サンダの選び方 種類の違いと電源で選ぶ

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【種類の違いと電源で選ぶ】サンダの選び方_マキタ・HiKOKIのランダムサンダ・オービタルサンダ・ミニサンダ・ベルトサンダ_騒音も実測

電動でやすりがけをするサンダには、パッドの動き方と形の違いでランダムサンダ・オービタルサンダ・ミニサンダ・ベルトサンダの4種類があり、マキタとHiKOKIの現行機だけでも35機種。

電動工具なびでは、マキタ・HiKOKIのサンダ14台と他社のサンダ15台、計29台の空回しの騒音を測っています。この記事では、種類ごとの違い・電源の違い・測った音の違いから、どの種類とどの電源を選ぶかをまとめます。仕様と価格はメーカーの公式サイトと取扱説明書の値で、全機種を一覧で見たい場合はサンダのカテゴリページに並べています。

サンダの4種類:パッドの動き方と形の違い

種類パッドの動き
(メーカーの表記)
パッド・ベルトの形メーカーが挙げる用途現行機の数本体のみの価格
(税別)
ランダムサンダ 偏心+回転 円形
φ123〜150mm
荒削り・表面仕上げ・塗装はがし・下地仕上げ・さび落とし 8 17,700〜40,800円
オービタルサンダ
(仕上サンダ)
偏心運動 長方形
80×130〜115×229mm
木材・家具の表面仕上げ・下地仕上げ 8 13,300〜37,900円
ミニサンダ 回転数の表記は仕上サンダと同じ「オービタル数」 四角
110×100〜112×102mm
(三角パッド付きの機種あり)
各種木材や壁面の研削(四角)/壁際・狭いコーナー・隙間(三角) 7 14,000〜20,500円
ベルトサンダ 輪になったベルトが回る ベルト幅
9〜100mm
木材や金属の研削・床や壁の汚れ落とし・ペイントはがし・さび落とし 12 28,600〜56,600円

※現行機の数は、2026年10月時点のマキタ・HiKOKIの現行機(在庫僅少品のBO140Dを除く)です。
※価格はメーカーの希望小売価格(税別・2026年10月時点)で、本体のみの品番の値です。販売店での実際の価格とは異なります。HiKOKIのFSV10SA・FSV12SG・FSV13YBはオープン価格(希望小売価格なし)のため、金額を載せていません。

表面仕上げや下地仕上げは、ランダムとオービタルの両方の用途に挙がっています。違いが出るのは、パッドの動き方と形、それに使うペーパーの形です。

ランダムサンダ:「偏心+回転」でムラなく仕上げる

ランダムサンダの実機6台(BO180D・SV1813DA・BO001CG・BO5030・BO5041・FSV13YB)

ランダムサンダのパッドは、マキタが「偏心+回転」、HiKOKIが「回転運動+偏心運動」と呼ぶ動きをします。回転軸をずらしながらパッドが回るため、ムラなくきれいに仕上がるのが特長です。木工品だけでなく、金属品の荒削りやさび落としも用途に含まれます。

ペーパーは丸形で、大きさはφ125mm(BO6050だけはφ150mm)。BO180D・BO001CG・BO5041とHiKOKIの3機種は、面ファスナ式(貼ってはがせる留め方。HiKOKIの呼び方はマジック式)のペーパーを、パッドの穴と位置を合わせて貼り付けます。

回転数を切り替えられる機種なら、作業で速さを使い分けられます。BO180Dの取扱説明書が挙げる目安は、高速(11,000min⁻¹。min⁻¹は1分間の回転数)が通常の研削、中速(9,500min⁻¹)が削り過ぎを避けたい仕上げ、低速(7,000min⁻¹)がポリッシングです。

オービタルサンダ(仕上サンダ):長方形のパッドで表面を仕上げる

オービタルサンダの実機5台(BO380D・BO005CG・BO007CG・BO3710・FSV10SA)

