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【HiKOKI】WH3DA レビュー|ジョイスティック+スローモード搭載、新世代ペンインパクトの実力_WH3DA(NN)、(JS)、(2JS)

「ペンインパクトのスイッチ操作、微妙な速度調整がムズい…」

「薄い板に締めるとき、一瞬でトルクがかかりすぎて板を割っちゃう…」

「制御盤の奥で仮締めしたいだけなのに、フルパワーしか選べない…」

2026年2月、HiKOKIがその不満をまるごと解決するペンインパクト『WH3DA』を発売。

業界初のジョイスティックスイッチ+3段階スローモードを搭載し、「ゆっくり・じわっと・一定」の丁寧な締付けが、指先ひとつで実現できるペンインパクト。

さらにバッテリーには高出力タブレスセル技術「T‑PWR」採用のBCL350Tを搭載し、3.6Vながら最大トルクは25N・mとマキタ7.2V「TD023D」と同等、18Whの大容量で1充電あたりM5機械ねじ約2,400本という驚異的な作業量を実現してます。

この記事では『WH3DA』の実機を購入して徹底レビュー。

スペック、使い勝手、実際のねじ締めテスト、メリット・デメリットまで、購入前に知っておきたい情報をすべてまとめました。

こんな方にオススメ♪

  • 薄板・装飾材・細径ねじなど繊細な締付けが多い方。
  • スイッチの力加減だけに頼る微速域調整に限界を感じている方。
  • 大容量バッテリーで充電回数を減らしたい方。
  • ペンインパクトの新しい操作体験に興味がある方。

別の機種が良さそうな方

  • 左利きの方 → ジョイスティックが左側面のみしかついてない。
    ⇒マキタ「TD023D」が左右両面スイッチで対応
  • 専用ケース付きがいい方 → WH3DAはケース非付属。
    ⇒「TD023D」はプラスチックケース付き。
  • 45mm超のコーススレッドを多用する方。
    ⇒10.8V以上の通常インパクトドライバを検討

スローモードが必要かどうか、これが最大の判断基準。
繊細な締付けが多いなら、『WH3DA』の価値は本当に大きい♪

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WH3DAのラインナップと価格

WH3DA』はバッテリー2本+充電器のフルセットと本体のみの2構成。カラーはグリーンの1色のみ。

型式内容定価
(税別)
実勢価格
(2026年3月)
WH3DA(2JS)本体+BCL350T×2+UC3SDL+ビット¥25,000¥19,000前後
WH3DA(NN)本体のみ¥13,400¥10,500前後
WH3DA(JS)
※Amazon限定
本体+BCL350T+UC3SDL+ビット¥15,990

注目はAmazon限定のWH3DA(JS)。バッテリー1本+充電器付きで¥15,990と、2JSより約3,000円安い。

バッテリー2本目が不要な場合や、まず試してみたい場合にはJSが最もコスパが良い選択肢です。

2JSは¥19,000前後で、バッテリー2本による終日運用の安心感が欲しい人向け。

本体のみ(NN)は¥10,500前後だが、2026年3月時点では『WH3DA』以外にBCL350T対応機がないため、単体で買うケースはそうないかなと。

HiKOKIのHPには旧型バッテリEBM315は使えないって書いてあるので、バッテリから入手する必要ありです。

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WH3DA(2JS):フルセット

WH3DA(JS):フルセット※バッテリ1本【Amazon限定】

WH3DA(NN):本体のみ

外観とスペック

開封・セット内容

WH3DA(2JS) 外箱パッケージ

今回購入したのはWH3DA(2JS)。

WH3DA(2JS) 開封 セット内容一覧 本体・バッテリー・充電器
同梱品数量
本体 WH3DA1
バッテリー BCL350T(3.6V・5.0Ah・T‑PWR)2
充電器 UC3SDL1
No.2プラスドライバビット1

手に入れてから一番最初に気になったのは専用ケースではないこと。

本体とバッテリー・充電器がそのまま段ボール製の箱に入っているため、頻繁に持ち出したり長く使うのであれば別途ケースは必須です。

ケースがないのは正直ちょっと残念。マキタのペンインパクトは標準でついてくるのに。

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基本スペック

項目
最大締付トルク25 N·m
無負荷回転数0〜2,700 min⁻¹
打撃数0〜3,000 min⁻¹
スローモード回転数600 / 1,000 / 1,300 min⁻¹
締付能力(小ねじ)3〜8 mm
締付能力(コーススレッド)22〜45 mm
締付能力(普通ボルト)M3〜M8
締付能力(高力ボルト)M3〜M6
電圧DC 3.6 V
質量(BCL350T装着時)0.58 kg
全長(ピストル形)233 mm
高さ(ピストル形)158 mm
全長(ストレート形)306 mm
LEDライト2灯(操作後約10秒点灯)
手締め機能あり
ビットサイズ6.35 mm
カラーグリーン(1色のみ)

1充電あたりの作業量(メーカー公表値)

