狭い場所でのネジ締め、ストレスたまってませんか?
「分電盤の中でネジを締めたいけど、18Vインパクトまでは要らない…」
「制御盤の奥まった場所、手回しドライバーだと時間がかかりすぎる…」
「電気・設備工事で何十本もビスを打つのに、もっと効率化したい…」
そんな悩みを解決してくれるのが、今回ご紹介する『TD022D』です。
わずか550gの超軽量ボディに25N・mのトルクを詰め込んだこのペンインパクトは、狭所作業や軽作業のスペシャリスト。
2016年に発売されて以来、電気工事士や設備屋さんの間で「現場の相棒」として愛され続けている定番機種となってます。
このペンインパクトを腰袋に入れてるだけで職人感が出てカッコいいw
こんな方にオススメ♪
- 電気工事・設備工事で分電盤や制御盤内の作業が多い
- 18Vインパクトのサブ機・セカンド機を探している
- マキタ7.2Vバッテリを他の工具(クリーナーなど)と共用したい
- 軽くてコンパクトなインパクトで腰袋に入れて持ち運びたい
別の機種が良さそうな方
- 45mm超の長いコーススレッドを多用する
⇒10.8V「TD110D」等の通常のインパクトを検討 - 普通のインパクトと同じトリガー操作がいい
⇒HiKOKI「FWH7DL」がオススメ
TD022Dのラインナップ

『TD022D』は本体カラー4色展開で、それぞれフルセット(バッテリ2本+充電器+ケース)と本体のみが選べます。
| 型名 | セット内容 | 定価 (2026年1月時点) | 実勢価格 |
|---|---|---|---|
| TD022DSH | 本体 バッテリBL0715×2 +充電器DC07SB アルミケース | 25,000円 | 18,500円前後※ |
| TD022DZ | 本体のみ | 13,100円 | 9,500円前後※ |
※価格は色によって1,000円ぐらいの変動あり。
TD022DZ*:本体のみ
TD022DSHX*:フルセット
TD022Dの外観とスペック
開封・セット内容
今回購入したのは『TD022DSHXO』。

オリーブ色が大のお気に入りの筆者です。

TD022DSHXOの内容
- ペンインパクトドライバ本体(オリーブ色)
- リチウムイオンバッテリ BL0715(7.2V 1.5Ah)×2個
- 急速充電器 DC07SB(充電時間約30分)
- No.2(+)ビット
- 小物用プラスチックケース
- アルミケース
アルミケースは丈夫で現場向き。小物入れもあるので、ビットやネジを整理するのにも役立ちます。
基本スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 電圧 | 7.2V |
| 最大締付けトルク | 25N・m |
| 回転数 | 0〜2,450min⁻¹(回転/分) |
| 打撃数 | 0〜3,000min⁻¹(回/分) |
| 本体寸法(折曲げ時) | 227×42×144mm |
| 本体寸法(ストレート時) | 282×42×52mm |
| 質量(バッテリ含む) | 0.55kg |
| バッテリ | BL0715(7.2V 1.5Ah) |
| 充電時間 | 約30分(DC07SB使用時) |
| ネジ締め能力 | 小ねじ:M3〜M8 コーススレッド:22〜45mm |
各部の使い勝手
ストレート⇔ピストル 2WAY可変機構

ペンインパクト最大の特徴が、形状を変えられる2WAY機構。
- ストレート形態:奥まった場所や狭い隙間でのネジ締めに
- ピストル形態:通常のインパクトのように握って作業
形態変更はワンタッチ。グリップ部分を回転させるだけでカチッとロックされます。
ワンアクション正逆切替スイッチ

右からも左からも操作できる両面スイッチ
『TD022D』のスイッチは、一般的なトリガー式ではなく「レバー式」を採用。
- 前方向にスライド → 正転(締める)
- 後方向にスライド → 逆転(緩める)
- 無段変速対応 → スライド量で回転速度を調整
最初は「なんでトリガー式じゃないんだ?」と思いましたが、慣れると正逆切替がワンアクションでできて逆に便利。ただ、18Vインパクトと併用すると操作感の違いに戸惑うことも…
手締め機能(スピンドルロック)

