2024年4月、マキタから40Vmax充電式ルータ『RP001G』が登場♪
40Vmaxとしては初のルータで、AC機と同等のハイパワーを持ちつつ、小型・軽量化を実現した機種。
本記事では、メリット/デメリットを含め、『RP001G』の特徴を解説していきたいと思いますので、一緒に見ていきましょう♪
RP001Gの特徴
パワフルな切削性能
『RP001G』は、ハイパワーブラシレスモータと40Vmaxバッテリーの組合せにより、充電式にも関わらずAC機同等のパワフルな切削性能を実現。
また、定回転制御により12mmビット使用時でも回転数が落ちないため切削面にムラができにくく、キレイな切削面に仕上げることが可能です。
軽量&低全高で優れた取り回し
『RP001G』は、バッテリ(BL4025)装着時の質量が3.9kg、最低全高は228mmと取り回しが大きく進化。
AC機「RP2031FC」だと、質量:6.0kg、全高312mmとなっており、質量だけ見ても2.1kgもの違いがあり、作業者の負担を大きく軽減してくれます。
使いやすさにこだわった設計
グリップ形状は握りやすさにこだわり、スイッチはグリップに集約することで、手元で一括操作。
回転スピードの調整はダイヤル式となっており、使いやすさにこだわった設計になっています。
また、無線連動機能(AWS)やLEDライト搭載など、ユーザーフレンドリーな機能も充実しています。
防じん・防水構造
『RP001G』ではIPX4の防塵防水構造&APTを搭載しており、粉じんや水による影響を受けにくいよう設計。
屋外での作業にも安心して使用できます。
RP001Gの主要機能
RP001G | RP2301FC | |
---|---|---|
電源 | DC36V(40Vmax) | AC100V |
チャック孔径 | 12mm | 12mm |
回転数(min‐1) | 8,000~25,000 | 9,000~22,000 |
1充電作業量(目安) | 約32m パーティクルボード9mm厚 | ー |
本機寸法(mm) 長さ×幅×高さ | 135×275×288 | 155×294×312 |
質量 | 3.9kg ※BL4025装着時 | 6.0kg |
付属品 | ストレートビット12 ストレートガイド テンプレットガイド16 コレットスリーブ6・8 スパナ8‐24 | ストレートビット12 ストレートガイド テンプレットガイド16 コレットスリーブ6・8 スパナ8‐24 |
ブラシレスモータ | ○ | ー |
防じん・防水 | IPX4 APT | ー |
LEDライト | ○ | ○ |
RP001Gのラインナップ
本体のみ:RP001GZ
機器 | 詳細 |
---|---|
本体 | RP001GZ |
カラーバリエーション | マキタブルー |
バッテリ | ー |
充電器 | ー |
ケース | ー |
セット品
(2024年4月時点)ラインナップなし。
バッテリを持っていない場合は別で購入する必要ありです。
RP001Gの気になる点
セット品のラインナップが無い
『RP001G』の販売ラインナップとしては本体のみの『RP001GZ』のみとなっており、バッテリをお持ちでない方は別でバッテリ&充電器を購入する必要ありです。
他の機種もそうですが、基本的にはセット品(本体+バッテリ+充電器)で購入するのが一番経済的。
AC機と比べると導入コストは高い
RP001G | RP2301FC | |
---|---|---|
本体のみ | 定価:¥58,900 通販:¥42,800 | 定価:¥60,800 通販:¥41,800 |
セット品 | (無し) | ー |
本体のみであれば『RP001G』は通販約42,800円と「RP2301FC」よりも1,000円ほどお高くなってます。
『RP001G』の場合はこれにバッテリも準備する必要があるので、パワーソースキットXGT2(2.5Ahバッテリ(2個)+充電器)を追加購入で+6万円ぐらいなので、AC機と比べると導入によって与えられるお財布ダメージは倍以上です。。。
これに関しては『RP001G』だけではなく、充電式工具全般に言えることではあるんですけども。
まとめ
メリット | デメリット | ||
〇 |
ACモデル同等のハイパワー | ✕ |
AC機と比べてバッテリ切れの心配あり |
〇 | 軽量&低全高で取り回しGOOD♪ | ✕ | バッテリセット品のラインナップ無し |
〇 | 扱いやすい設計 |
今回はマキタの40Vmax充電式ルータ『RP001G』についてご紹介しました。
もはや、40Vmaxでは定型句となってきている「AC機同等以上」、そこに更にバッテリを付けたうえで軽量&低全高で取り扱いやすさも格段にUPしてます。
AC機と比べると導入コストが高く、充電の手間があるのは事実ですが、その辺りは作業環境に合わせて選ばれると良いかなと思います。