マキタはオービタルサンダを「仕上サンダ」と呼び、動きを「偏心運動」として、ランダムサンダの「偏心+回転」と書き分けています。用途の中心は木材や家具の表面仕上げ・下地仕上げで、BO380Dはグリップを外すと壁際まで研削できる機種です。

BO380Dの変速は3段。高速は広い面や荒い面の研削、中速は木材の端面の研磨やバリ取り、低速は塗装落としが目安です。

BO380DやBO3710のように、ペーパーの両端をパッドにはさんで留めるクランプ式の機種は、穴の無い市販のペーパーをパッドの大きさに合わせて切り、パンチプレート(集じん用の穴をあける板)で穴をあけて使えます。パンチプレートは、BO380D・BO3710では別販売品で、FSV10SAでは付属品です。

ミニサンダ:四角いパッドと、コーナーを磨ける三角パッド

ミニサンダの実機3台(BO480D・BO4555・FSV12SG)

回転数の表記は仕上サンダと同じ「オービタル数」で、HiKOKIもFSV12SGの取扱説明書でこの機種を「オービタルサンダ」と呼んでいます。パッドは110×100〜112×102mmの四角が基本で、用途は各種木材や壁面の研削。

三角パッドが使えるのはBO483D(四角・三角兼用)・BO4565・SV12SHの3機種で、壁際や狭いコーナー、隙間の研磨に使えます。BO483Dの取扱説明書には、よろい戸のような狭い所を研磨する方法も載っていて、板と板の間にパッドの突き出た部分を差し込み、上下のペーパーで磨く使い方です。

クランプ式のBO480Dとペーパークリップ式のFSV12SGは、市販の228×280mm(HiKOKIの表記は230×280mm)のペーパーを4等分すると、1枚から4枚取れます。

ベルトサンダ:輪になったベルトで研削する

輪になったサンディングベルト(エンドレスベルト)を本体のローラーに掛けて回し、ベルトの面で削るのがベルトサンダです。取り付けるときはベルトと本体の回転方向の矢印を合わせ、使うときはベルト面を加工面に均一に当てたまま、本体を前後に動かします。

ベルトの幅は9〜100mmで、パイプ用の機種もあります。76×533mm・100×610mmのベルトを使うAC機は4.3〜5.9kgで、ほかの3種類でいちばん重い9046(3.0kg)より重い数字です。76×457mmのベルトを使う9911は2.6kgです。

サンダを選ぶときの3つのポイント

種類・電源・変速と集じんの3つで、候補の機種を絞っていきます。

1. 作業に合う種類を選び、ペーパーの形と粒度をそろえる

早見表の「メーカーが挙げる用途」で、いちばんよくやる作業が挙がっている種類が候補です。種類が決まると使うペーパーの形も決まり、ランダムは丸形、オービタルとミニはパッドに合わせた長方形・四角・三角、ベルトは輪になったベルトを使います。

目の粗さ(粒度。数字が小さいほど粗い)は、マキタの取扱説明書では40〜80番が粗仕上、100〜120番が中仕上、150〜240番が仕上という区分です。標準付属のペーパーも、BO180D・BO3710は60・120・240番、BO480Dは60・100・150番で、粗仕上・中仕上・仕上の番手が1種類ずつそろっています。

HiKOKIの取扱説明書は、手でかけるときより粗めの粒度を選び、面全体が同じように削れるまでは同じ粒度で通すよう書いています。

2. 電源はAC・18V・40Vmaxの3つ

コンセントにつなぐAC機は、電池も充電器も要りません。4種類とも、本体のみの価格がいちばん安いのはAC機です(ランダムのBO5030が17,700円、オービタルのBO3710が13,300円、ミニのBO4555が14,000円、ベルトの9032が28,600円)。ランダム・オービタル・ミニのAC機のコードは1.8〜2.5mで、延長コードを使わなければ、コンセントからこの長さの範囲で作業することになります。

