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マキタ SC103D 充電式全ねじカッタをレビュー|最軽量2.8kg、上向き作業を変える救世主_SC103DZK,SC103DSMX

「全ねじカッタを使いたいけど、重くて天井作業がきつい…」

そう感じているなら、マキタ『SC103D』はかなり有力な選択肢です。

SC103D』は10.8V CXTバッテリーで動く全ねじカッタ。

マキタ・HiKOKIの全ネジカッタの中で最軽量の2.8kgを実現しており、上向き・天井裏作業での腕への負担が他機種と比べて体感できるレベルで違います。

この記事では、『SC103D』を実機購入して検証した上で、スペック・使用感・「SC102D」・「CL18DA」との比較をまとめます。

「10.8Vで本当に使えるのか」「18Vとどう違うのか」を判断する材料としてお役立てください。

こんな方にオススメ♪

  • マキタ10.8V CXTバッテリーをすでに持っている。
  • 上向き・天井裏作業が中心で、とにかく軽さを優先したい人。
  • フルセット¥55,000〜58,000で、3機種中最安で導入したい人。

別の機種が良さそうな方

  • W1/2・M12の太径全ねじを切る場面がある人。
    ⇒HiKOKI 18V「CL18DA」へ
  • マキタ18Vで統一していて、10.8Vバッテリーを増やしたくない人。
    ⇒マキタ18V「SC102D」へ
  • コレクトボックスによる安全対策を重視する人。
    ⇒HiKOKI 18V「CL18DA」 へ

ラインナップと価格

型番内容定価(税別)実勢価格(税込)
SC103DZK本体+マックパックケース¥63,000¥44,603
SC103DSMX本体+BL1040B×2+DC10SA+マックパックケース¥84,400¥55,778
※実勢価格は2026年2月22日時点。時期・ショップにより変動します。

SC103DZK:本体+ケース

SC103DZK内容

  • 全ネジカッター本体
  • W3/8用カッタ(本体装着済み)
  • スケール
  • 六角スパナ
  • システムケース

SC103DSMX:フルセット

SC103DSMX内容

  • 全ネジカッター本体
  • バッテリ:BL1040B×2個
  • 充電器:DC10SA
  • W3/8用カッタ(本体装着済み)
  • スケール
  • 六角スパナ
  • システムケース

外観とスペック

基本スペック

項目スペック
電圧10.8V CXT
モーターブラシレス
最大切断能力(軟鋼)W3/8・M10
最大切断能力(ステンレス)W3/8・M8・M6
最小切断長さ20mm
1充電作業量(W3/8 軟鋼)約700本(BL1040B使用時)
1充電作業量(W3/8 ステンレス)約550本(BL1040B使用時)
質量2.8kg(バッテリー装着時)
寸法180 × 107 × 289mm

マキタ・HiKOKIの全ネジカッターで最軽量の2.8kgが『SC103D』の最大の強み。

SC102D」・「CL18DA」はいずれも3.2kgで、400gの差は上向き作業の累積疲労に確実に影響します。

各部の使い勝手

ブレード部・切断機構

ブレードには「3/8」の刻印があり、装着サイズが一目で確認できます。

ブレード交換


刃の交換は付属の六角レンチでボルトを緩めるだけ。

六角レンチは本体に付属してるので現場でもスムーズに対応。

操作部:トリガーと切断-逆転スイッチ

「切断・ロック・逆転」の3ポジションスイッチをグリップ近くに配置。

アイコン+テキスト表示で視認しやすく、切断中にブレードが噛んでも逆転で脱出できます。

電動ブレーキ搭載でトリガーを離すと即停止します。

フック

折りたたみ式フック標準装備。単管やワイヤーへの引っ掛けに対応し、高所作業での一時置きが可能。

SC102D」・「CL18DA」も同様に装備しています。

トリマ(バリ取り)

SC103D』にトリマは付属しません。バリ取りが必要な場合は別途購入が必要

これは「SC102D」も同様で、「CL18DA」のみW3/8トリマが標準付属しています。

自立について

SC103D』は、重心の関係でバッテリを下にして自立することができません。※「SC102D」は可能。

切断して、一時的に机や床に置こうとしても下の画像みたいに倒して置くか、ごろんと寝かせるか。

パネル面を下にして置くってのもあるんですが、スケールを取り付けたままだと不可。

置くたびにちょっと気を使うのはややストレス。

後発のSC103Dの方であえてバッテリの取付方向を変えたのは何か理由があってなのかな。。。そこまで自立気にする人いないとか。

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実際に切断してみる

床置き切断

床置きで切断する場合、カバーを全ねじの支えとして活用可能

安定した状態でスパッと切れるため、切断精度も確保しやすい。

最小切断長さ20mmで短尺切断にも安心して使えます。

天井向き切断(上向き作業)

