DS18DBL2のレビュー記事

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18Vのフラグシップ(1世代前)【DS18DBL2_HiKOKIドライバドリル評価レビュー】

今回ご紹介するのはHiKOKIの『DS18DBL2』。

HiKOKI18Vドライバドリルでフラグシップモデルにあたる機種で136N・mの最大トルクを誇るパワータイプです。

2022年11月に後継機の「DS18DC」が出てしまったわけですが、まだまだ現役。

そんな『DS18DBL2』をレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • 価格よりも取り回しよりもパワー!!
  • コアビット使用予定あり
  • 最新機種でなくても安ければ1モデル古くてもOK。

別の機種が良さそうな方

  • とにかく最新機種が良き!
    ⇒HiKOKI 18V「DS18DC」
  • HiKOKIにこだわらない
    ⇒マキタ 18V 「DF486D
  • とにかく最強機種が欲しい!
    ⇒HiKOKI 36V「DS36DC」

DS18DBL2のラインナップ

DS18DBL2』にはドライバドリル本体にサイドグリップが付属した(NN)、マルチボルト(BSL36A18)が2個と充電器がセットになった(2LXPK)の2種類がラインナップ。

以前は(2LYPK)の18V6.0Ahバッテリーが付属したセットがありましたが、現在ではそのラインナップは無くなってます。

今やHiKOKIではマルチボルトが主流ですね。

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DS18DBL2(NN)

本体色
バッテリー
充電器
収納ケース
その他付属品サイドグリップ,フック

DS18DBL2(2LXPK)

本体色
バッテリーマルチボルト×2個
充電器付属
収納ケースハードケース
その他付属品サイドグリップ,フック

DS18DBL2の価格帯

DB18DBL2の価格帯
型名定価通販価格(目安)
DS18DBL2(NN)¥37,800¥26,000
DS18DBL2(2LXPK)¥83,200¥62,000
DS18DC(NN)¥39,700¥30,000
DS18DC(2XPZ)¥87,400¥65,000

18Vのフラグシップモデルだけあって、なかなか簡単に手を出せないお値段となってます。

ドライバドリル本体だけでも通販価格で¥26,000。

それでも後継機の「DS18DC」よりも¥3,000~¥4,000ほどお安く手に入るため、別に少々の機能ダウンぐらいは気にしない。という方には、後継機がでてきて若干安くなっている今が購入するのにいいタイミングかもしれません。

期間限定でセール商品になってることも☆

DC18DCでの改善点

  • 連続締め付け可能本数が6倍に
  • 全長を14mm短縮し、取り回し向上
  • サイドグリップを短くし、取り回し向上

DS18DBL2の外観とサイズ・重量

外観・基本スペック

DS18DBL2(2LXPK)

今回購入したのは『DS18DBL2(2LXPK)』。Amazonで約63,000円。

DS14DBL2」でも触れましたが、相変わらずのハードケースのデカさには驚かされます。。。

DS18DBL2(2LXPK)のセット内容

セット内容は写真の通り。

バッテリー(BSL36A18)がマルチボルトで、36V機種にも対応できるのは汎用性が高くて非常に嬉しいですね。

ドライバドリルに限らず、必要な機種は36V。36V機種までの機能はいらないからちょっとお安く18V。

といったことができるのはHiKOKIの強みですね。

マキタは18と40Vmaxバッテリーは互換性無しですからね。

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DS18DBL2の外観

マルチボルトバッテリー取り付け時。

ドライバドリル本体が結構大きいですが、バッテリーサイズも大きい分、見た目のバランス的に安定しますね。

DS18DBL2の重量

マルチボルトバッテリー(BSL36A18)取り付け時の重さが2.32kg。。。

あれ?カタログ上では2.2kgのはず。

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個体差か、計りの誤差か、測り方をミスったのか。

ただ、いずれにしても2kg越えの重量クラス機種なのは間違いないです。

サイドグリップが長い

DS18DBL2とDF486Dのグリップ長さの違い

マキタの18Vフラグシップモデル「DF486D」とサイドグリップを比較。

明らかに『DS18DBL2』の方が持ち手1つ分な~~~がいです。

長い方が少ない力で安定するのはするんですが、その分取り回しにくかったり、狭い箇所ではそもそも使えなかったり。

グリップだけ見るなら個人的にはマキタの方が使い勝手良くていいですね。

ちなみに「DS14DBL2」に付属してるグリップはマキタと同じくらいの長さ。

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DS18DBL2、左右どちらにもサイドグリップ取り付け可能

サイドグリップはねじ込み式で本体のどちらにもネジ穴が準備されているので、右利き・左利き問わず対応可能となってます。

動作音は結構うるさいです

空転時の騒音値は94dB程度。※当ブログ調べ

電動ドライバドリル全体でみると、動作音の大きさは最強レベル。

使うときには時間帯・場所は少々気を付けた方がいい機種ですね。

静かな機種がよければある程度はパワーをあきらめる必要ありです。。。

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DS18DBL2の動作音

実際に使ってみた感想

コーススレッド (木材:SPF材)
Φ4.2×65mm ◎(余裕)
Φ4.8×90mm ◎(余裕)
コーチスクリュー (木材:杉材)
Φ6×75mm ◎(余裕)
Φ9×75mm ○(可能)
ドリル穴あけ (木材:SPF材)
Φ21mm ◎(余裕)
Φ36mm ◎(余裕)
ホールソー穴あけ (木材:コンパネ)
Φ65mm ◎(余裕)

パワーは申し分なし

DS18DBL2』のカタログ上のトルク値は136N・m。

パワーとしては申し分のない域に達している機種です。

DS18DBL2のトルク値

実際に使用してみても、ホールソー等のパワーが必要な場面でも速度落ちすることなく作業できてます。

まだまだこの機種のポテンシャルを引き出すまではいけてないので、サイディングへの穴あけ作業についてはまた紹介したいと思います。

取り回しはやはり難あり

先にも触れましたが、重量級ということに加えて、サイドグリップが長くどうしても取り回しにくさを感じてしまうのは事実です。

広い場所で作業する分には大して気にならないと思いますが、狭小箇所での作業がメインとなる人にとっては、サイドグリップの長さはだいぶ気になると思われます。

BS18DBL2のメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

圧倒的なパワー
動作音が大きい
コアビットにも対応 サイドグリップが長く取り回しにくい
後継機「DS18DC」よりも数千円お安い とは言っても、フラグシップであり価格が高い

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『DS18DBL2』をオススメできる人と他機種の方が良さような人はというと。

こんな方にオススメ♪

  • 価格よりも取り回しよりもパワー!!
  • コアビット使用予定あり
  • 最新機種でなくても安ければ1モデル古くてもOK。

別の機種が良さそうな方

  • とにかく最新機種が良き!
    ⇒HiKOKI 18V「DS18DC」
  • HiKOKIにこだわらない
    ⇒マキタ 18V 「DF486D
  • とにかく最強機種が欲しい!
    ⇒HiKOKI 36V「DS36DC」

まとめ

ということで今回は『DS18DBL2』をレビューしました。

1モデル前の機種で、後継機の「DS18DC」よりも、性能的には若干劣ることになりますが、それでも十分な機能を兼ね備えた優れもの。

後継機での、個人的には一番の改善点はサイドグリップの長さだと思いますが、そこが別に気にならないなら、3,4千円お安く買える『DS18DBL2』でもいいと思います。

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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