WH12DDレビュー記事

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マキタTD111Dのライバル機【WH12DD_HiKOKI10.8Vインパクトドライバ_評価レビュー】

今回ご紹介するのはHiKOKI10.8Vインパクトドライバのハイエンドモデル『WH12DD』。

モード設定機能完備のブラシレスモータ搭載機で、マキタ「TD111D」のライバル機

一つ上の「WH12DCA」ほどの性能は持ってませんが、その分、お買い得価格に。

今回はそんな『WH12DD』についてレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • DIY用途でもインパクトの使用頻度高め
  • 現時点で電動工具はマキタよりHiKOKIを集めてる
  • 鋼板へのビス打ちなどテクスネジの使用頻度高め

別の機種が良さそうな方

  • HiKOKI信者ではない。テクスネジよりもコーススレッドをよく使う
    ⇒マキタの「TD111D
  • インパクトの使用頻度はそこまで高くないけど、とりあえずインパクトが欲しい方
    ⇒HiKOKI DIYモデル「FWH12DAL
  • 値段高くても構わないから、10.8V最高機種を!!
    ⇒HiKOKI「WH12DCA

WH12DDのラインナップ

WH12DD』のラインナップは全部で3種類。

インパクトドライバ本体のみの(NN)、1.5Ahの小容量バッテリーが2個・充電器・プラスチックケースのフルセット品(2ES)、バッテリーが4.0Ahの大容量バッテリーになっているフルセット品(2LS)。

長時間使用が多い人は2LSだけども、DIYなら2ESで十分です。

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WH12DD:本体のみ

本体色
バッテリー無し
充電器無し
収納ケース無し
その他付属品フック

WH12DD(2ES):バッテリー2個(1.5Ah)

本体色
バッテリー1.5Ah×2個
充電器付属
収納ケースプラスチックケース
その他付属品フック

WH12DD(2LS):バッテリー2個(4.0Ah)

本体色
バッテリー4.0A×2個
充電器付属
収納ケースプラスチックケース
その他付属品フック

WH12DDの価格帯

WH12DDの価格帯
ラインナップ定価Amazon価格
(2023年9月時点)
WH12DD(NN)
本体のみ
20,100円14,600円
WH12DA(NN)
本体のみ
13,000円7,580円
TD111DZ
本体のみ
18,400円13,500円

WH12DD』の本体で定価:20,100円、Amazonでなら14,600円前後で購入可能です。

Amazon価格で、同じ10.8Vの一つ下の機種「WH12DA」の約2倍、ライバル機種であるマキタ「TD111DZ」よりも1,000円ほどお高くなってます。

期間限定でセール商品になってることも☆

WH12DDの外観とサイズ・重量

外観・基本スペック

購入したのは『WH12DD(NN)』。

インパクトドライバ本体のみの商品です。

10.8Vバッテリは1.5Ahも4.0Ahも手持ちがあるので。

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箱の中身はこんな感じ↑

セット内容

マキタの場合はプラスドライバビットが付属してるんですが、HiKOKIはDIYシリーズでのみ付属です。

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4.0Ahバッテリー取り付け時。

ブラシレスモータ搭載とのこともあって、ヘッド長が短く「WH12DA」「FWH12DAL」と比べてコンパクトで取り回し良し。

4.0Ahバッテリを履かせても1kgちょっとと、女性の方でも楽に扱える軽さ。

写真では4.0Ahバッテリを使ってますが、さらに軽く・コンパクトにしたいなら、1.5Ahを履かせるのもありですね。

各種機能

機能内容
モード設定対応
ビットワンタッチ取り付け非対応
防水・防塵非対応
Bluetooth通信非対応

wh12ddでは全部で3つのモードを搭載しており、足元のボタンで切り替え可能です。

モード用途
弱(ソフト)石膏ボードネジ
強(パワー)長ネジ、コーチネジ、ボルト
テクステクスネジ

それぞれのモードで回転数や打撃回数が変わってくるので、用途にあったモードを選択することで、ネジを打ち込みすぎたり、ネジの頭を飛ばしたり、ネジをバカにしてしまったりといった失敗の可能性を低減してくれます。

