃開始までは高速で回転し、打撃が始まると自動で回転を停止する。
テクス(厚) 2,600min-1 厚い鋼板へのテクスネジ締め付け作業
【動作内容】
打撃開始までは高速で回転し、打撃が始まると自動で回転を遅くする。

ゼロブレ+ワンタッチビット

今やマキタの上位機種では当たり前になっているワンタッチビットスリーブ。

差し込むだけなので、ビット取り付けがストレスフリーです。

また、軸受けにダブルボールベアリングを採用したゼロブレを搭載しており、精度が必要な作業にも持ってこい。

なお、『TD002G』より後に発売されている「TD173D」や「TD003G」で採用されているスリーブ縁のリブは『TD002G』ではまだ設けられていないので、スリーブが部材に当たって傷がついたりしないよう注意が必要です。

4灯LED+ライトモード対応

ヘッド先端LEDで4方向から光を照射するため、ビットなどの影ができにくく、暗いところでの作業性も従来よりUPしてます。

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画像ではやや伝わりにくいかもですが、めちゃくちゃ明るいです!

また、ライトモード(連続点灯)として使えるので、ワークライトとしても十分に使えます。

スマホアプリで自分好みにカスタマイズ

マキタ製インパクトとしては唯一、スマホと無線接続する事が可能。

アプリ上では、各モードでのソフトスタートの程度や回転数を調整でき、自分のフィーリングにあった使用感にカスタマイズ可能。

よくやる作業に合わせてカスタマイズすれば、作業効率もUp ♪

ただ、、、ただ、、、スマホとの無線接続には専用の通信アダプタADP11が必要で、これがまた中々のお値段(Amazonで1万円強)

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

しかも、ADP11を使えるのは今のところTD002Gだけ(2024年3月時点)なので、『TD002G』のカスタマイズのために1万円追加で払う人がどれだけいるのだろうか??ってところですね。。。

その他機能等

これまでに紹介した以外にも、

  • 本体・バッテリそれぞれIP56
  • ハードケースはIP65
  • モードメモリ機能
  • 手元ボタン

の機能を搭載。

マキタのインパクトに採用されている機能を全部乗せした、フラグシップモデルってわけです。

他機種との比較

18Vフラグシップ「TD173D」と比較してみます。

TD002GTD173D
モータブラシレスモータブラシレスモータ
最大トルク値220N•m180N・m
最大回転数3,700回転/分3,600回転/分
最大打撃数4,600回/分3,800回/分
モード切替全10モード全8モード
手元切替
ゼロブレ
ワンタッチビット
防じん・防水IP56APT
LED4灯全周
ライトモード
スマホアプリ連携×
本体のみ定価31,100円29,700円
発売月2022年1月2023年1月

メインスペックである最大トルク値は『TD002G』(220N・m)の方が「TD173D」(180N・m)よりも断然上となっており、ビス打ちだけでなくボルト・ナット締めなどの高トルクが必要な作業も難なくこなせちゃいます。

設定可能モードは『TD002G』(全10モード)の方が多くなっており、ボルトモードが「TD173D」では1種類に対し、『TD002G』では3モードと細かく分かれているため、ボルト・ナットを品パインに扱う方は『TD002G』の方が作業性は良いですね。

なお、発売順としては『TD002G』が先で、「TD173D」が後となっていることで、「TD173D」の方が進化を遂げているのはヘッド短縮と新LED。

やはりインパクトドライバを扱う上で大事になって来るヘッドの長さですが、『TD002G』が119mmに対し「TD173D」が111mmと「TD173D」の方に軍配。

LEDについては、『TD002G』が4灯LED、「TD173D」では全周LEDが採用されより明るさ・影のできにくさがUPしてます。

また、「TD173D」では操作パネルが後方に移動したため、モード設定のしやすさ・設定モードの確認のしやすさも地味にUPしてます。

なお、スマホアプリ操作でのカスタマイズ機能は『TD002G』のみに搭載のため、使い勝手を追求したい!方には『TD002G』です。※別途通信アダプタADT11が必要ですが。。。

TD173Dのレビューはコチラ

実際に使ってみる

コーススレッドやらピアスビスやら試し打ち

材料 太さ×長さ モード
木材 Φ3.3×45mm 弱(1)
Φ4.8×90mm 中(2)
Φ4.8×90mm 強(3)
Φ4.8×90mm 最速(4)
Φ5.2×120mm 最速(4)
Φ4.8×90mm 楽らく(木材)
LGS Φ4.0×13mm 弱(1)
楽らく(テクス薄)
鉄板t3.0mm Φ4×10mm 楽らく(テクス薄)
単管ボルト 楽らく(ボルト1)
楽らく(ボルト2)
楽らく(ボルト3)

さすがマキタのフラグシップ。小さいビスから長ビスまでモードを合わせながら楽に作業が可能。
※自分では使いこなせていない感がありますがw

特に『TD002G』の特徴でもあるボルトモードでは締め具合の調整や緩めたナットの脱落防止であったり、ボルト・ナットをよく扱う人にとってはかなり嬉しい機能ですね。

コーススレッド120mmのビス打ち速さ

当ブログでは120mmのコーススレッドのビス打ち速さで各機種を比較。

※木材硬さの違いや、トリガーの引き方の微妙な違い等の条件で誤差は多少あるかと思いますが、参考までに。

コーススレッド120mmを1本打つのにだいたい2.5秒。

先ほど比較した「TD173D」(2.2秒)と比べると数値上では若干遅いですが、使っている感じでは違いはほとんど分かりません。

0.3秒なんて人の間隔ではもはや誤差レベルでしかないですしね。。。

インパクトドライバのビス打ち性能自体は正直、既に飽和状態になっているとも感じており、ビス打ちの速度よりも小型・軽量化、機能UPの方で差をつけていくしかない状態になっているのかなと。

とりあえず、本項では、ビス打ち速度は最速レベルだよ♪とだけお伝えしておきます。

TD002Gのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

220N・mの高トルク
販売価格も最高峰
ビス打ち速度最速レベル カスタマイズには通信アダプタ(別売)の追加購入が必要
迷彩シボデザインがカッコいい そしてその通信アダプタが高い(1万円強)
スマホアプリから各モードのカスタマイズが可能    
機能全部乗せ    

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『TD002G』をオススメできる人は

こんな方にオススメ♪

  • とにかく最高峰インパクト機種が欲しい!
  • 回転数や打撃数など自分の好きにカスタマイズしたい!
  • そのためなら多少の出費は許せる

別の機種が良さそうな方

  • 最高峰機種が欲しいけどカスタマイズ機能はいらない
    ⇒マキタ18V「TD173D
  • マキタじゃなくてHiKOKIでの最高峰機種がいい
    ⇒HiKOKI36V「WH36DD

まとめ

ということで今回は『TD002G』をレビューしました。

220N・mと高トルクかつ、機能全部載せで、あらゆるシーンにあった使い方ができる万能性も持ち合わせた、現インパクトドライバの最高峰に君臨する機種。

ただ、やはり価格も最高峰、お財布と相談する必要ありなのも間違い無いです。

では。みなさんが自分に合った電動工具に出会えることを願って。

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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