今回ご紹介するのはHiKOKIの10.8Vインパクトドライバ『WH12DA』。

10.8Vプロ向けインパクトのローエンドモデルで目立った機能は無し。
スペック的にもDIYモデルの「FWH12DAL」との差は見当たらず。。。
でも価格は「FWH12DAL」よりも数千円高いというHiKOKI七不思議の一つ。
今回はそんな『WH12DA』についてレビューしていきます。
こんな方にオススメ♪
- HiKOKIは緑じゃ無いと許せない!
 - DIY向けって何か信用できない。。。
 
別の機種が良さそうな方
\当ブログの推しインパクトドライバまとめ記事はコチラ/
WH12DAのラインナップ
『WH12DA』は本体のみの(NN)、フルセットの(2ES)の他に、Amazon限定でバッテリーが1個セットの(ES)をラインナップ。
(ES)は初回修理保証付きなので、「もしもなにかあったら・・・」と心配性な方には選択肢として有りかなと思います。
WH12DA(NN):本体のみ
| 本体色 | 緑 | 
| バッテリー | 無し | 
| 充電器 | 無し | 
| 収納ケース | 無し | 
| その他付属品 | フック | 
WH12DA(ES):バッテリー1個(Amazon限定)
| 本体色 | 緑 | 
| バッテリー | 1.5Ah×1個 | 
| 充電器 | 付属 | 
| 収納ケース | プラスチックケース | 
| その他付属品 | フック | 
WH12DA(2ES):バッテリー2個(フルセット)
| 本体色 | 緑 | 
| バッテリー | 1.5A×2個 | 
| 充電器 | 付属 | 
| 収納ケース | プラスチックケース | 
| その他付属品 | フック | 
WH12DAの価格帯

| ラインナップ | 定価 | Amazon価格 (2023年9月時点)  | 
|---|---|---|
| WH12DA(ES) バッテリ1個  | ー | 14,800円 | 
| WH12DA(2ES) フルセット  | 27,300円 | 18,788円 | 
| FWH12DAL(2ES) フルセット  | 21,200円 | 12,800円 | 
| WH12DA(NN) 本体のみ  | 13,000円 | 7,580円 | 
| WH12DD(NN) 本体のみ  | 20,100円 | 14,972円 | 
| TD110DZ 本体のみ  | 11,400円 | 7,990円 | 
フルセット(2ES)の場合、プロモデル『WH12DA』とDIYモデル「FWH12DAL」の差はAmazon価格で約6,000円。
スペックは同一なのに。。。
本体のみの場合、1個上のスペックのWH12DDとの価格差は約7,500円と倍近い額のため、WH12DDを選ぶ際は慎重になりたいところ。
マキタでの同等スペック「TD110DZ」とはほとんど同じ価格(時期によって上下)のため、「DIYモデルでもいい」ならフリマアプリで出品されてる「FWH12DAL」Lのバラシ品を選択するのが一番安価な選択肢になる。
フリマアプリ品の場合、保証がなかったり、実は新品じゃなかったり、があるのでその点は割り切りが必要かなと。
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WH12DAの外観とサイズ・重量
外観・基本スペック

購入したのは『WH12DA(2ES)』。
1.5Ahバッテリ(BSL1215)が2個ついたフルセット品になります。


1.5Ahバッテリー取り付け。

重さは約1.08kgとなっており、FWH12DAL(1.06kg)とほぼ同じ。
※「FWH12DAL」はフックがついていないので20gはフックの差ですね。

1kgちょっとしか無いので、女性の方でも扱いやすい機種と思います。
ただ、駆動部にはブラシモータを搭載しているため、ブラシレスのWH12DD等よりもヘッドが長く、狭所作業となると、ヘッドが入らないとの場面も出てきそうです。
各種機能
| 機能 | 内容 | 
|---|---|
| モード設定 | 非対応 | 
| ビットワンタッチ取り付け | 非対応 | 
| 防水・防塵 | 非対応 | 
| Bluetooth通信 | 非対応 | 
モード設定だったり上位機種に搭載される機能は一切無し。
唯一ある機能はLED。