マキタ18Vのランダム・オービタル・ミニ(BO180D・BO380D・BO480D・BO483D)は、本体のみが19,200〜20,500円です。BL1860B(6.0Ah)1本と充電器DC18RFが付くセットは54,300〜55,600円で、差額35,100円は電池1本と充電器が付く分にあたります。HiKOKIのSV1813DAは、本体のみの(NN)が25,400円、マルチボルト蓄電池BSL36A18Xと急速充電器UC18YDL2が付く(XPZ)が63,300円。18Vの5機種は、電池を付けた質量が1.6〜2.1kg(SV1813DAは集じんバッグも付けた値)で、コンセントの位置を気にせず持ち回れます。

マキタ40Vmaxのサンダ3機種(ランダムのBO001CG、オービタルのBO005CG・BO007CG)は、電池を本体に付けない「コネクタ式」です。電池はバッテリアダプタ側に付け、アダプタのコードで本体につなぎます。そのぶん本体は軽く、ダストバッグとアダプタを外した質量は0.90〜1.0kg。同じ93×185mmのパッドで比べると、18VのBO380Dは電池込みで2.1kg、40VmaxのBO007CGは電池を載せない本体だけで1.0kgです(どちらもダストバッグを外した値)。

実際に量ると、BO380DはBL1860Bとダストバッグを付けて2,238g、BO001CGはダストバッグを付けてアダプタを外した状態で1,082gでした。どちらも、作業中に手で持つ重さにあたります。

⚠️
40Vmaxのサンダは、バッテリアダプタが別売
BO001CG・BO005CG・BO007CGは本体のみの品番(37,500〜38,800円)だけで、セットはありません。使うには、40Vmaxのバッテリと充電器に加えて、本体と電池をつなぐバッテリアダプタ(コード1.6mのA-77394、5.0mのA-77403。どちらも別販売)が必要です。40Vmaxの電池を持っている場合も、アダプタは買い足しになります。

BO005CGとBO007CGは、電池が無いぶん手元は軽いのですが、コードはやはり気になりました。
ode

3. 変速の有無と、集じんの方法を確かめる

ランダム・オービタル・ミニの充電式8機種(18V・40Vmax)は、どれも回転数を切り替えられます。BO180D・BO380Dは3段、BO480D・BO483Dは押しボタンの2段、40Vmaxの3機種はダイヤルの5段、SV1813DAはダイヤルの6段です。一方、同じ3種類のAC機15機種のうち、変速の記載があるのはダイヤル式のBO5041・BO6050・BO4900Vの3機種で、ほかの12機種は仕様の回転数が1つです(2026年10月時点)。回転を落とせるかどうかは、空回しの音の差にも表れます(次の実測を参照)。

集じんは、ダストバッグで受けるか、集じん機につなぐかの2つ。ランダム・オービタル・ミニで、ダストバッグが付属品に入っていないのはBO6050と9035Nの2機種で、BO6050は集じん機への接続に対応しています。40Vmaxの3機種は、サンダのスイッチに合わせて集じん機が動く「無線連動」にも対応し、集じん機のスイッチを入れに行く手間を省けます(使うには別売品が必要)。

サンダ29台の空回しの騒音を実測

サンダを横に倒してパッドを騒音計に向け、パッドから約10cmの床に置いた騒音計で、ペーパーを付けずに空回しした音を測っています。変速付きの機種は最高速と最低速の2つ、変速の記載が無い機種は最高速の値だけです。

