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【10.8Vのド定番機種・迷ったらコレ♪】CL108FDレビュー_マキタ10.8Vコードレスクリーナー_CL108FDZW,CL108FDSHW,CL108FDSTW

今回ご紹介するのはマキタ製10.8Vコードレスクリーナ『CL108FD』。

10.8Vのコンパクト大容量バッテリBL1250B(5.0Ah)と唯一セットになっている機種で、コンパクトながら長時間の使用に適した機種。

BL1040B(4.0Ah)よりも軽量なため、手元への疲労を低減。

今回はそんなマキタ10.8Vの定番モデル『CL108FD』についてレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • なるだけ価格は安く抑えたいけど強弱の設定はできた方が良い。
  • 使用時の音はやや大きくても問題ない。
  • バッテリと充電器も合わせて購入したい

別の機種が良さそうな方

  • 強弱の設定もできなくていいので、可能な限り価格は安く抑えたい。
    ⇒マキタ10.8V「CL106FD
  • 価格が上がってもいいので、吸引力が強く、動作音も小さい機種が良い。
    ⇒マキタ18V「CL284FD」40Vmax「CL001G

CL108FDの立ち位置

  CL106FD CL107FD CL108FD
外観
集塵方式 カプセル 紙パック カプセル
容量 600ml 500ml 600ml
スイッチ トリガ ワンタッチ ワンタッチ
吸込仕事率 19W 【パワフル】32W
【強】20W
【標準】5W
【パワフル】30W
【強】20W
【標準】5W
1充電使用量
※BL1015時
16分 【パワフル】10分
【強】12分
【標準】25分
【パワフル】10分
【強】12分
【標準】25分
重量 0.98kg 1.10kg 1.00kg
定価(税別:本体のみ)
※2025年1月時点
6,500円 8,400円 7,700円
発売年月 2016年9月    2016年9月 2018年8月

マキタ10.8Vコードレスクリーナの現機種は上表の3モデルで、これらの違いはスイッチタイプと集塵方式の違い

CL108FD』はワンタッチスイッチ+カプセル仕様で、これら3機種の中では最も新しいモデル

吸込み仕事率を見ると「CL106FD」がやや小さくなってますが、実使用上では大きな差はないため、スイッチ方式(トリガorワンタッチ)と集塵方式(紙パックorカプセル)でご自身の性格・使用環境に沿って選択されると良いかと思います。

※なお、いずれの機種もサイクロンアタッチメントに対応してます。

CL108FDのラインナップ

CL108FD』は他(「CL106FD」や「CL107FD」)と比べてラインナップ数が多く、お好きなバッテリ+充電器をお得に購入することが可能です。

CL108FDZW:本体のみ(白)

本体色
バッテリー無し
充電器無し
サイクロン無し
集塵用品プレフィルタ・フィルタ
その他付属品サッシノズル

CL108FDSHW:本体(白)+1.5Ahバッテリ+充電器

本体色
バッテリーBL1015×1個
充電器DC10SA
サイクロン無し
集塵用品プレフィルタ・フィルタ
その他付属品サッシノズル

CL108FDSMW:本体(白)+4.0Ahバッテリ+充電器

本体色
バッテリーBL1040B×1個
充電器DC10SA
サイクロン無し
集塵用品プレフィルタ・フィルタ
その他付属品サッシノズル

CL108FDSTW:本体(白)+5.0Ahバッテリ+充電器

本体色
バッテリーBL1050B×1個
充電器無し
サイクロン無し
集塵用品プレフィルタ・フィルタ
その他付属品サッシノズル

CL108FDの価格帯

ラインナップ定価ネット価格
CL108FDZW
(本体のみ)
7,700円5,980円
CL108FDSHW
(1.5Ah付属)
21,000円14,400円
CL108FDSMW
(4.0Ah付属)
25,900円19,000円
CL108FDSTW
(5.0Ah付属)
30,000円22,400円

CL108FD』は本体のみであればおおよそ6,000円弱で購入可能であり、他の10.8V機種と比べても価格に大きな差は無しです。
※数百円ぐらいCL106FDが安いぐらい。

もし、10.8Vのバッテリや充電器をお持ちでない場合はセット品がオススメで、どのバッテリを選ぶかはどのくらい連続で使うか次第。

家全体を掃除するのに使用するならBL1050B(標準モード:連続82分)がセットになったCL108FDSTWがいいですし、ちょっとしたタイミングや1部屋だけの専用機とかであればBL1015(標準モード:連続25分)がセットになったCL108FDSHWで十分です。

\CL108FDの最新価格は以下からチェック/

BL1050Bはそのバッテリ形状により使えない工具もあります。※クリーナは使用可能。
もし、他の10.8V工具とのバッテリ使い回しも考えている方は要注意。以下記事にその辺りも記載しているので、気になる場合はチェックを。