今やLEDはどの機種でもついているので、他機種との差にはなりませんが、暗い所であったり、ネジ先端の暗くなりがちな箇所を照らしてくれます。
他機種との比較
上位機種WH12DDと比較

同じ10.8Vの上位機種「WH12DD」と比較してみます。
DIYモデル「FWH12DAL」との比較は以下ページで解説してますので、こちらをご覧下さい。
⇒『FWH12DAL』HiKOKI_10.8VインパクトDIY入門モデル【評価レビュー】
| WH12DD | WH12DA | |
|---|---|---|
| モータ | ブラシレスモータ | ブラシモータ | 
| 最大トルク値 | 135N・m | 110N・m | 
| 最大回転数 | 3,200回転/分 | 2,700回転/分 | 
| 最大打撃数 | 4,000回/分 | 3,200回/分 | 
| モード切替 | 強/弱/テクス | 無し | 
| その他機能 | LED | LED | 
WH12DDはブラシレスモータで小型化、ヘッド長が134mmとWH12DDよりも16mm短縮されており、取り回しが向上。
またモード切替機能も搭載しており、作業に合ったモードを選択することで、作業の失敗(ビス頭飛ばし、ビス舐め等々)を低減できるようになってます。
最大回転数と打撃数もWH12DDの方が上で、その分、作業スピードもUP。
ただ、価格差が、実販売価格(Amazon価格)で約7,500円ほど。
さらに、『WH12DA』と同スペックのFWH12DALと比較するとさらに1,000円~2,000円ほどの価格差が付くので、インパクトの使用頻度が高くない方はWH12DDを選択するのは少々勿体ないかと思います。
ということでDIYerはWH12DA。。。ではなくて青紫かつDIYモデルという立ち位置を許せるのであれば「FWH12DAL」が良い選択肢になりますね。
実際に使ってみる
コーススレッドやらピアスビスやら試し打ち
パワーがあまりない分、初心者の方でも扱いやすい機種で、入門機として良い機種と思います。
ただ、率直な感想は。。。FWH12DALと変わらない。。。
「FWH12DAL」の方が安価なので、やっぱり『WH12DA』をラインナップしている理由が余計に分からない。。。
コーススレッド120mmのビス打ち速さ
当ブログでは120mmのコーススレッドのビス打ち速さで各機種を比較。
※木材硬さの違いや、トリガーの引き方の微妙な違い等の条件で誤差は多少あるかと思いますが、参考までに。

120mmのコーススレッドを打ち込むのに大体6秒弱。
「FWH12DAL」と回転数・打撃数は一緒なのにコンマ数秒の差が出ているのは、誤差範囲かなと。
インパクトの使用頻度が高くないなら気にならないレベルと思います。
WH12DAのメリット・デメリット
というわけで、情報をまとめると。。。
| メリット | デメリット | ||
| 〇 | 
本体色が緑 | ✕ | 
FWH12DALと同スペック | 
| 〇 | プロ用モデルという安心感 | ✕ | なのに数千円高い | 
というわけで、冒頭にも記載してましたが、『WH12DA』をオススメできる人は
こんな方にオススメ♪
- HiKOKIは緑じゃ無いと許せない!
 - DIY向けって何か信用できない。。。
 
別の機種が良さそうな方
- 別に緑でなくていい
⇒DIYモデル「FWH12DAL」 - インパクト使用頻度高めで、10.8Vで高機能機種を求めてる
⇒HiKOKI「WH12DD」、マキタ「TD111D」 - 10.8Vでの最高位機種を教えてくれ!
⇒HiKOKI「WH12DCA」 
まとめ

ということで今回は『WH12DA』をレビューしました。
初心者向きで入門機として良い機種だと思いますが、、、
同スペック品のDIYモデル「FWH12DAL」があるため、やはり『WH12DA』の存在意義がよく分からない結果に。
HiKOKIの人にこれら機種の違いについて伺うことができれば、また情報アップします。
\当ブログの推しインパクトドライバまとめ記事はコチラ/
 
	
	
	
	
	
	
	
	