ランダムサンダ(空回しの騒音・実測)
65758595105dB
BO001CGマキタ 40Vmax
最高速 92dB
最低速 80dB
SV1813DAHiKOKI 18V
最高速 92dB
最低速 75dB
BO180Dマキタ 18V
最高速 93dB
最低速 83dB
FSV13YBHiKOKI AC100V
94dB
BO5030マキタ AC100V
96dB
BO5041マキタ AC100V
最高速 97dB
最低速 73dB
参考:他社機
GEX125-1AEBOSCH AC100V
最高速 90dB
最低速 71dB
EWS-220RE-Value AC100V
93dB
RSE-1250京セラ AC100V
最高速 95dB
最低速 83dB
KM-240LIFELEX
96dB
PEX260AEBOSCH AC100V
最高速 100dB
最低速 91dB
オービタルサンダ(仕上サンダ)(空回しの騒音・実測)
65758595105dB
BO3710マキタ AC100V
84dB
BO005CGマキタ 40Vmax
最高速 88dB
最低速 78dB
BO380Dマキタ 18V
最高速 90dB
最低速 72dB
FSV10SAHiKOKI AC100V
92dB
BO007CGマキタ 40Vmax
最高速 94dB
最低速 78dB
参考:他社機
GSS23AE/MFBOSCH AC100V
最高速 89dB
最低速 75dB
SD-100SC高儀 AC100V
最高速 89dB
最低速 67dB
KM-150LIFELEX AC100V
90dB
MS-30B京セラ AC100V
93dB
JSD919-Zアイリスオーヤマ 10.8V
95dB
SWS-200ACSK11 AC100V
95dB
KA320EBLACK+DECKER AC100V
最高速 103dB
最低速 95dB
ミニサンダ・コーナーサンダ(空回しの騒音・実測)
65758595105dB
BO480Dマキタ 18V
最高速 93dB
最低速 85dB
BO4555マキタ AC100V
94dB
FSV12SGHiKOKI AC100V
95dB
参考:他社機
PS108V-SETDCM 10.8V(コーナー)
82dB
KM-130LIFELEX(コーナー)
87dB
T-MS-2DCM
97dB
マキタHiKOKI他社(参考)最低速(変速できる機種)
サンダを横に倒してパッドを騒音計に向け、パッドから約10cmの床に置いた騒音計で、ペーパーを付けずに空回しした値です。JISの測定方法とは異なるため、カタログの騒音値とは比べられません。機種どうしを比べるための参考値です。変速の無い機種は1本だけです。

他社機は参考として載せています。ベルトサンダは測っていません。

マキタ・HiKOKIの変速付き8機種は、最低速にすると、空回しの実測値が最高速より8〜24dB低い値でした。下がり幅がいちばん大きかったのはBO5041(97dB→73dB)、いちばん小さかったのはBO480D(93dB→85dB)で、同じ変速付きでも、回転を落としたときの音の下がり方は機種によってかなり違います。BO380D(90dB→72dB)とSV1813DA(92dB→75dB)も17〜18dB下がり、最低速では70dB台でした。

最高速どうしで比べると、マキタ・HiKOKIの14台は84〜97dB。いちばん低かったのは、変速の記載が無いBO3710(84dB)で、変速付きの8機種の最高速(88〜97dB)より低い値でした。回転数が1つでも、空回しの音が低い機種はあります。

どの値も、ペーパーを当てない空回しの音です。ペーパーを当てて研磨しているときの音は測っていません。

マキタ・HiKOKIの現行サンダ35機種の違い(種類ごと)

種類ごとに、マキタ・HiKOKIの現行機を全部並べました。騒音の「─」は測っていない機種、レビューの「─」は記事がまだ無い機種です。

ランダムサンダ8機種:電源・パッド径・変速が違う

機種電源パッド
(mm)
回転数
(min⁻¹)
質量
(条件)
本体のみの価格空回しの騒音
(最低速〜最高速)
レビュー
BO180DBO180D
(マキタ)
18Vφ1237,000/9,500/11,000
(3段)
1.7kg
(BL1860B装着)
20,500円83〜93dB記事
SV1813DASV1813DA
(HiKOKI)
18V
(マルチボルト)
φ1257,000〜11,000
(6段)
2.0kg
(集じんバッグ・蓄電池装着)
25,400円75〜92dB記事
BO001CGBO001CG
(マキタ)
40Vmax
(コネクタ式)
φ1236,000〜10,000
(5段)
0.91kg
(ダストバッグ・アダプタなし)
38,800円80〜92dB記事
BO5030BO5030
(マキタ)
AC100Vφ12312,0001.3kg17,700円96dB
(最高速のみ)
記事
BO5041BO5041
(マキタ)
AC100Vφ1234,000〜12,000
(ダイヤル)
1.4kg25,000円73〜97dB記事
BO6050BO6050
(マキタ)
AC100Vφ1501,600〜6,800
(ダイヤル)
2.5kg40,800円──
SV13YBSV13YB
(HiKOKI)
AC100Vφ12512,0001.4kg19,700円──
FSV13YBFSV13YB
(HiKOKI)
AC100Vφ12512,0001.4kgオープン価格94dB
(最高速のみ)
記事

