今回ご紹介するのはマキタ40Vmaxドライバドリル『DF002G』。
40vmaxラインナップの中でのミドルタイプにあたり、パワーと取り回し、価格のバランスが取れた機種となってます。
基本、マキタの40Vmaxで工具を揃えてるから、ドライバドリルも40Vmaxで。
でもコアビットとか使わないし、「DF001G」までのパワーはいらないし、もうちょっとお安いやつで。という方におすすめの機種。
今回はそんな『DF002G』をレビューしていきます。
こんな方にオススメ♪
- コアビットを使う予定なし
- 屋外・塵埃等が多い過酷な環境内で使うことが多い
- マキタの40Vmaxで工具を揃えていきたい
DF002Gのラインナップ
『DF002G』の本体色ラインナップは青と黒。
セット品のラインナップは本体のみの『DF002GZ』、40Vmax2.5Ahバッテリーがセットになったフルセットの『DF002GRDX』の2種類となってます。
本体色が黒の場合は、型名の末尾にBが付きます
DF002GZ/GZB:本体のみ
本体色 | GZ:青 GZB:黒 |
バッテリー | ー |
充電器 | ー |
収納ケース | ー |
その他付属品 | No.2(+)ビット,フック |
DF002GRDX/GRDXB
本体色 | GRDX:青 GRDXB:黒 |
バッテリー | 2.5Ahバッテリー×2個 |
充電器 | 付属 |
収納ケース | ハードケース |
その他付属品 | No.2(+)ビット,フック |
DF002Gの価格帯
『DF002GRDX』の定価が86,700円。『DF002GZ』だと27,300円です。
同じ40Vmaxの「DF001G」と比べるとその価格差は17,000円と結構な差額。
18Vのミドルタイプ「DF484D」と比べると価格差は4,000円程度。
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DF002Gの外観とサイズ・重量
外観・基本スペック
今回購入したのは『DF002GRDXB』。Amazonで約59,000円。
定価は一緒なんですが、青色の方が2,3千円安く売られてるみたいですね。
セット内容は次の通り
DF002GRDXBのセット内容
- ドライバドリル本体:DF002G
- バッテリー:BL4025 ×2個
- 充電器:DC40RA
- フック:本体に取り付け済
- ドライバビット:No.2-プラス
- 取扱説明書
- ハードケース
バッテリー(BL4025)取り付け時。同じ40Vmaxの「DF001G」と比べると小ぶり。
サイドグリップは取り付けられない仕様になってます。
「DF001G」みたいにちょっと角張ったデザインではなく、18Vの「DF484D」の兄弟機といったところ。
マキタのBRUSHLESSのデザイン。何回見ても好きっすわ〜
重さは約2kg
「DF001G」が2350gだったので、それよりも約400g軽い。
「DF001G」はサイドグリップまで含めると、2670gにまで重量が増えるので約700g、『DF002G』の方が軽く、取り回しやすくなっているのはわかっていただけると思います。
ちなみに18Vの「DF484D」は1850gなので、約100gほど『DF002G』の方が重たいです。
おそらくバッテリーがデカい分かな
動作音は高音が耳につく
空転時の騒音値は95dB程度。※当ブログ調べ
当ブログで調べた結果では1番うるさい機種。
他と比べて音自体がめっちゃ大きいとは感じませんが、ブラシレス特有なのか、高音が結構耳を突く感じです。
dBは測定誤差があると思うので目安ですが、でも高音はちょっと不快。
他機種と比較
同じ40VmaxのDF001G
「DF001G」と並べてみても、そこまでサイズの差は感じないです。
『DF002G』の方が全長が17mm短く、質量は0.4kg軽い。
ただそれぐらいの違いで「DF001G」の方が150N・mもの桁外れたパワーを持ってることに改めてその凄さを感じますが。
ただ、やはり価格の面では『DF002G』の方が本体価格で17,000円ほどお安くなっているので、無駄な投資にならないよう、自分の用途に合う方を選びたいですね。
18V DF484D
同じミドルタイプの18V「DF484D」と並べてみるとこんな感じ。
色違いではあるものの違いはぱっと見では見当たらないぐらいの違い。
『DF002G』の方が全長は短いけど、重さは0.1kg重め。
本体価格は『DF002G』が27,300円(定価)、「DF484D」が23,400円(定価)と「DF484D」の方が4,000円ほどお得。
あとは、防水・防塵性能の違い。
『DF002G』は本体がIPx6(防水)、バッテリーがIP56(防塵・防水)。
「DF484D」もAPT機種(防塵・防滴機能有り)ではあるものの、明確なIP指定はされてませんので、防塵・防水性能は『DF002G』の方が上。
穴あけ性能的な違いはほとんどない両機種なので、どうしても40Vmaxという理由が無い・過酷な環境で使うことがほとんどなければ「DF484D」を選ぶ方が賢明かと思います。
40Vmax機種はやはりどれもお高め。
実際に使ってみた感想
コーススレッド (木材:SPF材) | |
Φ4.2×65mm | ◎(余裕) |
Φ4.8×90mm | ◎(余裕) |
コーチスクリュー (木材:杉材) | |
Φ6×75mm | ○(可能) |
Φ9×75mm | ○(低速で) |
ドリル穴あけ (木材:SPF材) | |
Φ21mm | ◎(余裕) |
Φ36mm | ◎(余裕) |
ホールソー穴あけ (木材:コンパネ) | |
Φ65mm | 〇(可能) |
『DF002G』のカタログ上の最大トルク値は65N・m。
同じ40Vmaxのフラグシップモデル「DF001G」(150N・m)と比べると、実際に使ってみた感じでもパワーの差は明らか。
18Vの「DF486D」と「DF484D」と同じく、パワーを取るか、バランスをとるか。
「DF001G」は重さが2.3kg、『DF002G』が1.9kg。
0.4kgの違いといっても中々分かりずらいですが、使っていてやはり疲れやすいのは「DF001G」の方。
軽い分、『DF002G』の方が長時間使用には向いてます。 (疲れにくいという点で)
余程、コアビット使うとか・特にパワーを必要とする作業が無ければ、価格的にも、取り回し的にも『DF002G』の方が良いですね。
『DF001G』を持っておけば作業で困ることはほぼないんでしょうが、予算的に・・・
DF002Gのメリット・デメリット
というわけで、情報をまとめると。。。
メリット | デメリット | ||
〇 |
パワーと取り回しのバランス良し | ✕ |
コアビット非対応 |
〇 | 防塵・防水性能あり | ✕ | 動作音は大きめ |
〇 | DF001Gよりも本体価格が17,000円安い。 | ✕ | 同じミドルタイプの18V「DF484D」より4,000円高い |
というわけで、冒頭にも記載してましたが、『DF002G』をオススメできる人と他機種の方が良さような人はというと。
こんな方にオススメ♪
- コアビットを使う予定なし
- マキタの40Vmaxで工具を揃えていきたい
まとめ
ということで今回は『DF002G』をレビューしました。
40Vmaxのミドルタイプということで、過酷な環境下での作業は多いけども、コアビット使うわけでは無いし、パワーはそんなに必要ない。
通常の穴あけ作業に使う程度というプロ向け機種になるのかなと思います。
もちろん大は小を兼ねる理論で「DF001G」でもいいわけですが、17,000円の価格差はちょっと大きいですね。