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業界最高クラスのハイパワー【HiKOKI‐36V_DS36DC(NN/2XPSZ)_ドライバドリル評価レビュー】

今回ご紹介するのはHiKOKIの36Vドライバドリル『DS36DC』。

2022年11月に登場し、他機種を凌駕するパワーを有し、さらに使いやすさを追求

HiKOKIの36VらしくBluetoothにも対応しており、自分好みにカスタマイズも可能。

そんなフラグシップモデル『DS36DC』についてレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • 価格は厭わん!とにかくパワーをくれ!!
  • 自分で回転数等のカスタマイズをしてみたい
  • サイドハンドルが使いにくいと思ったことがある。

別の機種が良さそうな方

  • 特に自分でカスタマイズしたいとは思わない。
    ⇒HiKOKI18V「DS18DC
  • HiKOKIじゃなくてマキタちょうだい。
    ⇒makita 40Vmax「DF001G

DS36DCのラインナップ

DS36DC』のラインナップは2種類。

本体のみの(NN)とBluetooth対応バッテリでフルセットなった(2XPSZ)があります。

DS36DC(NN):本体のみ

本体色
バッテリー
充電器
収納ケース
その他付属品サイドハンドル、No.2(+)ビット

DS36DC(2XPSZ):フルセット

本体色
バッテリー2.5Ah×2個
充電器付属
収納ケースハードケース
その他付属品サイドハンドル、No.2(+)ビット

DS36DCの価格帯

定価Amazon価格
(2023年10月時点)
DS36DC(NN)
※本体のみ
49,000円33,720円
DS36DC(2XPSZ)
※フルセット
92,500円69,135円
DS36DA(NN)
※本体のみ
40,800円35,084円
DS36DA(NN)
※フルセット
85,600円53,600円
DF001GZ
※本体のみ
44,100円31,000円
DF001GRDX
※フルセット
103,500円65,600円

ドライバドリルのフラグシップモデルだけあって、本体のみでも余裕の3万円超

旧型(DS36DA)と比較すると、本体のみの場合、定価で見ると新型機の方が高くなってますが、実通販価格では逆転現象が起きてます。

既にバッテリ持ってるなら『DS36DC』一択ですね

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フルセットの場合は旧型の方が1.5万円近くお安くなっており、別に多少スペック落ちても構わないのであればDS36DAを選択する方が賢明かなと

なおマキタのライバル機「DF001G」よりも実販売価格では数千円高い傾向。

基本的にはバッテリプラットフォームに合わせて機種選択されるかと思いますが一応、参考データとしてマキタの情報も入れておきます。

期間限定でセール商品になってることも☆

DS36DCの外観とサイズ・重量

外観・基本スペック

今回購入したのは『DS36DC(2XPSZ)』。Amazonで約69,000円。。。

ケースは従来のDS36DAと比較して結構コンパクトになってて、持ち運びしやすくなってます。

DS36DC(2XPSZ)の内容

DS36DC(2XPSZ)のセット内容

  • ドライバドリル本体
  • バッテリー(BSL36A18BX)×2個
  • 充電器(UC18YDL2)
  • サイドハンドル
  • 取扱説明書 (PDF版:HiKOKI公式HP)

本モデルからインナーケースが採用されており、収納しやすく、また持ち運び時に中で工具やらバッテリーやらがガチャガチャすることもなくなってます。

従来モデル(DS36DA)ではケースに簡単な仕切り板があるだけでしたからね。

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バッテリー取り付け時。

従来モデル(DS36DA)よりヘッド長が小さく(-19mm)なっており、だいぶすっきりした印象。

ハンドルが大幅に改良

グリップの取り付けは従来までのねじ込みタイプではなく、マキタのドライバドリルと同様にヘッドに通して締めこむタイプに変更されてます。

ただ、マキタと大きく異なるのはグリップの取り付け角度調整が可能な点。

全部で11段階、作業環境に合わせて調整可能です。

また、ハンドル長すぎて、、、との声も聞こえてきていた従来機よりも持ち手1個分ほどハンドルが短くなっており、ハンドル使用時の取り回しも向上してます。

ただ、ハンドルの固定方式が変わったことで、ヘッドのリング部分に固定跡が。

マキタ(同じ固定方法)使ってる人の中で、「コレ、気になる」という方もいらっしゃるので、キレイに傷つけずに使いたい人にとってはややデメリット。

ドライバドリル最重量級

重さはサイドハンドル無しの場合で2.5kg超え。

なかなかの重量級ですな

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マキタ・HiKOKIのドライバドリルの中でトップクラスの超重量級

重さに関しては従来機(DS36DA)よりも0.2kgほど重たくなってます。

これに更にサイドハンドルを取り付けると

バッテリ、サイドハンドル取付時の重さは約2.8kg。

ただ、結局サイドハンドルを取り付けてしまえば、両手で持つことになるので、2.8kgと決して軽くはないですが、そんなに重たくもないといったところが実際に使ってみた感想です。

動作音も重量級

https://youtu.be/G2Mgn3n6Jk4

空転時の騒音値は94dB程度。※当ブログ調べ

電動ドライバドリルの中でもこれまた最上級クラス。

使用場所や時間帯には気をつける必要ありですね。

できれば静かな方がいいんですけどね。

ode

搭載機能

振り回され時の停止機能で安全性向上

出典:マルチボルト(36V)コードレスドライバドリル:DS36DC (hikoki-powertools.jp)