※AC機の質量は、電源コードを含むかどうかの記載がありません。

8機種のうち5機種がAC機で、充電式は18VのBO180D・SV1813DAと、40VmaxのBO001CGの3機種です。パッドはマキタがφ123mm、HiKOKIがφ125mmで、どちらもφ125mmのペーパーを使います。

BO6050は、偏心運動に強制回転を加える「強制回転駆動」と、負荷に応じてパッドが回る「フリー回転駆動」を切り替えられ、重研削やポリッシングにも使える機種です。SV13YBとFSV13YBはパッド・回転数・質量など仕様の数値が同じで、集じん機への接続の記載はFSV13YBにあります。

充電式の3機種とBO5041・BO6050は回転数を変えられ、BO5030・SV13YB・FSV13YBは仕様の回転数が12,000min⁻¹の1つです。

ode
BO5030はパワーがあって、手が持っていかれそうになる感覚がありました。

オービタルサンダ8機種:パッドの大きさとペーパーの留め方が違う

機種電源パッド
(mm)
回転数
(min⁻¹)
質量
(条件)
本体のみの価格空回しの騒音
(最低速〜最高速)
レビュー
BO380DBO380D
(マキタ)
18V93×1854,000〜12,000
(3段)
2.1kg
(バッテリ装着・ダストバッグなし)
19,600円72〜90dB─
BO005CGBO005CG
(マキタ)
40Vmax
(コネクタ式)
80×1306,000〜10,000
(5段)
0.90kg
(ダストバッグ・アダプタなし)
37,500円78〜88dB─
BO007CGBO007CG
(マキタ)
40Vmax
(コネクタ式)
93×1856,000〜12,000
(5段)
1.0kg
(ダストバッグ・アダプタなし)
37,900円78〜94dB─
90469046
(マキタ)
AC100V115×2296,0003.0kg34,300円──
9035N9035N
(マキタ)
AC100V93×1857,0001.45kg16,900円──
BO3710BO3710
(マキタ)
AC100V93×18511,0001.5kg13,300円84dB
(最高速のみ)
─
BO4900VBO4900V
(マキタ)
AC100V115×2294,000〜10,000
(ダイヤル)
2.8kg33,400円──
FSV10SAFSV10SA
(HiKOKI)
AC100V92×18410,0001.3kgオープン価格92dB
(最高速のみ)
─

パッドの大きさは3通りです。80×130mmのBO005CGは建具や家具などの細かな作業向けで、115×229mmの9046・BO4900Vがいちばん大きく、残りの5機種は92〜93×185mm。質量はAC機で1.3〜3.0kgと幅があり、大きなパッドの2機種が2.8kg・3.0kgです。

ペーパーの留め方は、BO380D・9035N・BO3710がクランプ式、BO005CGが面ファスナ式で、BO007CGは両方に対応します。9046とBO4900Vはクランプ式が標準で、面ファスナ式のペーパーには別販売品で対応する機種です。