ロックレバーをスライドさせると、ビットが固定されて手回しドライバーとして使用可能。
- 最後の増し締め確認に便利
- デリケートな部品の仮締めに
- バッテリ切れ時の緊急対応
LEDライト

スイッチを軽く入れると先端のLEDライトが点灯。暗い分電盤内や天井裏での作業時に手元を照らしてくれます。
照射範囲は旧型TD021Dより広くなり、周囲も明るく照らせるようになりました。
欲を言えば、パナソニックEZ7521のように独立点灯スイッチがあると嬉しかったですね。スイッチを軽く入れてライトだけ点けるのは少しコツがいります。
旧型TD021Dとの比較
『TD022D』は「TD021D」の後継機種。具体的に何が進化したのか比較してみましょう。
| 項目 | TD021D(旧型) | TD022D(現行) |
|---|---|---|
| 最大トルク | 22N・m | 25N・m(+14%UP) |
| 回転数 | 0〜2,300min⁻¹ | 0〜2,450min⁻¹(+7%UP) |
| 打撃数 | 0〜3,000min⁻¹ | 0〜3,000min⁻¹(同等) |
| バッテリ容量 | 1.0Ah | 1.5Ah(1.5倍) |
| 1充電作業量 | 木ネジ約230本 | 木ネジ約320本(+40%UP) |
| 充電時間 | 約50分 | 約30分(40%短縮) |
| LEDライト | 狭範囲 | 広範囲照射 |
| 質量 | 0.54kg | 0.55kg(ほぼ同等) |
バッテリ容量1.5倍、現場で大きなメリット
重量はほぼ変わらないのに性能が大幅アップ。TD021Dユーザーは買い替える価値ありです。
バッテリもTD021Dと互換があるので、既存バッテリも使えます(ただし容量は旧型のまま)。
競合機種との比較
7.2Vペンインパクト市場は、マキタ・HiKOKI・パナソニックの3社がしのぎを削っています。それぞれの特徴を比較してみましょう。
| 項目 | マキタ TD022D | HiKOKI WH7DL | パナソニック EZ7521 |
|---|---|---|---|
| 最大トルク | 25N・m | 25N・m | 25N・m |
| 電圧 | 7.2V | 7.2V | 7.2V |
| バッテリ容量 | 1.5Ah | 1.5Ah | 1.5Ah |
| 充電時間 | 約30分 | 約30分 | 約30分 |
| 質量 | 0.55kg | 0.58kg | 0.55kg |
| スイッチ方式 | レバー式(両面) | トリガー式 | レバー式 |
| 正逆切替 | ワンアクション | 切替スイッチ | ワンアクション |
| LEDライト | スイッチ連動 | スイッチ連動 | 独立点灯可能 |
| カラー展開 | 4色 | 2色 | 5色 |
| バッテリ汎用性 | ◎(複数機種対応) | △(ほぼ専用) | ○(数機種対応) |
| 実勢価格 | 約15,900円 | 約16,400円 | 約18,000円 |
各機種の選び方
マキタ TD022Dがオススメな方
- マキタ7.2Vバッテリを他の工具と共用したい
- ワンアクション正逆切替に魅力を感じる
【HiKOKI WH7DLがオススメな方】
- 18Vインパクトと同じトリガー操作がいい
- 先端部が短い方が作業しやすいと感じる
- バッテリの汎用性は気にしない
【パナソニック EZ7521がオススメな方】
- 暗所作業が多くLEDライト独立点灯が欲しい
- カラーバリエーションで個性を出したい
- 電工向け機能が充実したモデルが欲しい
スペックはほぼ横並び。決め手は「操作方式の好み」と「バッテリ汎用性」ですね。
トリガー派はHiKOKI、マキタ派閥の人はTD022D一択。
実際に使ってみる
コーススレッドやらピアスビスやら試し打ち
| 材料 | 太さ×長さ |
| 木材 | Φ3.3×45mm |
| Φ4.8×65mm | |
| LGS | Φ4.0×13mm |
| 鉄板t3.0mm | Φ4×10mm |
2×4材へのコーススレッド45mm締付けまでは何とか大丈夫。ですがおそらくここまでかなとの印象。
比較的柔らかいSPF材でコレなので、ヒノキとかだと45mmも厳し目。より硬い木材だとさすがに無理ですね。
65mmになるとSPFでもかなり厳し目。
やはり、ちょっとした家具の組み立てや分電盤のネジ締め等なら問題なし、DIYでがっつりビス打ちをと考えているならペンインパクトではなく通常のインパクトにすべきですね。
TD022Dのメリット・デメリット