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インパクトの扱いに慣れてない方にもオススメの機能

他機種との比較

同じ10.8V機種「WH12DA」と比較してみます。

マキタライバル機「TD111D」との比較は以下ページで解説してますので、こちらをご覧下さい。
マキタ10.8Vインパクトのハイエンドモデル【TD111DZ/TD111DSHX_評価レビュー】

WH12DDとWH12DAの比較
WH12DDWH12DA
モータブラシレスモータブラシモータ
最大トルク値135N・m110N・m
最大回転数3,200回転/分2,700回転/分
最大打撃数4,000回/分3,200回/分
モード切替強/弱/テクス無し
その他機能LEDLED

WH12DD』はブラシレスモータで、ヘッド長が134mmとWH12DDよりも16mm短縮されており、取り回しが向上。

またモード切替機能も搭載しており、作業に合ったモードを選択することで、作業の失敗(ビス頭飛ばし、ビス舐め等々)を低減でき、特にテクスビス(鋼材用ビス)をよく使う方は重宝するモードです。

最大回転数と打撃数も『WH12DD』の方が上で、その分、作業スピードもUP。

ただ、価格差が、実販売価格(Amazon価格)で約7,000円ほど

さらに、『WH12DA』と同スペックのFWH12DALと比較するとさらに1,000円~2,000円ほどの価格差が付くので、インパクトの使用頻度が高くない方は『WH12DD』を選択するのは少々勿体ないかと思います。

とりあえずDIY用に何かインパクトが欲しいという方は「FWH12DAL

テクスネジをよく使う予定、使用頻度もそこそこ・長く使っていきたい方はWH12DDを。

実際に使ってみる

コーススレッドやらピアスビスやら試し打ち

WH12DA」や「FWH12DAL」と異なり、ネジサイズや打ち込む材料に合わせてモード設定できるので、安定した作業ができます。

ブラシレスモータ搭載でヘッド長も短く、取り回しやすい機種との印象ですね。

コーススレッド120mmのビス打ち速さ

当ブログでは120mmのコーススレッドのビス打ち速さで各機種を比較。

※木材硬さの違いや、トリガーの引き方の微妙な違い等の条件で誤差は多少あるかと思いますが、参考までに。

WH12DDビス打ち速さ

120mmコーススレッドの打ち込み速度は4秒強。

ライバル機種のマキタ「TD111D」と比べるとコンマ数秒の差で「TD111D」に軍配ですが、実際の作業効率としてはほぼ変わらないとみても良いでしょう。

より速さを求めるなら上位の「WH12DCA」。価格はだいぶ上がってしまいますが。。。

WH12DDのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

モード設定で安定した作業が可能
WH12DCAよりも作業スピード・モード種別は劣る
WH12DAやFWH12DALより作業スピード良し Amazon価格で15,000円弱とTD111Dよりもちょい高。
ブラシレスモータ搭載で取り回し良し    

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『WH12DD』をオススメできる人は

こんな方にオススメ♪

  • DIY用途でもインパクトの使用頻度高め
  • 現時点で電動工具はマキタよりHiKOKIを集めてる
  • 鋼板へのビス打ちなどテクスネジの使用頻度高め

別の機種が良さそうな方

  • HiKOKI信者ではない。テクスネジよりもコーススレッドをよく使う
    ⇒マキタの「TD111D
  • インパクトの使用頻度はそこまで高くないけど、とりあえずインパクトが欲しい方
    ⇒HiKOKI DIYモデル「FWH12DAL
  • 値段高くても構わないから、10.8V最高機種を!!
    ⇒HiKOKI「WH12DCA

まとめ

WH12DD

ということで今回は『WH12DD』をレビューしました。

DIYでメインに使用するも良し、プロのセカンド機種として使用するもよし。

モード設定は安定作業にはとても便利なので、特にテクスネジを使う予定のある方にはオススメ。

では。みなさんが自分に合った電動工具に出会えることを願って。

ライバル機種も見てみる
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  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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