- ADP15・ADP002Gのスペックとできること
- ADP05・ADP001Gからの変更点
- 実際にスマホやPCを充電してどうだったか(実測データ付き)
- ADP15とADP002Gのどちらを選ぶべきか
マキタの工具バッテリーをそのままモバイル電源として使える「USB用アダプタ」に、2026年3月、新モデル「ADP15」(14.4V/18V用)と「ADP002G」(40Vmax用)が登場。
最大の変化は、端子の一つがUSB-AからUSB-Cに変わったこと。
旧世代のADP05・ADP001GはUSB-Aしかなく、スマホの通常充電が精一杯でしたが、今回、USB-Cを搭載し、さらにUSB PD(Power Delivery)にも対応。
最大105Wを出力でき、ノートPCの充電まで可能になっています。
本記事では、旧世代との違いを明確にしながら、実機を使って確認できたことをレビューします。
- 現場やアウトドアでスマホ・PCを充電したい方 → マキタバッテリーがそのまま電源に
- 旧型ADP05/ADP001GのUSB-Aでは物足りない方 → USB-Cになって出力が12W→105Wに激変
- 現場やアウトドアでノートPCを充電したい方 → USB-C PD 105Wで対応
- オートオフでバッテリー消耗を防ぎたい方 → 新機能追加
- USB-Aでのスマホ充電だけで十分な方 → 旧型ADP05・ADP001Gでも足りる。ただしUSB-A自体が減ってきているので、いずれ買い替えタイミングは来る
- USB-A 2口が必須な方 → 新型はA×1+C×1構成。旧型のA×2が必要なら旧型継続
旧型はUSB-Aだけだったのが、ついにUSB-Cに。
しかもPD 105WでマキタバッテリでノートPC充電ができる時代になった
ADP15・ADP002Gとは?

ADP15・ADP002Gは、マキタのバッテリーを取り付けてスマホやPCをUSB充電できるアダプタ。
AC電源がない現場や屋外でも、工具と同じバッテリーを使って機器を充電できます。
2026年3月発売の新モデルで、旧世代のADP05・ADP001GはUSB-Aのみの構成でしたが、ADP15・ADP002GはUSB-Cを搭載。
今どきのスマホやPCで使われているUSB-Cにようやく対応し、PD(Power Delivery)による最大105W出力でノートPCの充電もできるようになったってわけです。

ラインナップと価格
| 対応バッテリー | 型式 | 最大出力 | 実勢価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 18V / 14.4V | ADP15NEW | 105W | 約¥6,500 | USB-C(PD)+USB-A |
| ADP05 | 12W | 約¥4,000 | USB-A×2(旧型) | |
| 40Vmax | ADP002GNEW | 105W | 約¥8,500 | USB-C(PD)+USB-A |
| ADP001G | 12W | 約¥6,600 | USB-A×2(旧型) |
外観とスペック
開封・外観

パッケージの中身は本体のみ。
USB-Cケーブルは付属していないので、手持ちのケーブルを使うか、マキタ好きならマキタ純正ケーブル A-79843(5A 100W対応)を一緒に購入するかです。

サイズ感

ADP15とADP002Gのどちらも手のひらに十分乗るサイズです。

ADP002Gの方が若干高さがあり大きくなってます。
基本スペック
| 項目 | ADP05(旧型) | ADP001G(旧型) | ADP15(新型) | ADP002G(新型) |
|---|---|---|---|---|
| シリーズ | LXT | XGT | LXT | XGT |
| 対応バッテリー | 18V / 14.4V | 40Vmax | 18V / 14.4V | 40Vmax |
| Type-C(PD) | ❌ なし | ❌ なし | ✅ PD OUT 105W | ✅ PD OUT 105W |
| Type-A | ✅ ×2 | ✅ ×2 | ✅ ×1 | ✅ ×1 |
| 最大出力 | 12W | 12W | 105W(C)+12W(A) | 105W(C)+12W(A) |
| オートオフ | ❌ なし | ❌ なし | ✅ あり | ✅ あり |
| 重量 | 110g | 140g | カタログ140g / 実測147g | カタログ220g / 実測225g |
| 寸法(mm) | 102×72×43 | 96×76×40 | 101×72×42 | 98×75×50 |
| 実勢価格(税込) | 約¥4,000 | 約¥6,600 | 約¥6,500 | 約¥8,500 |


実測重量はADP15が147g、ADP002Gが225g。
工具箱やバッグに入れてても、入ってるかどうか分からないぐらいの軽さです。
端子部

端子部は「USB-C(PD)105W」が1口と「USB-A 12W」が1口の計2口の出力。
本体上部の電源ボタンを押すと緑色に点灯し、出力中であることが一目で分かります。
USB-Cを同時に2口使いたい場面もあるけど、USB-Aもまだ残党がいるわな。USB-Aを無くしてUSB-C×2口にするか否か、マキタさんの製品会議の中でも議論にあがったんじゃなかろうか。
実際に使ってみた
スマホ充電(USB-A)

ADP15のUSB-Aポートにスマホを接続したところ、「急速充電中」の表示を確認。
Type-Aポートでも十分な充電速度が出ています。
ノートPC充電(Type-C PD)

USB-PD対応のノートPCにType-Cで接続し、PC側で充電が開始されることを確認。
AC電源のない現場でPCを充電できるのは、旧世代(ADP05・ADP001G)ではできなかったこと。
Type-A・Type-C 同時充電

Type-CでノートPC、Type-Aでスマホをつないだところ、2台同時に充電できることを確認。
ただバッテリー消耗がえぐいので、これやるなら大容量バッテリー(BL1860B・BL4050F等)との組み合わせ推奨です。
バッテリー別の充電回数目安
気になるのは「1本のバッテリーで何回充電できるのか」。
iPhone 17(バッテリー容量:約15Wh)と筆者が使っているノートPC(約54Wh)で、各バッテリーの容量から単純計算してみます。
| 電圧 | バッテリー | 容量 | iPhone 17 (約15Wh) |
ノートPC (約54Wh) |
|---|---|---|---|---|
| 18V | BL1860B(6.0Ah) | 108Wh | 約7回 | 約2回 |
| BL18120(12.0Ah) | 216Wh | 約14回 | 約4回 | |
| 40Vmax | BL4025(2.5Ah) | 90Wh | 約6回 | 約1.5回 |
| BL4080F(8.0Ah) | 288Wh | 約19回 | 約5回 |
BL1860B(108Wh)1本でスマホ約7回分、PC約2回分。
これだけでも十分実用的ですが、BL4080FやBL18120などの大容量バッテリーなら回数がさらに増えます。
PC充電をメインに考えるなら大容量バッテリーとの組み合わせが現実的です。
得意なシーン・厳しいシーン
メリット・デメリット
✅ メリット
❌ デメリット
Q&A
買い替え判定
まとめ

まとめ|ADP15・ADP002Gはこんな方に最適
- 18V/14.4Vバッテリーを使っていてPC充電もしたい → ADP15
- 40VmaxでADP001Gを使っていてPC充電もしたい → ADP002G
- 旧世代のUSB-Aでスマホ充電だけなら → 旧機種(ADP05・ADP001G)継続でもOK。ただしUSB-A自体は減少傾向
「USB-Cで充電したい」「PCを充電したい」のどちらかに当てはまるなら、乗り換えて正解です。

