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【カプセル式ハイスペック機種18V ver.】CL284FDレビュー_マキタ18Vコードレスクリーナー_CL284FDZW,CL284FDZO,CL284FDRFW,CL284FDRFO

今回ご紹介するのはマキタ製18Vコードレスクリーナー『CL284FD』。

マキタコートドレスクリーナーの中で最高の吸引仕事率125Wを持ちながら、静音性も兼ね備えた18V機種

改良された新型ノズルでカーペットなどへの引っ掛かりや風切り音を低減。

今回はそんなマキタカプセルタイプの最高峰機種「CL001G」の18V版『CL284FD』についてレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • 多少価格は高くても良いのでハイスペックなコードレスクリーナーが欲しい。
  • 40Vmaxバッテリは持ってない。
  • できればランニングコストは掛からない方がありがたい

別の機種が良さそうな方

  • すでに40Vmaxバッテリ持ってる。
    ⇒マキタ40Vmax「CL001G
  • 多少ランニングコストかかってもいいので、ラクにゴミ捨てしたい。
    ⇒マキタ40Vmax「CL002G」、マキタ18V「CL285FD」
  • スペックよりも価格重視。
    ⇒マキタ18V「CL181FD」、マキタ10.8V「CL108FD

CL284FDの立ち位置

  CL180FD CL181FD CL182FD CL280FD CL284FD CL285FD CL286FD
クラス ベーシック ミドル ハイクラス
外観
集塵方式 カプセル カプセル 紙パック カプセル カプセル 紙パック サイクロン
容量 650ml 650ml 500ml 750ml 730ml 500ml 250ml
スイッチ トリガ ワンタッチ ワンタッチ トリガ ワンタッチ ワンタッチ ワンタッチ
吸込仕事率 37W 【強】37W
【弱】10W
【強】37W
【弱】10W
45W 【パワフル】125W
【強】70W
【標準】45W
【エコ】20W
【パワフル】125W
【強】70W
【標準】45W
【エコ】20W
【パワフル】100W
【強】60W
【標準】35W
【エコ】15W
1充電使用量
※BL1830B
20分 20分 20分 20分 【パワフル】8分
【強】15分
【標準】21分
【エコ】38分
※BL1830使用
【パワフル】8分
【強】15分
【標準】21分
【エコ】38分
※BL1830使用
【パワフル】8分
【強】15分
【標準】21分
【エコ】38分
※BL1830使用
重量 1.4kg 1.5kg 1.4kg 1.5kg 1.5kg 1.6kg 1.7kg
定価(税別:本体のみ)
※2025年月時点
11,550円 11,700円 12,300円 16,800円 20,800円 21,500円 24,000円
発売年月 2009年12月 2016年2月 2010年9月 2019年2月 2023年4月 2023年2月 2023年2月

マキタ18Vコードレスクリーナーには現在販売中のものでいくと7機種がラインナップしており、その中で『CL284FD』「CL285FD」「CL286FD」が最新のハイスペック機種となっている。※「CL180FD」「CL181FD」「CL182FD」はスタンダード機種、「CL280FD」はミドルクラス機種

その中で、今回紹介する『CL284FD』はカプセルタイプ機種となっており、ハイスペック機種の中でサイクロンの「CL286FD」がやや構造上吸引力が小さくなっているが、基本的なスペックは同じです

なお、ハイスペック機種(『CL284FD』等)とスタンダード機種(「CL181FD」等)では販売価格が倍近く違うので、どちらのスペックにするかはご予算と相談。

ハイスペック機種でかつカプセルタイプが良いとなれば『CL284FD』を選択することになります。※スタンダード機種のカプセルタイプは「CL181FD」

CL284FDのラインナップ

CL284FD』には①バッテリ+充電器の無し(Z)/有り(RD)、②本体色:白(型式の末尾がW)とオリーブ(型式の末尾がO)の2種類で計4種類のセットラインナップが存在します。

CL001G」(40Vmax)の様にサイクロンユニットとのセットラインナップは無いので、サイクロンを使いたければ別で購入する必要があります。

CL284FDZW(白)、CL284FDZO(オリーブ):本体のみ

本体色白(W)、オリーブ(O)
バッテリー無し
充電器無し
サイクロン無し
集塵用品高機能フィルタEX
その他付属品サッシノズル、取扱説明書

CL284FDRFW(白)、CL284FDRFO(オリーブ):本体+バッテリ+充電器

本体色白(W)、オリーブ(W)
バッテリーBL1830B×1個
充電器DC18RF
サイクロン無し
集塵用品高機能フィルタEX
その他付属品サッシノズル、取扱説明書