作業内容作業本数
M5機械ねじ約2,400本
なげしビス φ3.8×32 mm(ラワン材・下穴なし)約200本

M5機械ねじ約2,400本という数字はペンインパクトとしては驚異的。

新型バッテリBCL350Tの18Whという大容量がもたらす恩恵ですね。

各部の使い勝手

ジョイスティックスイッチ

WH3DA ジョイスティックスイッチ部 正転・逆転・スローモード操作説明

WH3DA』最大のセールスポイント。ジョイスティックを、上に倒すと正転、下に倒すと逆転し、倒す角度で回転数をリニアにコントロールできます。

HiKOKIの従来のペンインパクトは「スイッチを押す量」で速度を調整してましたが、『WH3DA』は「スイッチを倒す角度」で調整。

この違いは文字で読むとピンとこないが、実際に使ってみるとすぐにわかります。

WH3DA ピストル形態 手持ち

動作としてはマキタの「TD022D」や「TD023D」と同じですが、『WH3DA』のジョイスティックは「ちょっとだけ正転」「じわっと逆転」がより繊細に設定可能。

特に微速域のコントロールは明らかにリニアで、指先の意図がダイレクトに回転に反映される感覚があり、繊細な作業には持ってこいです。

SWITHなどのゲームもちょくちょくやる私。
コントローラのスティックと同じ感覚で操作でき、めちゃくちゃ扱いやすいです。

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WH3DA 背面側にはスイッチなし

ただし、注意点が1つ。

ジョイスティックは本体左側面にしかついておらず、左手で握ると親指がジョイスティックに届かない

事実上の右利き専用品となっており、左利きのユーザーは人差し指で操作する形になってしまうので、要注意です。

WH3DA 左手持ちだとスイッチ操作が難しい

人差し指でも操作できなくはないですが、親指と比べるとやはり操作性は落ちる。

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3段階スローモード

WH3DA ピストル形態 ビス締め

ペンインパクトドライバ業界初の3段階スローモード。

ジョイスティックを前側に倒すとスローモードで動作し、回転数は3段階で設定可能。

ジョイスティックを押し込むことで設定を変えられます。

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モード回転数用途
通常モード0~2,700 rpm一般的なねじ締め
スロー1(弱)600 rpm端子台ねじ、極細径の小ねじ専用
スロー2(中)1,000 rpm小ねじの仮止め、精密機器のねじ
スロー3(強)1,300 rpm割れやすい材へのビス締め、φ3.2×20mm程度まで対応

スローモードの価値は「締め過ぎ防止」と「割れやすい材への安全な締付け」

ペンインパクトの25 N·mは小ねじには十分すぎるパワーで、通常モードでフルスロットルに入れると、薄い板や細径ねじを一瞬で舐めるリスクがあったり、そもそも微調整するのが面倒だし何より疲れる。

それをジョイスティックを前に倒すだけで一定回転数で動作してくれるので、通常モードでジョイスティックの倒し具合で回転数を制御しなくてOK。

小ねじや端子ネジを何個も締める時に非常に重宝する機能です。

ピストル⇔ストレート 2WAY可変機構

WH3DA ピストル形態 手持ち

ピストル形態で全長233 mm×高さ158 mm。

WH3DA ストレート形態

ストレート形態で全長306 mm。

ヘッド部を折り曲げるワンアクションで切り替えられ、ロック感もしっかりしており、作業中に不意に折れ曲がる不安はなしです。

質量は0.58 kgはペンインパクトとしては標準的な重さ。終日の使用でも手首への負担は少ないのもペンインパクトの良い所ですね。

ワンプッシュビット装着

WH3DA ワンタッチビット装着

ビットを差し込むだけで装着できるワンプッシュ方式。

スリーブを引く動作が不要で「押し込むだけ」で完結するので、ビット交換が多い現場では嬉しい機能追加です。

2灯式LEDライト

WH3DA LEDライト点灯 ビス締め中

LEDライトを2灯搭載。ビットの左右から照らすことで影が減り、先端の視認性が向上。

スイッチ操作後も約10秒間点灯し続けるため、ねじ穴の位置確認にも使えます。

暗くなりがちな盤内部の作業など、暗所作業の多い現場で地味に効く。

誤作動防止ロックボタン+手締め機能

本体にロックボタンを搭載し、工具袋の中での誤作動を防止。

ロック状態ではモーターが動作せず、手回しドライバとしても使えます。(手締め機能)

バッテリー切れの緊急時や、微妙なトルク調整が必要な場面で便利。

電池残量お知らせ機能

本体上部のLEDランプで電池残量が少なくなると赤ランプが点灯して通知。(通常は緑ランプ点灯)

セットのBCL350Tは2本付属するため、赤ランプが点いたらもう1本に交換し、使い終わったほうを充電に回す運用が基本ですね。

実際に使ってみる

モード回転数φ3.2×20mmφ3.6×45mm
スロー1600 rpm✗ 締めきれず
スロー21,000 rpm✗ 締めきれず
スロー31,300 rpm○ 締付OK
通常モード2,700 rpm○ 締付OK○ 締付OK