CL108FDの基本スペック

外観

ということで、実際に今回購入した『CL108FDZW』について見ていきます。

バッテリと充電器は持っているので本体のみの商品を購入。

ザ・マキタのコードレスクリーナのお姿。

装着バッテリノズル無しノズル有り
バッテリ無し832g約1.0kg
BL1015(1.5Ah)1040g約1.2kg
BL1040B(4.0Ah)1208g約1.4kg
BL1050B(5.0Ah)1144g約1.3kg

ノズルも含めると約1.2kg~1.4kgとなっており、コードレスクリーナの中ではどちらかというと軽い部類

わたしでも扱える。1.5Ahバッテリなら楽々です。

バッテリによって200gの差があり、バッテリを付け替えて比較しながら持ってみると意外と重さに違いを感じます。

200gはリンゴ1個、レトルトごはん1パック、給食で出てきてた紙パックの牛乳1本ぐらい、特に長時間使わないならBL1015が良きです。

手持ち箇所(グリップ)は、滑り止め加工(くぼみ)が気持ちされてはいるものの樹脂むき出しのままのためやや滑りやすい。

ただ、ゴム素材と比べての話であり、実使用に影響がでるものではないのでご安心を。

スイッチ

スイッチはワンタッチタイプで、スイッチを押すたびに強→パワフル→標準→強→・・・を順繰りする仕様で、切る直前のモードを記憶しておく機能はなし。

なので、初めから標準モードで使用するにも、必ず強・パワフルを通らないといけないので、音小さめで動かしたい時も最初にちょっと大きい音がしてしまうのはやや難点

CL284FD」などの上位機種では強さを選択したのちONできたり、HiKOKI機種では「強」と「標準/弱」のボタンが分かれている。

集塵タイプ

吸い取ったゴミは左のカプセルの中に溜まっていくタイプ。

カプセルをひねって外すだけでゴミ捨て完了できるため、紙パックの取付などの手間はかかりません。

CL108FD | 株式会社マキタ

ただ、細かい塵や埃などが本体内部に侵入しないよう、フィルタが取り付けられており、これらの定期的なメンテナンスは必要です。

プレフィルタは汚れてきたら水で丸洗い、フィルタは汚れてきたら新しいものと交換(1,2回なら水洗いして使うことも可能っちゃ可能)。

フィルタが汚れた(目詰まり)状態だと、空気が通りにくくなり、吸引力が下がってしまいます。

なんかゴミ吸えなくなってきたな・・・と感じたら、フィルタの状態をチェックしてみましょう。

ode

サイクロンユニットの取付

CL108FD』では、サイクロンアタッチメント(別売)を後付けすることも可能

サイクロンアタッチメントを取り付ければ、吸い取ったゴミはサイクロンアタッチメントのゴミカップに溜まっていき、本体内部まではほとんど入っていかないため、フィルタが汚れにくくなります。

アタッチメントを購入する初期費用は掛かりますが、フィルタが汚れにくく吸引力が落ちにくい&交換の頻度も減るため、ランニングコストが減る&メンテナンスがラクになるメリットがあります。

ただ、サイクロンアタッチメントを取り付けた時点でそもそも吸引力が下がってしまう点は頭の片隅に置いといてください。

性能測定

騒音値

CL108FD』の動作音は標準モードで79dB、パワフルモードで90dB。

標準モードならそこまで音は大きくないですが、パワフルモードではご近所さんにあ~掃除機かけてんだな~と分かるぐらいの音量。

まぁ普通の掃除機って感じの音量なので特に音に関して過度に気にする必要が無ければOKですが、赤ちゃんがいるとか、環境的に極力音は小さい方が良いという方は、ちょっとお値段はしますが、「CL284FD」(18V)や「CL001G」(40Vmax)、もしくはCL115FD(バッテリ内蔵)を選択するといいでしょう。

吸引力

プロット形状はサイクロン種類を表す:●印→サイクロン無し、■印→サイクロン(ロング)、♦印→サイクロン(ショート)
プロット色はモード種類を表す: 青→パワフルオレンジ→強緑→標準

吸込仕事率は、掃除機の吸込力の強さをW(ワット)で表すもので、次の計算式によって算出されます。
吸込仕事率=真空度×風量×0.01666※
真空度…ゴミを浮き上がらせる力
風量…浮き上がらせたゴミを運ぶ力
※ JISで規定している換算係数

「吸込仕事率」ってなに? | 三菱電機 よくあるご質問 FAQ

上の式内にある風量は「風速×面積」で表されるため、上の「風速-真空度」のグラフでは右上に行けば行くほど、吸引仕事率は高くなります。

サイクロンアタッチメントを取り付けるとパワフルモードでも、サイクロン無しの強モード未満・ほぼ標準モードと同じくらいの吸引力まで落ち込んでしまうため、メンテナンスの手間より性能を求める場合はサイクロンは無しの方が清掃効率は良いです。