CL284FDの価格帯

ラインナップ定価ネット価格
CL284FDZ
(本体のみ)
20,800円15,400円
CL284FDRF
(バッテリ・充電器付)
48,500円33,700円

時期によって多少の変動はありますが、『CL284FD』は本体のみ「CL284FDZ」だと約15,500円。マキタコードレスクリーナーのハイスペックモデルだけあって他機種と比べて飛び抜けた価格になってます。

バッテリと充電器がセットになった「CL284FDRF」だと約33,700円。『CL284FD』の40Vmax版「CL001G」だとバッテリ&充電器セットは38,500円となるため、18Vも40Vmaxも持ってないという方は18V『CL284FD』の方が「CL001Gより5,000円ほどお安く導入可能です。

\CL284FDの最新価格は以下からチェック/

CL284FDの基本スペック

外観

実際の使い心地やスペック確認のため『CL284FDZW』を購入。

バッテリ(BL1820B)を取り付けた状態。

本体内部にはブラシレスモーターを搭載しておりハイパワーかつ省エネを実現しており、新型ノズルで動作がスムーズかつ騒音も低減されてます

また、パイプはロックボタン付きとなっており、従来機や下位機種(ロック無し)のようにパイプの差込が甘く掃除している途中に、スポッと抜けてしまうことが無いためストレスフリーで掃除できます。

装着バッテリノズル無しノズル有り
バッテリ無し988g約1.2kg
BL1820B(2.0Ah)1368g約1.6kg
BL1830B(3.0Ah)1622g約1.9kg
BL1860B(6.0Ah)1658g約1.9kg

バッテリとパイプ・ノズルを取り付けた状態で約1.6kg~1.9kg。

コードレスクリーナーはバッテリの重量分どうしても重たくなりがちですが、長時間連続で使用することもそんなにないようであれば、BL1820B等の小容量軽量バッテリを使うのも手。BL1830BやBL1860Bを使うよりも0.3kg軽く、オススメ。

ちなみに、40Vmax「CL001G」の場合、最軽量バッテリを搭載しても約1.9kgなので軽量化して使いたいなら18V一択です。

持ち手はラバー素材になっており、滑りにくく扱いやすい。

スイッチ

18Vのハイスペック機種(『CL284FD』「CL285FD」「CL286FD」)はワンタッチスイッチを採用しており、従来機種と比べ操作性が改善。

1スイッチでモード切り替えが可能となっており、モードメモリ機能もあるためOFFする直前のモードで再起動可能。

モード設定スイッチと電源スイッチが別に設けられており、OFFした状態でのモード設定が可能なため、夜間であったり・近くで子供が寝ているなど、最弱に設定してからONすれば大きい音を出さないで済むので、かなり助かります。

他ワンタッチスイッチ機種ではONしないとモード切り替えができない機種がほとんどなので、最弱で動かすにも一瞬最強モードを通らないといけない=大きい音が一瞬でてしまいます。

ode

動作モードをLED表示しているため、今どのモードで動いているのか分かりやすいのもGOODです。※モード表示が無い機種では、「あれ?今どのモード?」と分からなくなってしまうことが多々あるので。

集塵タイプ

吸い取ったゴミは左のカプセルの中に溜まっていくタイプ。

カプセルをひねって外すだけでゴミ捨て完了できるため、紙パックの取付などの手間やランニングコストはかかりませんが、ゴミ捨ての際にホコリが舞う可能性が高いです。

※「CL285FD」などの紙パック式なら紙パックごとそのままポイができるので、ホコリが舞う心配がなく衛生的。

内部フィルタには高機能フィルタが採用されており、「CL106FD」(10.8V)などのプレフィルタ+フィルタよりも集塵効率がUP。排気がキレイなことに加え、従来フィルタよりもホコリが引っ付きにくいため、吸引力が低下しにくく、フィルタのメンテもラクになってます。

高機能フィルタは中骨が無い「A-58207」もあるので交換用に購入する際はご注意を。「A-58207」も使えはしますが、『CL284FD』で使われているのは高機能フィルタEX「A-68971」です。

