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【TD138Dレビュー】カラーバリエーション豊富なベーシック機種_マキタ14.4Vインパクトドライバー

今回ご紹介するのはマキタの14.4Vインパクトドライバ『TD138D』。

14.4Vのミドルエンドモデルでカラーバリエーション豊富な遊び心あり。

モード設定等の便利機能はありませんが、APT(防塵・防滴)搭載で過酷な現場環境からも守り抜いてくれるハマる人にはハマる機種。

ただ気になる点は、14.4Vということ

今回はそんな『TD138D』についてレビューしていきます。

こんな方にオススメ♪

  • 既に14.4Vバッテリを持っている
  • 機能にはそこまでこだわらない
  • 屋外や粉塵の多い場所での作業が多い

別の機種が良さそうな方

  • 今からバッテリも含めて購入する予定
    ⇒マキタ18V「TD149」
  • 14.4Vを既に使用中かつ機能面でもこだわりたい
    ⇒マキタ14.4V「TD162D」

TD138Dのラインナップ

TD138D』のラインナップにおける特徴は全5色におよぶカラーバリエーションの多さ。

自分好みで選ぶのが良いのはもちろん、お仕事で他の人と混同しないよう管理のために色分けしておくにも便利です。

型名の最後のアルファベットが色を表してます。標準色の青(マキタブルー)はアルファベット無しです。

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本体色はおいといて、単体・セット品としてのラインナップは2種類で、本体のみの『TD138DZ*』、3.0Ahバッテリ・充電器が付属した『TD138DRFX*』となってます。(*には色を示すアルファベットが入ります)

TD138DZ*:本体のみ

本体色青/黒/白/ライム/ピンク
バッテリー無し
充電器無し
収納ケース無し
その他付属品No.2(+)ビット、フック

TD138DRFX*:バッテリー2個(ハードケース)

本体色青/黒/白/ライム/ピンク
バッテリー3.0A×2個
充電器付属
収納ケースハードケース
その他付属品No.2(+)ビット、フック

TD138Dの価格帯

ラインナップ定価Amazon価格
(2023年11月現在)
TD138DZ
(本体のみ)
16,600円12,010円
TD138DRFX
(3.0Ahバッテリ×2個)
54,500円37,200円
TD162DZ
(本体のみ)
24,100円16,700円
TD149DZ
(本体のみ)
18,000円12,700円

タイミング次第でいくらかは変動しますが、本体のみ(TD138DZ)であれば大体12,000円前後、3.0Ahバッテリ×2個付き(TD138DRFX)であれば大体37,000円前後で購入可能。

なお、上位機種の「TD162D」と比べると実販価格で5,000円ほどの差となっており、どちらの機種を選択するかは機能面含めてしっかりと検討したいところ。

18Vでほぼ同スペックの「TD149D」であれば価格差は数百円レベルなので、ご自身のバッテリプラットフォームで選んでいただければと思います。

色によって価格差があることもしばしば

型名Amazon価格
TD138DRFX32,000円
TD138DRFXB37,200円
TD138DRFXW37,700円
TD138DRFXLライム37,200円
TD138DRFXPピンク37,200円

タイミングによってまちまちですが、色によって価格が大きく異なっていることもしばしば

上の表は本ブログ執筆時点でのAmazon価格ですが、最安値「青(32,000円)」と最高値「白(37,700円)」では5,000円以上の差。

色にこだわりが無いのであれば、その時の最安値で購入するってのもありです。

期間限定でセール商品になってることも☆

TD138Dの外観とサイズ・重量

外観・基本スペック

購入したのは『TD138DZB』。。。だと思っていたら、ケース付きでした。

楽天で購入したんですが、商品画像ではTD138D単体のみだったので、てっきりTD138DZだと思ってましたが、よく読むと商品説明欄にケース付き※セットバラシ品、と書いてました。

商品説明欄はちゃんと読んでから購入しましょう。

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バッテリーを取り付けてみたときの姿。この時装着しているバッテリは6.0Ah(BL1460B)。

セット品(TD138DRFX)についているのは3.0Ah(BL1430)ですがバッテリのサイズは3.0Ahと6.0Ahでほとんど変わらないので同じぐらいとみてもらってOKです。