なお、同じ10.8Vで紙パックタイプの「CL107FD」も測定しており、その数値はほとんど同じ。カタログの通り吸引力に差はありませんでした。

他機種との比較

  CL108FD
(マキタ10.8V)
CL181FD
(マキタ18V)
R12DC
(ハイコーキ10.8V)
外観
集塵方式 カプセル カプセル カプセル
容量 600ml 650ml 560ml
スイッチ ワンタッチ ワンタッチ ワンタッチ
吸込仕事率 【パワフル】30W
【強】20W
【標準】5W
【強】37W
【標準】10W
【強】30W
【標準】18W
【弱】10W
1充電使用量 【パワフル】10分
【強】12分
【標準】25分
※BL1015使用
【強】20分
【標準】40分
※BL1830B使用
【強】16分
【標準】27分
【弱】36分
※BSL1220M使用
重量 1.00kg 1.40kg 1.10kg
定価(税別:本体のみ)
※2025年月時点
7,700円 11,700円 8,800円
発売年月 2018年8月 2016年2月 2023年10月

CL181FDと比較

同じワンタッチスイッチ&カプセル式の電圧違い、「CL181FD」と比較。

ノズルは同じ安価版。

内蔵フィルタはCL181FD」の方が高機能フィルタを搭載しており、『CL108FD』よりも排気がキレイな上、お手入れがラク。

モードは『CL108FD』が3モード(パワフル:30W / 強:20W / 標準:5W)、「CL181FD」が2モード(強:37W / 標準:10W)で、吸引力としては「CL181FD」が上ではあるもののモードが少なく、シーンに合ったモードの使い分けは『CL108FD』が優位です。

また、販売価格は『CL108FD』が約6000円、「CL181FD」が約8200円となっており、CL108FD』の方が安価

10.8Vも18Vもバッテリ環境が揃っていて、どっちの機種に迷っているようであれば『CL108FD』でいいかなと。ただフィルタは変えたいという方は高機能フィルタEX(「CL181FD」の付属フィルタより上)の物が700円ぐらいで買えるので、合わせて購入しても「CL181FD」より安価です。

R12DCと比較

同じ電圧、同じスイッチ、同じカプセル式でHiKOKI製のR12DCと比較。

吸引仕事率は同じ30W、連続使用時間は『CL108FD』は1.5Ahで10分(パワフル)、R12DCは2.0Ahで16分(強)→1.5Ahなら単純計算で約12分なので持続時間でも大差はないです。

ノズルの構造も差はなく、ごみの吸い取り能力の面では同レベル。内部のフィルタ構造もモード数も同じで操作性やメンテナンス性も同じです。

唯一の違いとなるとLEDの搭載有無。『CL108FD』(LED有り)の方がR12DC(LED無し)よりも暗い部屋や隅っこのゴミが見やすく、掃除の効率は良いです。

というところで、マキタ(『CL108FD』)かHiKOKI(R12DC)かで迷っているのであれば、ご自身のお持ちのバッテリに合わせてOK。もしバッテリからであれば、バッテリの容量が選べる『CL108FD』が良きです。

実際に使ってみる

床の素材ゴミの種類
フローリング紙くず、重曹(砂の代わり)
絨毯
重曹(砂の代わり)
タイルカーペット紙くず

10.8Vの中では標準的な吸引仕事率(30W)を持っている『CL108FD』、実際に使ってみた感想としては、普段のお掃除ではストレスなく十分に掃除できる能力を持っています。

ただ、やはり上位電圧の上位機種と比べると吸引力は低めのため、部屋の隅や隙間の塵・ゴミを吸い取る能力はもう一つ。

ささっと手軽に掃除するように部屋に常備しておくとか、オフィスでの簡単なお掃除に適している機種になって来ると思います。

CL108FDのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

軽量なので手軽にサッと使いやすい。
吸引力はやや低めなので、隅や隙間などの吸引はちょっと苦手
本体のみなら6,000円程度で手に入るためお財布に優しい。 動作音は大きめなので使う時間帯には注意が必要
セットのバッテリ容量が豊富で使い方に合ったバッテリ容量が選べる。 内蔵フィルタは通常版でメンテがやや手間

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『CL108FD』をオススメできる人は

こんな方にオススメ♪

  • なるだけ価格は安く抑えたいけど強弱の設定はできた方が良い。
  • 使用時の音はやや大きくても問題ない。
  • セットで購入するバッテリを自由に選びたい

別の機種が良さそうな方

  • 強弱の設定もできなくていいので、可能な限り価格は安く抑えたい。
    ⇒マキタ10.8V「CL106FD
  • 価格が上がってもいいので、吸引力が強く、動作音も小さい機種が良い。
    ⇒マキタ18V「CL284FD」40Vmax「CL001FD

まとめ

ということで今回は『CL108FD』をレビューしました。

近年人気の高まっているマキタ掃除機の中でも手ごろで人気の『CL108FD』。

機能・能力的にも普段の掃除使いに持ってこいですし、もし決め手がなくどの機種にしようか迷っているのであれば、えいや~で本機種にしてみても良いかなと思います。

関連商品

10.8Vスライドバッテリ

BL1050B:5.0Ah

BL1040B:4.0Ah

BL1020B:2.0Ah

BL1015:1.5Ah

スライド10.8V充電器

DC10SA ⇒ BL1040B:フル充電60分

DC10WC ⇒ BL1040B:フル充電130分

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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