また、排気を可能な限りキレイにしたい!という方にはHEPAフィルタを推奨。

【HEPAフィルタ】High Efficiency Particulate Airの略。
空気中の微粒子を捕集する高性能なフィルタで空気清浄機やクリーンルームなどにも使われ、0.3μmの粒子を99.97%以上捕集する性能を有する。ほこりや花粉、ウィルスなどの微粒子を捕集できる。

サイクロンユニットの取付

CL284FD』ではロングタイプのサイクロンユニット(A-72687(白)、A-72481(オリーブ))はもちろんのこと、狭いすき間が得意なショートタイプ(A-72453(白)、A-72431(オリーブ))にも対応しております。

サイクロンユニットにはパイプ固定有りverと無しverがありますので購入時には要注意です。
CL284FD』はパイプ固定有りになります。
 ロングタイプ:A-72687(白)、A-72481(オリーブ)
 ショートタイプ:A-72453(白)、A-72431(オリーブ)

「別付けだとちょっと邪魔だな~」とか「CL284FD買ったけどやっぱりCL286FDにしとけばよかった。。。」との場合には一体型の別売りサイクロンユニット(A‐74500(白)、A-74516(オリーブ))の取付も可能

別付けのサイクロンユニットよりもスッキリ・コンパクトなので、狭いすき間などにもスイスイ掃除しやい。

また、サイクロンユニットを取り付けた時の吸引力低下が別付けよりも下がりにくく、サイクロンユニットを取り付けるのであれば別付けよりも一体型の方が掃除効率は高いです。

性能測定

騒音値

CL284FD』の動作音は約74dB(エコモード)~約82dB(パワフルモード)となっており、他機種と比べてかなり静か

吸引仕事率125Wとマキタコードレスクリーナーの中でも最強を誇る『CL284FD』ですが、風の流れを効率化し、エラストマで振動を吸収、その後の穴あきスポンジで吸音「新・流路構造」により低騒音を実現。

小さなお子さんがいたり、諸事情により夜間の掃除が多かったりする方でも使える機種になっていると思います。

出典:CL284FD | 株式会社マキタ ※写真はCL286FDです。

吸引力

プロット形状はサイクロン種類を表す:●印→サイクロン無し、■印→サイクロン(ロング)、♦印→サイクロン(ショート)
プロット色はモード種類を表す: 青→パワフルオレンジ→強緑→標準

吸込仕事率は、掃除機の吸込力の強さをW(ワット)で表すもので、次の計算式によって算出されます。
吸込仕事率=真空度×風量×0.01666※
真空度…ゴミを浮き上がらせる力
風量…浮き上がらせたゴミを運ぶ力
※ JISで規定している換算係数

「吸込仕事率」ってなに? | 三菱電機 よくあるご質問 FAQ

上の式内にある風量は「風速×面積」で表されるため、上の「風速-真空度」のグラフでは右上に行けば行くほど、吸引仕事率は高くなります。

さすがマキタの最強コードレスクリーナーだけあって、吸引時の風速も真空度も最高値レベルになってます。だいたい、エコモードや標準モードで動かしたときの吸引力が10.8Vなどの下位機種のパワフル(強)モードぐらい。

サイクロンユニットを取り付けると大体1段階ずつ吸引力が下がるイメージで、サイクロンを付けてのパワフルモードがサイクロン無しのときの強モード、サイクロン有り時の強モードがサイクロン無し時の標準モード、といった感じ。

吸引仕事率を求めるのであれば、サイクロン無しで使う必要があります。

なお、サイクロン使いたいけども吸引力はできるだけ落としたくない場合には、「CL286FD」を選ぶか、一体型のサイクロンユニットで『CL284FD』を「CL286FD」に変身させてしまうかです。

他機種との比較

  CL001G
(マキタ‐40V)
CL284FD
(マキタ‐18V)
R18DC
(ハイコーキ‐18V)
外観
集塵方式 カプセル カプセル カプセル
容量 730ml 730ml 560ml
スイッチ ワンタッチ ワンタッチ ワンタッチ
吸込仕事率 【パワフル】125W
【強】70W
【標準】45W
【エコ】20W
【パワフル】125W
【強】70W
【標準】45W
【エコ】20W
【強】40W
【標準】30W
【弱】26W
1充電使用量 【パワフル】16分
【強】25分
【標準】40分
【エコ】80分
※BL4025使用
【パワフル】8分
【強】15分
【標準】21分
【エコ】38分
※BL1830B使用
【強】40分
【標準】48分
【弱】66分
※BSL36A18X使用
重量 1.6kg 1.5kg 1.7kg
定価(税別:本体のみ)
※2025年月時点
20,800円 20,800円 13,300円
発売年月 2021年2月 2023年4月 2023年10月