スロー1(600 rpm)・スロー2(1,000 rpm)ではφ3.2×20mmは途中で止まる。

つまり、この2モードはこの径のビス締めよりも、もっと繊細な小ねじや端子台のねじなどに使う超低速モードだ。

スロー3(1,300 rpm)であればφ3.2×20mmは問題なく締めつけ

割れやすい材に下穴なしで締めるときなど、締め過ぎを防ぎたい場面で結構活用できそう。

通常モードであればφ3.6×45mmでも問題なく締付けOK★。

ただ、1本締めるのに5秒強とかなりの時間がかかります。

45mm以上のコーススレッドでも通常モードなら対応可能な範囲ではあるものの、このあたりのビスを複数打つ場合は10.8V以上の通常インパクトに任せるべきですね。

得意なシーン・厳しいシーン

WH3DAが得意なシーン

✓ 分電盤、制御盤内の繊細なねじ締め

✓ 薄板・装飾材・細径ねじの仮締め → スローモードが活きる

✓ エアコン取付、配管固定、ユニットバス施工

✓ 家具組立、小物製作

✓ 45mm以下のコーススレッド打ち

✓ 下穴なしで割れやすい材質に締める作業

WH3DAが厳しいシーン

✗ 45mm超の長いビスを使う大量ビス打ち

✗ ハードウッドへのビス打ち

✗ 構造材の組立(高トルク必要)

✗ ボルト・ナットの本締め

✗ 左手での操作が必要な場面

よくある質問(Q&A)

Q1. ジョイスティック操作、すぐ慣れる?

A. すぐに慣れる。最初は従来のトリガ式との違いに戸惑うが、倒す角度と回転数の関係が指に馴染めば、むしろ従来のトリガより直感的に扱える。(特にゲーマーの方はすぐになじむと思う)

Q2. スローモードだけで最後まで締められる?

A. ビスのサイズによる。実際にテストしたところ、スロー1(600 rpm)・スロー2(1,000 rpm)ではφ3.2×20mmの木ビスすら締めきれず。スロー3(1,300 rpm)ならφ3.2×20mmはOK。スローモードは小ねじや割れやすい材での締め過ぎ防止に使う機能。

Q3. 既存のEBM315バッテリーは使える?

A. 使えない。『WH3DA』はBCL350T専用で、EBM315には非対応と公式に明記されている。逆にBCL350Tを従来機(DB3DL2等)に装着し、動作することは確認ずみだが公式には情報無し。

Q4. マキタ TD023Dとどっちがいい?

A. 一言で言えば「スローモードが要るかどうか」で決まる。繊細な締付けが多いなら『WH3DA』、左利き対応・ケース・カラーバリエーション重視なら「TD023D」。スペック・価格はほぼ互角。詳しくは比較記事を参照。

▶ WH3DA vs TD023D 比較記事はこちら

Q5. 電気工事士として現場で使える?

A. もちろん使える。分電盤内や盤内配線作業では18Vインパクトより重宝する場面が多い。特にスローモードは端子台の細径ねじや装飾パネルの固定で威力を発揮する。

WH3DAのメリット・デメリット

メリット デメリット

ジョイスティックで微速域のコントロールが圧倒的にリニア
ジョイスティックが左側面のみ→実質右利き
業界初3段階スローモード(600/1,000/1,300 rpm)で締め過ぎ防止 専用ケースなし
BCL350T(18Wh・180W)で大容量・高出力 カラー1色(グリーン)のみ
ワンプッシュビット装着でグローブ時も快適    
2灯式LEDでビット先端の視認性向上    

ということで、『WH3DA』をオススメできる人はこんな方

こんな方にオススメ♪

  • 薄板・装飾材・細径ねじなど繊細な締付けが多い方。
  • スイッチの力加減だけに頼る微速域調整に限界を感じている方。
  • 大容量バッテリーで充電回数を減らしたい方。
  • ペンインパクトの新しい操作体験に興味がある方。

別の機種が良さそうな方

  • 左利きの方 → ジョイスティックが左側面のみしかついてない。
    ⇒マキタ「TD023D」が左右両面スイッチで対応
  • 専用ケース付きがいい方 → WH3DAはケース非付属。
    ⇒「TD023D」はプラスチックケース付き。
  • 45mm超のコーススレッドを多用する方。
    ⇒10.8V以上の通常インパクトドライバを検討

まとめ

WH3DA ピストル形態 手持ち

HiKOKI『WH3DA』は、ペンインパクトドライバの操作体系を変えてきた意欲作

ジョイスティックスイッチによる微速域コントロールは、繊細なネジ締めをアシスト。

そこに3段階スローモードが加わることで、「ゆっくり・じわっと・一定」の締付けがより簡単&効率的に。

BCL350Tの18Whバッテリーによる大容量と2灯LEDの視認性も、日々の現場作業で確実に効いてくる実用的な進化ですね。

一方、ジョイスティックが左側面のみで右利き専用という制約、専用ケースの不在、カラー1色、EBM315との非互換は、人によっては致命的なマイナスに。

右利きで、繊細なねじ締め作業が多く、スローモードに価値を見出せるなら、『WH3DA』は現時点で最も先進的なペンインパクトドライバです。

ジョイスティックはぜひ一度触ってみてほしいほど、リアクション抜群です。

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  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

-インパクト
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