6.0Ahバッテリ取り付け時で重さが約1.5kg。

1.5ℓペットボトルとほぼほぼ同じ重さではあるんですが、ペットボトルほど重たく感じないのは、グリップがあって重心に近い位置で持つからでしょうか。

ちょっと人間工学、学びたい

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各種機能

機能内容
モード設定非対応
ビットワンタッチ取り付け非対応
防水・防塵APT
Bluetooth通信非対応

14.4Vのベーシック機種であり、価格も抑えられている反面、機能面に関しては潤沢とは言えないです。

モード切替無しなので力加減はトリガー操作一本、ブラシモータなのでブラシ交換などのメンテの必要もあります。

ただ、APT機能(マキタ独自の防滴・防塵性能)は有してくれており、過酷な現場でもガシガシ使える一品

屋外で雨に打たれる可能性がある、切削くずやチリ・ホコリの多い環境での作業が多い時には是非とも欲しい機能を搭載してくれてます。

コチラの記事でAPTについて解説してます

ヘッド下部にLEDを搭載しており、暗がりでの作業や暗くなりがちな手元を照らしてくれます。

ただ上位機種の様にライト代わりとして使うには物足りないので、あくまでも補助的な扱いである点はご注意です。

他機種との比較

上位電圧18Vの類似機種「TD149D」と比較してみます。

TD149DTD138D
モータブラシモータブラシモータ
最大トルク値165N・m160N・m
最大回転数2,300回転/分2,400回転/分
最大打撃数3,200回/分3,200回/分
モード切替無し無し
防塵・防水APT搭載APT搭載
その他機能LEDLED

14.4Vの『TD138D』、18VのTD149D、電圧こそ違えどスペックはほぼ同じ

若干TD149D(18V)の方が最大トルク値は高いですがほぼ誤差範囲内で同じとみても大丈夫そうです。

外観はバッテリを外してしまえばどっちがどっちやら?で、狙ったわけではないですが色違いにしておいてよかったレベルで違いが分からんとです。

本体のカラーバリエーションも同じでどちらも5色。

以上より、ご自身のお手持ちバッテリでどちらを選ぶかは決めてもらってOK

なお、今からバッテリ含めて揃えていくのであれば14.4Vは衰退の流れが強く、今後の新製品が期待できないので断然18Vをオススメします。

実際に使ってみる

コーススレッドやらピアスビスやら試し打ち

モード設定が無いので力加減はトリガーの引き具合で調整が必要。

インパクトを使い慣れてる方からすれば当たり前ですが、初心者としてはやや慣れが必要です。

コーススレッド120mmのビス打ち速さ

当ブログでは120mmのコーススレッドのビス打ち速さで各機種を比較。

※木材硬さの違いや、トリガーの引き方の微妙な違い等の条件で誤差は多少あるかと思いますが、参考までに。

コーススレッド120mmを1本打つのに大体4秒弱。

上位のTD162Dと打ち比べてしまうと、確かに『TD138D』の方が遅いなと感じてしまうのは事実ですが、それでも1秒も差はない。

仮に1秒の差があったとして100本打っても、作業時間は2分も変わらない。

作業スピードに関して、「打ち比べなければ」特に気にならないと思います。

TD138Dのメリット・デメリット

というわけで、情報をまとめると。。。

メリット デメリット

14.4Vプロ用インパクトの中で最安
モード設定が無いので調整はトリガー操作一本
トルク値160N・mで 比べてしまうと上位機種より作業スピードは遅く感じる
防塵・防滴機能「APT」搭載で過酷な現場にも耐える 将来性が見込めない14.4V

というわけで、冒頭にも記載してましたが、『TD138D』をオススメできる人は

こんな方にオススメ♪

  • 既に14.4Vバッテリを持っている
  • 機能にはそこまでこだわらない
  • 屋外や粉塵の多い場所での作業が多い

別の機種が良さそうな方

  • 今からバッテリも含めて購入する予定
    ⇒マキタ18V「TD149」
  • 14.4Vを既に使用中かつ機能面でもこだわりたい
    ⇒マキタ14.4V「TD162D」

まとめ

ということで今回は『TD138D』をレビューしました。

カラーバリエーション豊富で、自分好みの色を選択すればより愛着の湧きやすい一品。

APT機能も搭載しており過酷な現場でも安心して使えますが、あくまでも14.4V

ご自身のバッテリプラットフォームとよくご相談を。

では。みなさんが自分に合った電動工具に出会えることを願って。

  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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