| メリット | デメリット | ||
| 〇 |
550gの超軽量で疲れにくい | ✕ |
45mm超のビスは苦手 |
| 〇 | 手締め機能で増し締め確認可能 | ✕ | レバー式は好み分かれる |
| 〇 | バッテリ2本付きで2万円を切る価格帯 | ✕ | 防塵防滴機能なし |
| 〇 | 他マキタ7.2V工具類との互換性有り | ||
得意なシーン・厳しいシーン
TD022Dの得意なシーン
- 分電盤、制御盤内の作業
- エアコン取付、配管固定、 ユニットバス施工
- 家具組立、小物製作
- 機器のメンテナンス
- 45mm以下のコーススレッド打ち
厳しいシーン
- 45mm超の長いビスを使う
- ウッドデッキ施工(大量ビス打ち)• ハードウッドへのビス打ち•
- 構造材の組立(高トルク必要)
- ボルト・ナットの本締め
- 一日中ビス打ち続ける現場
よくある質問(Q&A)
Q1. TD021DとTD022D、どっちを買うべき?
A. 迷わずTD022Dをオススメします。トルク14%UP、バッテリ容量1.5倍、充電時間40%短縮と全面的に進化しています。
価格差もほとんどないので、今から買うなら現行のTD022D一択です。
Q2. マキタのクリーナーとバッテリは共用できる?
A. はい、できます。7.2VのCL072Dなどと共用可能です。バッテリを複数の工具で使い回せるのはマキタの大きなメリットです。
Q3. HiKOKI WH7DLとの違いは?
A. スペックはほぼ同等ですが、最大の違いは操作方式。TD022Dはレバー式、WH7DLはトリガー式です。18Vインパクトと同じ操作感がいいならWH7DL、ワンアクション正逆切替に魅力を感じるならTD022Dです。バッテリ汎用性はマキタの方が優れています。
Q4. 電気工事士として現場で使える?
A. もちろん使えます。むしろ電気工事士にとっては必須アイテムと言っていいレベル。分電盤内や盤内配線作業では、18Vインパクトより重宝する場面が多いです。
まとめ

マキタの7.2Vペンインパクトドライバ『TD022D』は、狭所作業や軽作業のスペシャリスト。
550gの超軽量ボディ × 25N・mトルク × ワンアクション正逆切替
この組み合わせが、電気工事士・設備屋・エアコン業者など多くの職人さんに支持されている理由です。
こんな方にオススメ♪
- 電気工事・設備工事で分電盤や制御盤内の作業が多い
- 18Vインパクトのサブ機・セカンド機を探している
- マキタ7.2Vバッテリを他の工具(クリーナーなど)と共用したい
- 軽くてコンパクトなインパクトで腰袋に入れて持ち運びたい
18Vインパクトとの使い分けで、作業効率が大幅に上がること間違いなしです。
別の機種が良さそうな方
- 45mm超の長いコーススレッドを多用する
⇒10.8V「TD110D」等の通常のインパクトを検討 - 普通のインパクトと同じトリガー操作がいい
⇒HiKOKI「FWH7DL」がオススメ