「CL001G」(40Vmax)との比較は以下ページで行ってます。
【カプセル式クリーナーの最高峰♪】CL001Gレビュー_マキタ40Vmaxコードレスクリーナー

R18DC(ハイコーキ18V)と比較

ハイコーキ18Vのカプセルタイプ「R18DC」と比較。

CL284FD』はハイスペック機種に対し、「R18DC」はベーシック機種。

吸引力を見ても『CL284FD』(125W)の方が「R18DC」(40W)を圧倒しており、販売価格も倍近く『CL284FD』の方がお高くなってます。

ということで、「R18DC」との性能比較するなら18Vのベーシック機種でカプセルタイプの「CL181FD」。

単純に『CL284FD』か「R18DC」かで迷っている場合には、高価なハイスペック機種にするか安価なベーシック機種にするかから検討した方が良きですね。

実際に使ってみる

床の素材ゴミの種類
フローリング紙くず、重曹
重曹(砂の代わり)
絨毯
タイルカーペット紙くず

マキタの7.2V~40Vmaxまでコードレスクリーナーは一通り試してきましたが、吸引力は圧倒的ですね。

重たいボルトやナットも難なく吸い取りますし、普段の掃除では普通モードで全然十分です。家具の隙間などノズルが入りにくい所にはパワフルモードで広範囲を一気に吸い取るといった使い方。

サイクロンを取り付けると1段階ほど吸引力が下がるとの話を前段でしましたが、普段から強モードを使えば、吸引力の低下は気にならず、メンテナンスもラクになるのでいいかもです。

CL284FDのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

圧倒的な吸引力と便利なワンタッチスイッチ
本体のみで約15,000円と、他機種と比べて高価
カプセル式で紙パックなどのランニングコストがかからない。 バッテリ取付状態で約1.9kgと、重た目で腕が疲れやすい。
動作音がマキタ・HiKOKIのコードレスクリーナの中でも最静クラス ゴミ捨ての際にゴミが舞ったり、やや不衛生ではある。
兄弟機種CL001G(40Vmax)でバッテリ&充電器から揃えるよりも安価    

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『CL284FD』をオススメできる人は

こんな方にオススメ♪

  • 多少価格は高くても良いのでハイスペックなコードレスクリーナーが欲しい。
  • 40Vmaxバッテリは持ってない。
  • できればランニングコストは掛からない方がありがたい

別の機種が良さそうな方

  • すでに40Vmaxバッテリ持ってる。
    ⇒マキタ40Vmax「CL001G
  • 多少ランニングコストかかってもいいので、ラクにゴミ捨てしたい。
    ⇒マキタ40Vmax「CL002G」、マキタ18V「CL285FD」
  • スペックよりも価格重視。
    ⇒マキタ18V「CL182FD」、マキタ10.8V「CL108FD

まとめ

ということで今回は『CL284FD』をレビューしました。

マキタコードレスクリーナーのカプセルタイプの最高峰で高い吸引力を持ちながら、静音性も兼ね備えた高スペック機種

バッテリと充電器から揃える必要がある場合、40Vmaxの「CL001G」よりもお安く済むので、バッテリ環境から整えたい人にもおすすめです。

関連商品

18Vバッテリ

BL1860B:6.0Ah

BL1850B:5.0Ah

BL1840B:4.0Ah

BL1830B:3.0Ah

BL1820B:2.0Ah

BL1815N:1.5Ah

18V充電器

DC18RF ⇒ BL1860B:フル充電40分

DC18RC ⇒ BL1860B:フル充電55分

DC18RD(2本同時充電) ⇒ BL1860B:フル充電55分

DC18SH(2本同時充電) ⇒ BL1860B:フル充電130分

DC18SD(2本同時充電×2) ⇒ BL1860B:フル充電130分

DC18WC ⇒ BL1860B:フル充電160分

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ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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