SC103D』の最も得意とするシーン。

2.8kgという軽さは、上向き作業でこそ真価を発揮します。

18V機種(3.2kg)との400g差は、1日数十本〜数百本の上向き切断を繰り返す現場では累積疲労の差として体に出てきます。

他機種との比較

※SC103D・SC102DはZKでケース付き価格。CL18DAはNNでケースなしだが替刃が1個プラスで付属した価格。条件が異なる点に注意。

SC103D vs マキタ SC102D:マキタ内の棲み分け

項目SC103DSC102D
質量2.8kg3.2kg
電圧10.8V CXT18V / 14.4V LXT
最大切断能力(軟鋼)W3/8・M10W3/8・M10
最小切断長さ(公式)20mm20mm
1充電作業量(W3/8 軟鋼)約700本約1,600本
1充電作業量(W3/8 ステンレス)約550本約1,500本
14.4Vバッテリー対応×
コレクトボックスなしなし
トリマ別売別売
実勢価格(税込)
※本体のみ
¥44,603¥45,436
実勢価格(税込)
※フルセット
¥55,700〜58,000¥82,000〜85,000
発売年2019年2018年

フルセットで比較するとSC103DSMX(約¥55,700〜58,000)はSC102DRGX(約¥82,000〜85,000)より約¥25,000安く、3機種中最もフルセットが安い

単純に10.8Vバッテリでバッテリ自体の単価が安いってとこです。

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切断能力と最小切断長さは同じ。差はバッテリープラットフォームと1充電作業量、そして重さ。

選び方としては

  • 1日の切断量はそこまでない + 上向き作業中心 → 『SC103D
  • 一日に大量切断 + マキタ18V統一 → 「SC102D

というところです。

SC103D vs HiKOKI CL18DA:コンセプトの違い

SC103DにあるものCL18DAにあるもの
2.8kgの最軽量ボディW1/2・M12の太径対応
最小切断長さ20mmコレクトボックス標準付属
ケース付き(ZK)で実勢¥44,603W3/8トリマ+本体収納ホルダー
フルセット実勢¥55,700〜58,000W1/2替刃(実売約¥6,000)標準付属
10.8V CXTの小型バッテリー18V/マルチボルトプラットフォーム

「W3/8以下しか切らない・軽さ最優先・CXTバッテリーを活かす」なら『SC103D

「W1/2も切る・コレクトボックスが欲しい・HiKOKI18Vで統一」なら「CL18DA」という、明確な棲み分けです。

メリット・デメリット

メリット デメリット

3機種中最軽量2.8kg。上向き作業の疲労を軽減
1充電700本は3機種中最少
フルセット実勢¥55,700〜58,000で3機種最安 W1/2・M12の太径に非対応
本体のみ実勢¥44,603も3機種最安 10.8V CXTの対応工具が18Vより少ない

ということで、冒頭にも記載しましたが『SC103D』をオススメできる人は

こんな方にオススメ♪

  • マキタ10.8V CXTバッテリーをすでに持っている。
  • 上向き・天井裏作業が中心で、とにかく軽さを優先したい人。
  • フルセット¥55,000〜58,000で、3機種中最安で導入したい人。

別の機種が良さそうな方

  • W1/2・M12の太径全ねじを切る場面がある人。
    ⇒HiKOKI 18V「CL18DA」 へ
  • マキタ18Vで統一していて、10.8Vバッテリーを増やしたくない人。
    ⇒マキタ18V「SC102D」へ
  • コレクトボックスによる安全対策を重視する人。
    ⇒HiKOKI 18V「CL18DA」 へ

まとめ

SC103D』はマキタ10.8V CXTバッテリーを持っていて、上向き・天井裏作業が中心の方に最もフィットする機種です。

3機種中最軽量の2.8kg、フルセット実勢¥55,700〜58,000という3つの強みが揃っています。W3/8を上向き切断するなら、『SC103D』が最もコストパフォーマンスの高い選択です。

W3/8を大量に切る・マキタ18Vで統一したいなら「SC102D」、W1/2も切りたい・コレクトボックスが欲しいなら HiKOKI 「CL18DA」をあわせて検討してください。

関連機器

10.8Vスライドバッテリ

BL1050B:5.0Ah

BL1040B:4.0Ah

BL1020B:2.0Ah

BL1015:1.5Ah

スライド10.8V充電器

DC10SA ⇒ BL1040B:フル充電60分

DC10WC ⇒ BL1040B:フル充電130分


  • この記事を書いた人

ode

主にマキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)の電動工具をひたすらに買いレビューするという、アタオカな30代。 元々は電動工具ってどれ選んだらいいねん!と自分が毎回悩んでいたことから始めてみた、レビューブログ。 少しでも皆さんの工具選びの参考になれば幸いです。 元マキタ信者。今はHiKOKIのマルチボルトの魅力に触れ絶賛二股中。

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