人の手では抗えないほどのハイパワーを有しているがゆえ、安全性にも注意は必要。

ということで、機体が振り回された時にモーターが自動停止するリアクティブフォースコントロール機能を搭載

内蔵してあるジャイロセンサーが所定の角度を検出すると機能が働く仕組みとのこと。

もちろん完璧に安全性を確保できる訳ではないので、正しい取り扱いを。

アプリで自分好みにカスタマイズ

BSL36A18BXなどのBluetooth対応バッテリーを使用すれば、スマホアプリから回転数などのカスタマイズが可能

カスタマイズ可能項目

  • 無負荷スピード調整
    →最低回転数、最高回転数
  • LED点灯時間

マキタ(インパクト:TD002G)でも同じようにスマホアプリから回転数などのカスタマイズが可能となってますが、マキタの場合、専用アダプタ(ADP11)を追加購入する必要ありで、またこのアダプタがなかなかのお値段(約1万円)。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

HiKOKIの場合、Bluetooth対応の有無でもバッテリの値段はほとんど一緒。

※なんなら、Bluetooth対応バッテリの方が安いことも。(この記事執筆時点ではBSL36A18X:15,400円、BSL36A18BX(Bluetooth対応):15,100円)

スマホアプリでのカスタマイズに魅力を感じる場合はHiKOKIで初めからBluetooth対応バッテリーを購入する方がお財布的にはベストチョイスです。

IP規格には未対応

意外だったのはIP規格未対応であった点。

当然ながら対応している物と思ってたもんで、見落とすところでした。

36Vシリーズのインパクト(WH36DC)やらはIP56対応してるんで、粉塵・屋外の過酷環境下でもある程度安心して使えるわけですが、『DS36DC』は非対応。

マキタのAPTみたいにIP規格まではいかないけど独自で、と同じくらいの防水・防塵性能は有していると勝手に思ってますが、取り扱いには注意しておいた方が安心ですね。

実際に使ってみた感想

コーススレッド (木材:SPF材)
Φ4.2×65mm ◎(余裕)
Φ4.8×90mm ◎(余裕)
コーチスクリュー (木材:杉材)
Φ6×75mm ◎(余裕)
Φ9×75mm ◎(余裕)
ドリル穴あけ (木材:SPF材)
Φ21mm ◎(余裕)
Φ36mm ◎(余裕)
ホールソー穴あけ (木材:コンパネ)
Φ65mm ◎(余裕)

現ラインナップ内最大トルク機種

DS36DC』の最大トルク値は155N・m。

マキタ・HiKOKI内の現ラインナップ(2023年10月時点)で最上位機種となってます。

穴あけ作業はストレスフリーで、大口径の穴でもゴリゴリあけちゃいます

出典:マルチボルト(36V)コードレスドライバドリル:DS36DC (hikoki-powertools.jp)

従来機(DS36DA)と比較して穴あけ速度も1.1倍に。

なってますが、このぐらいならまぁ、誤差範囲内との気がしないでもないですが、スペックUPしてるのは間違いないです。

DS36DAよりも断然取り回しすい

従来機と比べ全長がコンパクトになっており、また前段で紹介した通りサイドハンドルの長さも短くなっており、結果、取り回しが非常に向上していると感じます。

元々DS36DAではハンドル長すぎとの声も聞こえてきていた中で、しっかりとユーザーの声を反映させたHiKOKIさん。さすがですね。

クラッチは使い慣れたメカ式

クラッチ機構は今まで通りのメカ式を採用。

マキタの40Vmax「DF001G」では電子式を採用しており、2大勢力の中で大きな違いになってます。

電子式の方がより細かく(DF001Gでは40段)トルク値の設定ができますが、そこまで細かく設定する人ってそんなにいるのか?が正直なところ。

実際に使う分で気になるは操作感ぐらいで、この辺りは好みになるのかなと思います。

ode

個人的にはメカ式の機械音が好きなので、メカ式派です。

DS36DCのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

マキタ・HiKOKI内でのトップを誇るハイパワー
価格が。。。本体のみでも3万超
全長・ハンドルのコンパクト化で取り回し良し 動作音もトップクラス
RFC機能搭載で安全性も向上 IP対応でない

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『DS36DC』をオススメできる人と他機種の方が良さような人はというと。

こんな方にオススメ♪

  • 価格は厭わん!とにかくパワーをくれ!!
  • 自分で回転数等のカスタマイズをしてみたい
  • サイドハンドルが使いにくいと思ったことがある。

別の機種が良さそうな方

  • 特に自分でカスタマイズしたいとは思わない。
    ⇒HiKOKI18V「DS18DC
  • HiKOKIじゃなくてマキタちょうだい。
    ⇒makita 40Vmax「DF001G

まとめ

ということで今回は『DS36DC』をレビューしました。

業界トップのパワーを有し、従来機よりもコンパクト化で取り回しも向上。

これ以上ない機種となってますが、手に入れるかどうかはやはりお財布と相談が必要になるかと。

スマホアプリと連携して自分好みにカスタマイズも可能となっており、一度手に入れてしまうと手放したくない愛しの愛機となること間違いなしです。

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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