9035Nは、なめらかに仕上げる「オービタル運動」と、木目に沿って動かして木目を浮き立たせる「ストレート運動」を切り替えられます。

BO380Dは、重さがあるぶん研磨の効率は良いと感じました。
ode

ミニサンダ7機種:四角か三角か、電源と変速が違う

機種電源パッド
(mm)
回転数
(min⁻¹)
質量
(条件)
本体のみの価格空回しの騒音
(最低速〜最高速)
レビュー
BO480DBO480D
(マキタ)
18V四角
112×102
11,000/14,000
(2段)
1.7kg
(バッテリ装着・ダストバッグなし)
19,200円85〜93dB─
BO483DBO483D
(マキタ)
18V四角・三角兼用
112×190
11,000/14,000
(2段)
1.6kg
(バッテリ装着・ダストバッグなし)
20,500円──
BO4555BO4555
(マキタ)
AC100V四角
112×102
14,0001.1kg14,000円94dB
(最高速のみ)
─
BO4565BO4565
(マキタ)
AC100V三角パッド
112×190
14,0001.1kg15,400円──
SV12SGSV12SG
(HiKOKI)
AC100V四角
110×100
14,0001.1kg18,000円──
SV12SHSV12SH
(HiKOKI)
AC100V四角・三角
110×190
14,0001.0kg19,700円──
FSV12SGFSV12SG
(HiKOKI)
AC100V四角
110×100
14,0001.1kgオープン価格95dB
(最高速のみ)
─

18VのBO480D・BO483Dは押しボタンで2段に切り替えられ、バッテリを付けた質量は1.6〜1.7kg(ダストバッグなし)。AC機の5機種は、回転数が14,000min⁻¹の1つで、質量は1.0〜1.1kg、本体のみの価格は14,000〜19,700円です(FSV12SGはオープン価格)。

ペーパーの留め方は、BO480D・BO4555がクランプ式と面ファスナ式の兼用で、BO483Dは面ファスナ式です。SV12SGとFSV12SGは仕様の数値が同じで、付属のペーパー(SV12SGは粒度100が1枚、FSV12SGは60・100・150番が1枚ずつ)と価格、集じん機への接続の記載(FSV12SGにだけある)が違います。

ode
BO4555は小ぶりで持ちやすく、手へのなじみも良い1台でした。

ベルトサンダ12機種:ベルトの幅と重さ、電源が違う

機種電源ベルト 幅×長さ
(mm)
ベルト速度・変速質量
(条件)
本体のみの価格
BS180DBS180D
(マキタ)
18V9×533600〜1,700m/分
(ダイヤル)
2.0kg
(バッテリ装着)
34,900円
BS001GBS001G
(マキタ)
40Vmax76×533ダイヤル1〜5
(無段階)
4.7kg
(BL4040装着)
55,500円
BS002GBS002G
(マキタ・パイプ用)
40Vmax40×7603.1〜13.5m/s
(ダイヤル)
4.2kg
(BL4040・グリップ装着)
54,000円
90319031
(マキタ)
AC100V30×533200〜1,000m/分
(ダイヤル)
2.1kg30,100円
90329032
(マキタ)
AC100V9×533300〜1,700m/分
(ダイヤル)
1.5kg28,600円
94039403
(マキタ)
AC100V100×610500m/分5.9kg55,700円
94049404
(マキタ)
AC100V100×610210〜440m/分
(ダイヤル)
4.7kg44,100円
99039903
(マキタ)
AC100V76×533210〜440m/分
(ダイヤル)
4.3kg40,800円
99119911
(マキタ)
AC100V76×45775〜270m/分
(ダイヤル)
2.6kg31,300円
SB3608DASB3608DA
(HiKOKI)
36V
(マルチボルト)
76×533122〜450m/分
(5段+オートモード)
4.3kg
(BSL36A18X装着)
50,800円
SB10V2SB10V2
(HiKOKI)
AC100V100×610240〜420m/分
(ダイヤル)
5.2kg56,600円
SB8V2SB8V2
(HiKOKI)
AC100V76×533250〜450m/分
(ダイヤル)
4.3kg48,700円

ベルトの幅で、得意な場所が違います。9mm幅のBS180D・9032は狭い所や細く深い所、30mm幅の9031は金工のバリ取りやさび落としに使え、BS002Gはステンレスの手すりや溶接部のようなパイプ(最大φ125mm)の研削・研磨に特化した機種です。壁ぎわの研削には、本体の右側面が平らな9404・9903・BS001Gや、壁際研削に対応するSB3608DAがあり、SB8V2・SB10V2はプーリ(ベルトを掛ける車輪)と本体を同じ面にそろえて、隅を研磨しやすくしています。

12機種のうち8機種がAC機で、充電式は18VのBS180D、40VmaxのBS001G・BS002G、36VのSB3608DAです。ベルトの40Vmax 2機種は、ランダム・オービタルの40Vmaxと違い、電池を本体に付けて使います(質量はBL4040を付けた値)。セットは、BL1860B・充電器DC18RF・ケースが付くBS180DRGが73,000円、マルチボルト蓄電池BSL36A18X 1個・急速充電器UC18YDL2・システムケース3が付くSB3608DA(XPZ)が96,500円です。

9903の取扱説明書は、鋼板の研磨など火花が出る作業で、電動工具用集じん機を使わないよう警告しています。

そのほかのサンダ(ディスク・ポリッシャ・ドライウォール・ホイール)

4種類のほかに、マキタ・HiKOKIの現行機には14機種のサンダ・ポリッシャがあります。4種類とは用途の違う機種で、メーカーが挙げる主な用途は次の通りです。

種類機種メーカーが挙げる用途
ディスクサンダ 9201・9533BSK・GV7000C(マキタ)/S18V(HiKOKI) 9533BSKはコンクリート・石材・FRP・木材などの研削・研磨や塗装はがし(集じん機に接続)。GV7000C・S18Vは、仕上がりや作業に合わせて回転数を選べる
ポリッシャ PV300D・PO500D・PV001G・9237C・PO5000C・PV7001C(マキタ)/SP18VB(HiKOKI) PO500D・PO5000Cは傷取り・仕上げと、ワックス塗布・つや出し。PV300Dは狭い所や曲部のポリッシング。9237Cはポリッシャとサンダの兼用
ドライウォール
サンダ
SL801D(マキタ18V) 壁・天井・床のボードのサンディング(全長約1.1〜1.5m)
ホイールサンダ 9740・9741(マキタ) 研磨(9740はナイロンブラシ、9741はワイヤブラシのホイール付き)

この14機種の仕様も、記事の最後に案内しているカテゴリページの一覧に入っています。

迷ったときの決め手

よくやる作業ごとに、候補になる種類と、あわせて見たいことをまとめました。

よくやる作業候補になる種類あわせて見たいこと
荒削りから仕上げ、塗装はがし・さび落としまで1台で ランダムサンダ 変速の有無
木材や家具の表面仕上げ・下地仕上げ オービタルサンダ パッドの大きさと、ペーパーの留め方
壁際・狭いコーナー・隙間 ミニサンダ
(三角パッド)
三角パッドが使えるBO483D・BO4565・SV12SH
木材や金属の研削、床や壁の汚れ落とし・ペイントはがし ベルトサンダ ベルトの幅と質量

電源は、同じメーカーの電池をすでに持っていれば本体のみの品番(40Vmaxのサンダはバッテリアダプタも)、持っていなければ電池・充電器付きのセットかAC機、という順で考えると決めやすくなります。

電動工具なびの見解

マキタ・HiKOKIのサンダの実機14台(ランダムサンダ・オービタルサンダ・ミニサンダ)

これから電動のサンダを選ぶなら、まず作業に合う種類を決め、次にAC・18V・40Vmaxのどれで使うかを決めると、35機種の中で比べる相手は種類と電源が同じ機種(多くてもベルトのAC機の8機種)に絞れます。

測ってみて差が大きかったのは、変速の有無です。回転を落とせる機種は、同じ1台の中で空回しの音を大きく下げられるため、場所や時間帯によって音を抑えたい場合は、変速付きの機種が候補になります。

一方、一番注意したいのは40Vmaxのコネクタ式です。本体は軽くても、バッテリアダプタの分の出費と、手元から電池までつながるコードがあることを含めて、18V機と比べてください。表面仕上げのように、ランダムとオービタルのどちらの用途にも挙がっている作業が中心の場合は、パッドの形とペーパーの留め方の違いで比べて選ぶのが分かりやすいです。

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